なあ、ヴァイオレット・エヴァーガーデンよ、
お前はいつ、どうやって私の前に現れるんだい?
金曜ロードショーでやっていた『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を録画したのは、
何となく聞いたことがあるような気がするアニメだから、ぐらいの理由だ。
劇場版ということは日常放送もあり、それが映画化される人気作ということだ。
観るのは雨で畑に行けない休日でもあれば、その時でいい。
で、それを15日に観て、そのことをここにも書いた。
その週に、私は会社で百円ワゴン用のメモをたくさん作った。
ワゴンはガラガラになっていたし、残り紙を置く棚はカラフルな紙でいっぱいになっていた。
それを切って糊付けし、適当な厚さに分けてセロファンで包む。
それぞれに厚さ見本をつけて、どうでもいい売り文句を貼ってワゴンに並べる。
このどうでもいい一言がめんどくさい。
なにしろメモを大量に作ったからどうでもいい一言がたくさん要る。
どうでもいいことというのは、なかなか量産できないものだ。
なんでもいいから思いついた単語を組み合わせて行ったらこんなのができた。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデンはヴィックス・ヴェポラッブより打ちにくい』
たくさんのメモが並ぶ百円ワゴンに、こう書かれたメモも一個混じっていたということだ。
昨日のことだ。
店長(=社長の息子さん)が私のところにやってきた。
「こみさん、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』観るんですか!
ウチは家族でハマってたんですよ~」
いや、あの、やってたんで録ってみたって感じで…
「あれ、いいですよね~、どうでした?」
そりゃーおもしろかったですよ。通常版観てたらもっとわかるんでしょうけど。
「でしょー、母なんかアレを観てタイプライター買っちゃいましたからね」
たたたタイプライター?
「いやーこみさんも観てるとはー」
どうでもいい一言ではあるが、固有名詞はあまり書かないことにしよう。

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というか、そういうコメントを書いたことを覚えてなくて「何か書かな」と絞り出した言葉がそれやったという「心の叫び」が引き寄せたんやろか。