あなたの身の回りにこんな人はいませんか。
初めての場所に行って、
「ここ、なんかイヤ」
誰もいない空間に向かって、
「助けてあげられないの」
いっしょに歩いていると突然振り返って、
「ついてこないで!」
こういう怖い人はほったらかしにしよう。
最初から何もないのに何かを感じるというのは怖いことだ。
しかし、そういう能力がない人でも、似たようなことが起こる。
最初何かの体験があって、それが終わっても着いてくるような感じ。
たとえば、救急車とすれ違ったあと、
いつまでも遠くにサイレンの音が聞こえているような気がしたり、
地震のあと、なんでもないときに揺れているように感じたり。
そういう経験はないだろうか。
あの女の人は行ってしまったのに、いい香りが残ったり。
きのう食べたはずのニンニクの匂いを今日感じたり。
おっさんが過ぎたことをいつまでもくどくど言っているような気がしたり。
最近、そういう現象の新バージョンに悩まされている。
その元凶はケータイだ。
あのバイブ機能の感触が突然よみがえるのだ。
私は服装によってケータイを持つ場所が違う。
なのでそのときにより、胸だったりわき腹だったりふとももだったりで、
「ヴーン」と振動しているような錯覚が起きる。
もちろん、実際のケータイのバイブと比べるとかすかなものなのだが、
そのつど、ハッとしてしまう。
こういうことがちょくちょくあると、
実際に何かが振動しているのではないかと考えてしまう。
つまり、私はアンドロイドなのではないかと。
そういえば、思い当たる節がないでもない。
どうも下半身のバネが弱ってきているようなのだ。
ヒザの稼動部分も油が切れている気がする。
保存したはずの記憶が消えてたりするし、
消化、分解の機能も衰えている。
何よりも、起動に時間がかかるし反応が重くて・・・
妄想であるにもかかわらず、
最新機能を搭載していないワシ・・・

↑オネガイダカラくりっくシテネ
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固有名詞がすぐに頭に浮かばなくなっているし(^^ゞ
食べ物がやたらと歯間に挟まるし
そのうちに何でもないところで
つまずくようになるのかも・・・・(>_<)