水曜日は昼休みに実家に行ったりする。
「行ったりする」という曖昧な表現なのは、
どうしても行かなければならないというわけではないと考えているからだ。
母のデイサービスが火・木から火・金に変更になった時、
間隔が二日空くようになったので、ちょっと様子を見に行くようにしただけだ。
母は自分でごはんが炊けるので、おかずさえあれば食うには困らない。
しかも、様子は見守りカメラで確認できるし、電話で会話もできる。
たまにおかずを凍らせたり爆発させたりすることが心配なぐらいだ。
それに、先日ここにも書いたが、最近社長の息子さんが私の前に車を停める。
私が車を停めてるのは、縦3台入る細長いところだ。
出勤したら私はお客さんスペースに停めておき、遅番のED子さんが来て奥に停め、
私が移動させた後で、息子さんがやってくる。
来る時間帯は昼休みの始まり前後だ。
この日はパンがなかった。
パンのない日のお昼は、魚肉ソーセージとオートミールだが、
実家に行くときはオートミールは食べられない。
パンがあれば実家までの道すがら、信号で止まるたびにかじることができる。
しかし、お昼が魚肉ソーセージだけではちょっと辛い。
なので賭けに出ることにした。
昼休みになった段階で、息子さんが来ていなかったら実家に行こう。
もし息子さんが早かったら、わざわざ車をどけてもらうのは気の毒だ。
それによって私がオートミールを食べられるかどうかも決まる。
と思って出勤したら、すでに一番奥に息子さんの車が停まっていた。
私はすっかり忘れていたのだが、朝からミーティングをするので早く来たらしい。
ED子さんがその前に停め、私が一番前に移動させた。
これで実家には行きやすくなったのだが、逆にもったいないとも考える。
一番前に車があるなら、昼休みに暖かい日向に車を移動させて昼寝できる。
ちょうど読みかけの本も盛り上がってきたところだ。
やっぱり実家行きはお休みにしよう。
するとED子さんがやってきて、
「すいません、お昼で帰るので車をどけてもらいたいんです」
あー、これはもう、実家に行けという何らかの力が働いているに違いない。
はいはい、行きますがな。
片道20分かけて実家に行き、はんぺんとハクサイの煮物を作り、
ちょうどごはんがなくなったので炊飯器をセットしてきた。
20分の滞在ではできるのはこのぐらいだ。
私にとって水曜日は、昼間から40分間フルパワーで歌える日だ。

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この絵は「怪談」ファイルに収納やな。
これよりもっとホラーやもん
http://blog-imgs-26.fc2.com/t/a/b/tabekube/s-111015hora-.jpg
歌舞伎は「髪型」ファイルにあるんやけどな。
http://blog-imgs-31.fc2.com/t/a/b/tabekube/s-070531kabuki.jpg