fc2ブログ
2024 04123456789101112131415161718192021222324252627282930312024 06

ちんちろりんとか

お彼岸の連休のことだ。
お出かけするのに私が車に乗っていると、助手席ドアに『くふもほ』が出た。

説明しよう。
『くふもほ』とは、タコではない8本脚のおぞましい生物で、
言葉に出したくないからこのような表記をしているのだ。
ちなみに私は巣を貼る黄色と黒のまだらのくふもほは大きくも平気なのだが、
家に出て唐紙を走る足の長いのがとても苦手だ。

出たのはその苦手なタイプだ。
ただしまだサイズは小さい。
自分で退治できないことはないが、「いやだな」と思えるぐらいの大きさだ。
エサのない車内でこれが育つとは思えないが、
運転中に出たら事故になる恐れがある。

私は窓のあたりにいたそのくふもほに窓拭き用のぞうきんを投げつけた。
が、それは当たらずくふもほはドアの下の方に逃げた。
そこへちづるが来てドアを開けた。
くふもほはドアの下側から外にの方に行った。
こいつは幸い、私はちづるに声をかけた。

「くるもほがおる!くふもほがおる!そっちへ行った」

「おらへんよ」

ということはドアの下部にいるということだ。
ちづるはサッと車に乗ってドアを「バンッ」と閉めた。
理屈で行けば、これでやつは車体とドアに挟まれて退治されたはずだ。
しかし車の構造は複雑だ。
車の外側も内側も密着しているようでいて、その中間に空間がないとは言えない。

不安を抱えたまま墓参りに出かける。
到着して車を降りた時にドアの下を確認したが、何かがつぶれた痕跡はない。
ちづるが見逃しただけで、外に出て行ってしまったのだろう、と心を慰めた。

が、帰り道、何かが私のふくらはぎをこちょこちょした。
とっさに手で払ったため、車はわずかに蛇行してちづるが「ひゃー」と言った。

「今なにかが…」

「気のせい気のせい」

確かにもしくふもほなら、短パンの私の足のふくらはぎにいきなりいるのはおかしい。
そこまでの道程を這っていかねばならないのだ。
いきなりふくらはぎということは、飛んできたとしか考えられない。
可能性としては蚊の方が高い。
と、考えることにしたが、昼食の中華料理店で降りたときにもう一度確認した。


それ以来、車内にくふもほの気配はない。
いない、と思いたいのだが、確証がないから安心はできない。
秋の虫が鳴く季節だ。
くふもほ鳴けばいるかいないかわかるのに。






↑バルサン焚きたいクリックしてね。




貞子か
スポンサーサイト



[ 2022/10/05 06:53 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(2)
怖い話をしようか
くふもほは飛ばないけど「跳ぶ」よ。
つまり、「跳びついてくる」よ。

怖い話の後は気分を替えて揚足鶏といきましょうか。
車から消えた気配、会社の機械の裏辺りに移ってない?
「社内にくふもほの気配はない」
[ 2022/10/05 07:08 ] [ 編集 ]
猫団子さん>
うえ~ん
今日は会社の段ボールに抜け殻があってビビったよ~
奴らもあまりに暑いよりは過ごしやすいのかいな。
長ズボンをはきます。
そして揚げ足は直します。
[ 2022/10/05 22:14 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


    ※はじめてご利用のみなさまへ※
       ★おヒマならこみ箱★
     ★こんなんですがギャラリー★


    ↑いい人はクリックしてね。
    人気ブログランキングへ



月別アーカイブ
ブログ検索
ブロとも申請フォーム