平日、つまり出勤する日のうちの朝食はごはんだ。
ちづるの弁当が要らなくなったのでおかずは作らない。
俗にいう『ごはんの友』と納豆がいつものメンバーとなっている。
納豆は1パックをちづると分ける。
ちづるは「玉子は黄身だけ」派、私は「白身重視」派なのでひと手間余計にかかる。
玉子の白身だけを器にとり、黄身だけ混ぜた納豆をちづるが適量ごはんに乗せる。
私は残りの納豆に白身を混ぜ、ドゥルドゥル度が増したところにごはんを入れる。
ちづるが「納豆は前半」派で、私が「納豆は後半」派なのでうまくいっているのだ。
さて、となると問題は私にとっての「納豆以前」
ちづるにとっての「納豆以後」ということになる。
先ほども述べたように、おかずとなるのは『ごはんの友』だ。
友とはいってもごはんの場合親友一人では寂しい。
数人の仲間が必要だ。
よくあるのが、鮭フレーク、昆布の佃煮、たくあん、焼き海苔というラインナップだ。
すべてちづるが買ってきた。
ちづるは黄色いたくあんがきらいなので、コーヒー色の細切りのやつだ。
海苔も味付け海苔はきらいらしい。
私は黄色いたくあんも味付け海苔も好きなのだが、自分で買ってまで、というほどではない。
ちなみに買ってくるのはちづるだが、朝、食卓に出すのは私だ。
冷蔵庫にはほかにもごはんの友がいる。
今だと、梅干、たらこ、キムチ、ふりかけなどだ。
私はこの子たちを朝は誘わない。
梅干は、なんとなくだが、納豆と気が合わない気がする。
たらこは味が濃いのでほんの少しでいいのだけど、だったら出さなくていいかと思う。
キムチもごはんとは合うと思うが、あれは夜のものだ。
ふりかけは、何もなかったときの最終手段に置いておく。
実は、私は「ごはんの友ならこれが一番!」と思っているものがある。
それは『穂先メンマ』だ。
あまり好きでないのか、ちづるは自主的に買わない。
私が買おうとしても、「まだいろいろたくさんあるから」と却下されたこともある。
先日、私だけが先に食品売り場に行くタイミングがあった。
私は本来の買い物コースを無視し、先にそれをゲットして、他の買い物の下に隠した。
なのに、ちづるが来てから紙パックの酒をかごに入れるのに物を移動したら見つかった。
でも買うのだ。
昨夜はまたうっかり締めのラーメンを作ってしまった。
玉子やネギやモヤシを入れたが、大事の穂先メンマは入れない。
ラーメンに乗っけるのは、もっと普通の駄メンマだ、
穂先メンマは朝ごはん専用なのだ。
だからこれだけ中が見えない小鉢にいれてあるのだ。

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揚足鶏もご飯のおともになるかしら
君が食べる特別の「君だけ混ぜた納豆」