保健所から指示された期限が過ぎ、これといった症状もなくなっていよいよ職場復帰、
という昨日、日本中が十年に一度の寒波に襲われた。
めったに雪の降らない私の住む地方も、朝の景色はウキウキするほど真っ白だ。
出勤時間、車に乗ろうとドアを開けると雪が舞って作業服や座席に降りかかる。
チョー寒い時の雪質ではないか。
幸い雪の量がそんなに多くないので何とか車で行けそうだ。
しかし溶けてはいないので、注意しなくてはいけない。
全体にうっすら白い道路の、他の車が通って色の薄いところをゆっくり行こう。
町の中心に向かっていくと、徐々に状態はよくなっていくが、国道は渋滞になっていた。
私の職場はこの国道を左折して入るので、左車線を走っていれば安心だ。
職場を過ぎるとこの車線は無くなるので、さらに行きたい車はこの車線を走らない。
これで楽々、と思っていたら、会社手前で追突事故が起こっていた。
ここで左車線を走る車はみんな隣に移るので渋滞が起こっていた。
出勤時間に何とか間に合って到着。
居たのは社長の息子である次期店長とその奥さんだけだ。
スタッフは2名がコロナでお休み。
1名が雪で出勤できないうえにお子さんが発熱してお休み。
残る1名が雪で家を出られないので様子を見るということだ。
ちなみに次期店長と奥さんは役員扱いなのでタイムカードは打たない。
この日、タイムカードを打ったのは私だけということだ。
復帰会見どころか、朝礼もなしだ。
店も午前中は開けないことになった。
おなじみのお客さんが来たときだけ対応するようだ。
職場は荒れていた。
私がいなかった間、本社から元上司Tが来てくれていたらしいのだが、
なにがどこに置いてあるかわからない彼は、あっちこっちをいじってくれてあった。
入荷したものは棚に入れてないし、パレットや段ボールも散らかっている。
在庫の商品もその辺に置いてあるが、誰もいないからどうしたらいいかわからない。
良いこともあった。
昼休みを車で暖かく過ごせたことだ。
なにしろ日当たりのいい社員用駐車場に一台も車が停まっていないのだ。
様子を見ると言っていた同僚も、また雪が降って帰れなくなると困るので休むそうだ。
結局店は臨時休業だ。
そんなわけで、4時半には帰らせてもらえることになった。
そりゃまあ、配達にも行けないし、お客さんもほとんど来ない。
おかげさんで明るいうちに実家に行くことができた。
さて、今日は何人出勤するのだろうか。

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