世間話

ここでは、世間話 に関する情報を紹介しています。
夕食のメインおかずはキュウリだ。
昨日収穫した20本の中から、なるべく大きいのを3本選んで細切りにする。
ボールに一杯のキュウリにポン酢を掛ける。
料理名は『七色キュウリ』だ。
焼いたアゲや、カニカマ、ハムなどをキュウリと合わせていただく。

ドカドカ食べていくと底の方には謎のスープが溜まっている。
ポン酢だけの量ではない。
つまりこれだけの水分がキュウリに含まれているのだ。
キュウリダイエットになればいいが。


さて、食卓には私専用の箸置きが用意されている。
大の字になった猫の『ニャンたる箸置き』だ。
なのに、育ちがいいせいだろうか、つい食器の上に箸を橋のように渡してしまう。
自分用の小鉢があるときならばそれでもいいが、今日の器はボールだけ。
それでもそのボールの上に箸を置いてしまうのだ。

ぽちゃん。

しまった、箸が落ちた。
箸が落ちて「しまった」と思う時は、持つ方が落ちた時だ。
あれは『箸の先』に対して『根元』でいいのだろうか。
『上』か『手元』か『軸』か、なんと呼んだらいいかわからないが、
ともかく食べ物をつかまない方が落ちたのだ。

この時のダメージは、ラーメン食べててレンゲが沈んだ時に匹敵する。
ただ、レンゲの場合はまだ箸が残っているが、
わが家での夕食時の箸は、唯一無二の食事道具だ。
このままでは栄養が不足してしまう。

どうしたらいいか。
まずは箸を拾い上げることだ。
そこまでは誰でもわかる。
問題は、箸の“普段食物に触れない部分”に着いた水分だ。
そのまま使おうとすれば、引力によって水分が手の位置まで垂れてくる。

一番手っ取り早いのは「ちゅっ」と口で吸うことだ。
これには抵抗がある。
なぜなら、ここは普段食べ物だけでなく口も触れないところだからだ。
口が触れないところだとわかっていながら口をもっていけるだろうか。

ティッシュで拭く、という手もある。
しかし、私が箸をティッシュで拭くとしたら、それは箱から顔を出していた一枚だ。
なんの対策も施されずに外気に晒されていた部分だ。
そんなところで食べ物に関わる道具を拭けるだろうか。

箸を洗うのもいいかもしれない。
だが、それでは箸全体が濡れてしまう。
部分的に濡れてしまったものをどうするか悩んでいて、
全体を濡らしてしまうなど本末転倒ではないか。

ならば箸を替えるか。
この箸は一応ちづるとおそろいの夫婦箸だ。
一方が違う箸を使っているとなると、何か問題が起こったと勘違いされるかもしれない。
じゃあ、二人そろって箸を替えるか。
そんな無意味に洗い物を増やすわけにはいかない。


と、いろいろ案を出して水増し疑惑がささやかれているが、
実は、最初に書いた通り、口で「ちゅっ」と吸っているのだ。
どうして、などと訊ねてはいけない。
もう考える間もなく、その瞬間に「ちゅっ」とやってしまう。
条件反射なのだ。





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手を使え、いやまず確かめろ
私は会社でひもじい思いをしている。
お昼が魚肉ソーセージとコーンフレークだけだからだ。
たまに買い置きを切らしていてカレーパンなんかがある日はウキウキだ。
しかし、辛いのは無いということではない。
買いに行けない地理的条件だ。

一番近くのコンビニは、自転車で5分ぐらいかかる。
自動販売機でも、ちょっと仕事時間中に行くのはためらう距離だ。
会社にいる間の食生活は出勤時に決まってしまうのだ。
だから、何かいただき物をしたときはとてもうれしい。

一番多いのがおみやげだ。
女子はよく旅行に行くらしく、ときどき地方色豊かなお菓子をもらう。

「おみやげです」

「ありがとう。サクサクサク」

私はもらったらすぐ食べてしまうことにしている。
誰かに取られるかもしれないからだ。
ということは、たいてい朝一で無くなってしまうことになる。
だからできたら十時や三時にいただきたい。


昨日、フォークリフトの影から外を見たら、Sちゃんが女性と話していた。
なにかノボリをたてた代車を押している。
ふたりが店に入って行った隙にノボリを読んでみた。

『ヒルナンデスで紹介された幻の生クリームパン』

おっ、これはステキだ。
こういう新しいものにウチの女性陣はすぐ食いつく。
うまくいけば、店長の奥さんからおすそ分けがもらえるだろう。
女性が去って行ったのでSちゃんに探りを入れてみた。

「今の人はSちゃんの知り合い? クリームパン売り?」

「訪問販売です。すごくおいしそうだったんだけど
 口数多子さんが、メガドンキで百円安く売ってたって言うのでやめました」

口数多子め。


さて、このSちゃんのおばあちゃんもいろんなものを持ってきてくれる。
Sちゃんがお昼を食べに行ったりしてるから、家が近いらしい。
旅行のおみやげや、自分で作っている野菜なんかを、
「会社の人にあげなさい」といって大量にくれるのだ。

柿やリンゴなどの果物はその場で食べられるのでありがたい。
何度かいただいたことがあったので、会社に果物ナイフを置くことにしたぐらいだ。
ダイコンやキュウリなどの私も作っている野菜は、他の人に譲ることにしている。

そのおばあちゃんが、この月曜に不思議なものをくれた。
白い紙で巻いて針金を付けたアジサイの花だ。
それをこの日にトイレにくくりつけておくと、シモの世話にならずに済むというらしい。
つまりは縁起物だ。

私の母はかなりの縁起かつぎだが、この話は聞いたことがない。
6月26日にアジサイをトイレにくくりつけるという風習。
社内ではその由来を知っている人はいなかった。
誰かご存じの方、教えてください。






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珍しく足のないキャラ
スキンヘッド3号にイエローカードが出た。
女子のおしりを触ったのだ。
以前からその傾向はあったのだが、ある日酔っぱらった勢いで女子に嫌われてしまった。
それをオーナーから注意されたらしい。

その3号が先日、早番を上がったMえをお好み焼きに誘っていた。
私はSP役としてMえに声をかけられたのだが、とてもお好み焼きは食べられない。
もっと軽い物ならという話になったのだが、3号は譲らない。
ポイントを溜めているし、その店が自宅に近いのでそのまま送ってほしいのだ。
しかし、結局Mえは首を縦に振らず、3号はとぼとぼと一人で帰って行った。

ここで3号もこう思っていたはずだ。
こみと二人きりで公民館に行くMえが、どうして自分と二人でお好み焼きに行かないのか。
おしりを触ったからだ。
女子は、女子のおしりを触る人とはなかなか二人きりになりたがらない。
それほどおしり触りの罪は重いのだ。


この状況に触る派の男子どもは口をそろえてこう言うだろう。
「減るもんじゃなし」
むしろ減るのなら触って欲しいという女子もいるかもしれない。
問題は触ることではないのだ。

例えば、女子が女子のおしりを触ったとして嫌がられるだろうか。
あるいはロボットのアームだったら問題になるだろうか。
つまり、おしりを触る行為自体は、痛いとかかゆくなるといった実害はないのだ。
では、どうして女子はおしりを触られることをあれほどまでに嫌がるのか。

私は女子ではないので想像するしかないのだが、一つの推論を持っている。
女子は、おしりを触られているところを人に見られたくないのではないか。
「あの人、おしり触られてる」と言われるのが恥ずかしいのではないか。
なぜならそれは『おしりを触ってもいいと判断されている人』と思われるからだ。


では、どんなシチュエーションでも男子は女子のおしりを触ってはいけないのか。
実はたった一つ、それが許される状況がある、と私は思っている。
それはモテ男。
そいつが現れると店中の女子が浮足立つような色男だ。

「しばらく来てくれなかったじゃないの、いじわる」

「ふふ、ちょっとな」

ってな感じでやってきた男が、落ち着いた頃一人のおしりに一度だけスッと触れる。
数人にとか、何度もやってはいけない。
触られた女子は「いやん、エッチ」とか言って、ぺちんと叩いたりして、
でも裏に行ったら、
「あの人に触られちゃった」とか言って、周りの女子に、
「あらいいわね、うらやましい」なんて妬まれちゃうのだ。

この場合だけ“おしりを触ってもいいと判断されたこと”がプラスに働く。
それは、アイドルからの特別扱いだからだ。

で、彼はちょっと飲んだらすぐお勘定をして、
「あらもう帰っちゃうの」
「まだ行っちゃイヤ」
となごりを惜しまれながら去っていく。
そういう男に私はなりたい。

何を言っとるのか、ワシは。






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生命すら感じない
世間は狭い、とはよく言われる言葉だ。
まったくの他人だと思っていた人が、思わぬところでつながっていたりする。
ましてや、居酒屋などという不特定多数が集まる場では、
意外な人間関係がある日突然明らかになって驚くことがある。


例1
スキンヘッド1号が、ウチの会社の近くに勤めていて、毎日前の道を通っていた。

例2
居酒屋の常連、Sやんがちづるの遠い親戚だった。

例3
スキンヘッド3号が声をかけた女の子が、会社のSちゃんの友達で、
私と3号の写真がインスタグラムにあげられていた。

例4
スキンヘッド3号が声をかけた女の子が、会社のSちゃんの友達で、
ウチの会社の裏のアパートに住んでいた。

このように、あの人とあの人がつながってるの?
と驚くようなことはよくあるものだ。
それにしても昨日は驚いた。


Mえはご両親が離婚されていて、母親の実家に住んでいる。
お父さんとは今でもラインや電話で仲良く話したりしているらしい。
昨日はお父さんが使う方言のことが話題になった。
お父さんの実家は、私の実家のある市のとある離島だ。
その島出身の同級生もたくさんいるので、聞けばわかるかもしれない。

お父さん情報を聞いていくと、興味深いことがわかってきた。
私より二つ年下。
私と同じ高校。
私と同じクラブ活動。

ん?
となると、私の後輩にあたるのではないか。

Mえはお父さんに電話して、私の名前を聞いてみる。
知っているという。
私は、弟にメールを送る。
弟は二つ年下で同じクラブだった。
知っていた。

なんということだ。
Mえは私の後輩の娘なのだ!

これがわかってMえは大笑い。
「お父さんの先輩に公民館で恋愛相談しとった~」

本当にうかつな事は言えない。
知り合いは身近にいる。






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なんのコードか
今日は焼き肉の日だ。
スキンヘッド1号が、とある焼き肉店のお食事券5千円分をゲットしたのだ。
タイミングよく会った私は一番に誘ってもらった。
メンバーをそろえて日にちを決めてくれることになった。
1号は、いつもの居酒屋ではこういうイベントのリーダー格なのだ。

次にいつもの居酒屋で会った時、二人で座敷に座るとすぐその話が始まった。
まず、肉好きのAりに話をしたら、即参加表明したらしい。
その店はおいしいと評判なので行ってみたかったのだそうだ。
そんなわけで、Aりが都合のいいこの日に行くことに決まった。

Aりが来るなら相棒のMえも呼ぶし、Kちゃんだけ呼ばないわけにはいかない。
そして1号と一番付き合いの長い2号で、男女3対3のベストメンバーが決まった。
それはとてもいいことなのだが、なんだか雰囲気がおかしいぞ。
というのも、こんなおいしい話はことが済むまで内緒のはずだ。
なのに1号は周りの人にも聞こえるように話している。


これを耳にした3号が、
「今度はどこに連れてってくれるんや」
と言い出した。
それに対し1号は「知らん」と突っぱねた。
これはあからさまな『あんたは誘わん宣言』ではないか。

3号と言えば有名な寂しがり屋だ。
以前、私が1号と二人で新しくできた網焼き屋に行ったとき、
「みんなで行ったらええやないかー」
とすねたものだ。
どうしてそんな人にわざわざ聞こえるように言ったのか。

これは、3号の言った「連れてってくれる」という言葉がよくないのだ。
1号は確かによく遊びに行く企画をし、幹事をしてくれているが、
「オレは幹事の係か」と怒っていることも多い。
私はその気持ちがわかるので1号の味方だ。
「誘ってくれ」と言っている人たちは、1号を誘ったことがあるのか。


以前、市内で有名な居酒屋が改装オープンした時、1号は5人ほどで行ったらしい。
それを聞いたある常連が「ワシも連れてって」と1号にお願いした。
この時も1号はあとで私に、
「行きたかったら勝手に行きゃいいやないか」
と怒っていた。

そりゃそうだ。
結局その常連の言っていることは、
「若い女の子も誘って、段取りが整ったら自分も呼んでほしい」
と言っているのと同じなのだ。
1号は雑用で自分はトノサマか。

大勢で行くときもあれば、こじんまりと行くときもある。
女の子が一緒に行くとなるとみんなもちろん行きたがるが、
そういう時に参加したければ、自分も企画したり誘ったりしなくてはならない。
それをしない人は準レギュラー扱いになってしまうのは当然だ。

ちなみに私は女子を誘う時は他の誰にも声をかけない。
女子が「あの人も呼ぼう」と言ったら賛成するだけだ。
なので一部のおっさんからは「コソコソ男」と呼ばれている。

しかし何が一番いけないって、
スキンヘッドグループが1号から4号まで独り者だということだ。
だからヒマだし寂しいのだ。
みんな奥さんを持つといいのだ。
そしたら行きたくない集まりの時は「奥さんが…」という言い訳もできるのだし。





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引くのか抜くのか