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Xの解説

いつもの居酒屋の常連、Mえ大好きX氏は、常に敬語でしゃべるのだが、
どうしてあんなにめんどくさいのだろう。
となりの席に座られるのを嫌う人が何人かいる。
かくいう私もその一人だ。
いや、みんなが口をそろえて「悪い人間ではない」というのだが。

彼はいつも遅い時間に、予約電話を入れてやってくる。
その予約が入った時の席順で、どこに来るか見当がつくのでみんなはあわてる。
たとえばカウンターの客がソーシャルディスタンスを取って一つ置きに座っていたとして、
X氏の予約のあと誰か常連が来たら「さあさあこちらの席へ」と取り合いになる。


3回前にいつもの居酒屋に行ったとき、彼が私の隣になった。
もちろん私とて大人だ、となりになれば世間話もする。
この日はなぜかナスの話題になった。
で、しばらくしゃべっていて、なぜみんながこいつと話したくないのかわかった気がした。
この男は丁寧なしゃべり方だけれど、とても偉そうなのだ。

「なすびは油で揚げてだし汁にひたすとおいしいんです」

この語尾。
断定調で、何か教える側の立場にいるようなものの言い方だ。
しかも、この後いろいろなナス料理を出してくるがそれ以上広がらない。
箇条書きの説明を聞いているようでつまらないのだ。
聞いているとだんだん腹が立ってくる。

「そのぐらい、ワシも知っとる」

「ナスがおいしいのはお前の手柄か!」

「もうこれ以上ナスの話はするなー!」

という気持ちになる。
なぜ他の人と同じように「ナスの揚げビタシっておいしいよねー」と言えないのか。
みんな一緒に「そうだよねー」と盛り上がれないのか。


2回前にいつもの居酒屋に行ったとき、女将さんに私の説を言ってみた。
「あー、なるほどそうかもしれない」
と同意を得られたその日、またもやX氏がやってきて、私の隣に座った。
話しかけてくるので相手をしていると、女将さんが目の前にやってきて、

「こみやんの言うとったの、わかった気がする」

といって去っていった。
X氏はきょとんとしていたが、私は心の中で「だろう」とつぶやいた。


前回、いつもの居酒屋に行ったとき、Ⅹ氏は私から一番離れた席だった。
その後で空いた私の隣に、休憩時間のMえがやってきて、
「そろそろカラオケいきたい」というような話をしていた。
するとそれに気付いたX氏、

「今日は帰ります」

といって、来たばかりなのに突然帰ってしまった。
そういうところもよくないのだぞ。






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[ 2020/06/08 06:57 ] 居酒屋で | TB(0) | CM(4)
X攻撃って一人でやるんじゃなくて2人必要やん、トケ井と組むの?
って懐かしのスポ根マンガやと思い込んで書いたけど、通じるかしら?

「悪い人間やない」って「いろいろ神経判らんことするけど」って言葉が頭に付くよな。

…これまで「エックス氏」と読んでいたけどそれでエエんやね?ふと「バツ氏」が正解やったか?と思ったんで確認。
(今日の記事に「Ⅹ氏」「X氏」と二通りの表記が出てきてこれはどう入力して変換した結果だろう?と思ったんさ)
[ 2020/06/08 07:32 ] [ 編集 ]





今日のブログタイトル「✖の解説」を見ていたら,薬師丸ひろ子の「WOMAN“wの悲劇”より」を思い出した。

わたしの覚えている薬師丸ひろ子の「WOMAN“Wの悲劇”より」を紹介しよう。
(うろ覚えなので正確でないことをご諒解ください。)

WOMAN“wの悲劇”より」  薬師丸ひろ子

 もうぬかないで そばにいて
 窓の そばで かみをぬいて
 雪のような ふけが降るわ
 素敵ね




https://www.youtube.com/watch?v=56qIgzffiB4
[ 2020/06/08 18:26 ] [ 編集 ]
自分もX氏みたいな人間なので、その気持ちはわからんでもありません。

対処法は、ありません。

本人は完全に「善意」のもとで行動していて
「どうして自分はこうしてフランクに話しかけているのに、
話題も提供しているのに、いつも仲間外れなんだろう。孤独だ。寂しい」
とか考えてます。
だからといって、性格をくるくる変えることができたら、
それはパーソナリティではないのです。

あきらめてください。

だいたいにおいて、「きょうは帰ります」も、
「自分がいることでせっかくのみんなの盛り上がりを壊さないために、
あえて自分から身を引いている」
つもりでいるから救いがないというか。
こういう人は、何十年たってもこういう人なんです。
わたしはそれに気づいて完全に一人飯にするまで何十年もかかりました。
とほほ。
[ 2020/06/08 23:23 ] [ 編集 ]
猫団子さん>
通じます。
でも、二人でする“X”はこの二人では無理なんですよ。
ほら、横顔が存在しないから。
ホントや、Ⅹ氏が二種類ある。
これは『xし』で打った時と『x』を変換した時の違いだな。
何にしろ、変換とは相性悪い。

chan.na.oさん>
短い歌やな。
ワシの髪も短いだけだからな。

ポール・ブリッツさん>
やつはたまに強気になるときがあるんですよ。
「僕の話も聞いてほしいじゃないですか!」
などと言ってカワウソの話をし始めるのです。
で、そういうキャラ、ということで居酒屋内の立場をキープしています。
そしると来るぞ、と噂をしていて、肝心の日には来なかったりするのです。
ま、私も裏ではどういわれているかわかったものではないのですが。
[ 2020/06/10 22:40 ] [ 編集 ]
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こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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