10時前に畑に行った。
この日は〝耕す”とか〝畝を作る”などの大作業がないからちょっとのんびりしている。
先日蒔いたダイコンがきれいに発芽していて気分がいい。

まずはジャガイモの植え付けをしよう。
種イモは1袋だけで、ジャガイモを作るのは久しぶりだったので、ネットで検索してみた。
知りたかったのは大きな種芋を切った時の、切り口の処理の仕方だ。
ここで私はネットの情報過多に困惑する。
・切り口がコルク状になるまで干す。
・一週間ぐらい干す。
・一晩干す。
・30分ぐらい干す。
・干さずに草木灰などを付ける。
・干さないしなにも付けない。
・日光に当てて干す。
・陰干しする。
・秋のジャガイモは切らない。
このように人によって千差万別、どうやっても正解であり、間違いであるという感じだ。
なので、いつも車に積んである『野菜の育て方』を見てみた。
「種イモが大きい場合は切る」としか書いてない。
こういう時は、もちろん一番楽な方法を選ぶのだ。
というか、この段階で切ってないのだから、切ってすぐ植えるしかないのだ。
シシトウを片付けようかと思ったが、まだ花が咲いているし、どうせナスは残る。
なので隣の壁沿いの草取りをすることにした。
軍手をして、ただひたすら手で引っこ抜いていくのだ。
半分ぐらいまで進んだら、なんだか手の具合がおかしくなってきた。
なんだかねばつくような感じがする。
原因はすぐわかった。
ウチの地方では『ドロボウ』と呼ぶ、衣類にくっつく雑草の種だ。
それがあまりに大量に軍手にくっついたので、握った手が開かないぐらいになってしまったのだ。
ふと見ると服もズボンもえらいことになっている。

写真を撮ったのは、上着の種を取ってからで、案外つるつるしているズボンでもこのありさま。
長靴は平気なはずだが、ひもが団子状になってしまった。
下に脱ぎ捨ててある軍手は、脱いだ段階でひとかたまりになってしまい、復活はあきらめた。
なんという無駄な時間か。
そんな私は午後、実家の仏壇に線香を上げに行き、火が着いている間に庭のくさとりを、
と思ったおかげで、膝から下を大量の蚊の群れにさらしてしまうのであった。

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ふふふ、今日は頭部はツルツ(自粛)で大丈夫って絵になるんかなぁ、あ、しっかりついてる。
この類の絵が来ると思ったのになぁ、流石に花粉よりくっつき力が強力や。
http://blog-imgs-30.fc2.com/t/a/b/tabekube/s-110218kafun.jpg
(ちなみにこの絵は「つるつる」フォルダに収納されとると思っとったんやけど、「つるつる」フォルダは「麵を食すヨンホンゲ」しか収納されとらんかったわ)