ウチの店の従業員用駐車場は二カ所に別れている。
ひとつはお隣の畑の横で、こちらは広くて日当たりが良い。
もう一つは倉庫の横の縦長のスペースで、入り口に近いので雨の日などは具合がいい。
私は倉庫横に停めている。
ややこしいのは出勤時間がいろいろあることだ。
基本的には8時半から5時半なのだが、遅番の人は30分ズレる。
倉庫横は縦に3台なので、出し入れの順番を考えなければならない。
まず私は、出勤したらお客さん用の舗装されたところにいったん停める。
9時にED子さんさんが来て、奥に停めたら私の車を移動させている。
このシステムが最近少し変更された。
社長の息子さんが仕事を覚えるために、午後から来ることになった。
車を停められるのは私の車の前だけだ。
息子さんは遅番が終わるまで店にいる。
なので、5時半に私が帰るときには車をどけてもらわなくてはならない。
もう一つ具合の悪いことがある。
畑横グループ4人のうち3人は昼休みに家に帰る。
お肌ツル子ちゃんとN岡は昼休みが1時からなのだが、
小柄子ちゃんは私と同じ正午からの休憩だ。
11月も半ば、日影の倉庫横の車で読書をするのは辛くなってきた。
なので、昼休みだけ小柄子ちゃんのスペースに移動して本を読んでいたのだが、
それができなくなってしまったのだ。
あの、日向読書からのウトウト睡眠の気持ちよさは奪われてしまった。
さて、日向グループ4人のうち3人は昼休みに帰宅すると書いた。
となると、一人は昼休みも会社にいるということだ。
それは誰かと尋ねたら、社長の息子さんの奥さんだ。
ある日の退社時間、私はこっそり社長の息子さんに進言してみた。
「奥さんがこっちに車を停めるようにしたらどうですかね」
「あー、なるほど」
その翌日から、社長の息子さんは、お客さんスペースに車を停めるようになった。
何かおかしな伝わり方をしたのだろうか。
奥さんがこちらに停めるのがいやだったのだろうか。
でも、お客さんスペースに停めているのを社長が見たら、怒るんじゃないだろうか。
その時、私は関係ないってことにしてもらえるだろうか。

↑奥さんも昼休みに帰宅することがあるらしいのでクリックしてね。
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せっかくの太陽光、反射も有効に活用せねばね。
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