会社に置いてある遠近両用メガネが、私のメインメガネだ。
ちゃんとメガネ屋さんで作ってもらった第2号だ。
なんていうんだっけ?紐みたいなものをつけて、仕事中は首からぶら下げている。
老眼ばかりドンガドンガ進み、もはや生活にはメガネなしではいられない。
なのに、ずっとかけっぱなしにもできないでいる。
通勤カバンにはメガネ屋さんで作った遠近両用メガネ第1号が入っている。
これは軽くてお気に入りなのだが、ちょっと度が合わなくなっているようだ。
しかし、普段の生活ぐらいなら問題ないので家も実家もお出かけもこれだ。
もう一つ遠近両用メガネがある。
今掛けているパソコン用だ。
これはちづるが誕生日にくれたもので、なんていうんだっけ?
パソコンの悪辣光線を遮断できるやつだ。
これを家用メインにするつもりだったので、首ひもがつけてある。
一番最近買ったのは、寝室にある読書用メガネだ。
寝る前に本を読むためのものだから遠近両用ではない。
前のでは細かい字が見にくくなってきたので新規購入したのだ。
度を上げたのでターザンの細かい文字も読みやすい。
ちなみに、私の部屋には別のリーディンググラスがある。
黒縁で真ん丸の、滝廉太郎が掛けるようなやつだ。
部屋でクッションに頭をうずめて本を読むときには、目だけで文字を追うのでこれがいい。
本屋のじいさんが掛けるような細いタイプは熱中読書には向かない。
いつも持ち歩いているポーチには、折りたたみの老眼鏡が入っている。
持ち歩くには小さくなって便利なのだが、本屋のじいさんタイプなので本は読みにくい。
逆に、本屋に行くときにはこれが具合がいい。
ずっと手に持っていて、本の解説を読みたいときだけサッと掛ける。
似たような、でも折りたたみではない百均の安物が会社にはおいてある。
これはやたらメガネを忘れていたころの非常用だ。
超本屋のじいさんタイプなので仕事にも使いにくい。
さて、今回話題にしたいのは、実家の私が座る席の引き出しに入っているメガネだ。
ここにメガネがあると、カバンに入れてある遠近1号を車に置いておける。
なにしろ買い物や洗濯物を持つので手荷物は少しでも減らしたい。
ところがこのメガネが度が強すぎるのだ。
父が生前使っていたのだが、百均で買った4.0という超ド老眼用だ。
さすがの私もこれはきつい。
文字を読むのに顔を近づけなければならないのだから本末転倒だ。
で、私はこう考えた。
寝室の読書用を新しく買ったのだから、前のを実家の引き出しに入れておこうかと。
あ、なんだろう、補聴器をつけてもいないのに声が聞こえる。
「勝手にせい」
そらそうだ。

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認識の確認です。
本屋のじいさんタイプってこれ?
http://blog-imgs-24.fc2.com/t/a/b/tabekube/s-110916kantei.jpg