金曜日、仕事終わりに迷う。
今週は水曜しか行ってないからジムに行くか、
土曜日の天気予報にも傘マークが付いているから畑に行くか。
どちらにせよ、汗をかくのは同じなのだが、
エアコンの効いた室内でかくか、蒸し暑いところで土まみれになってかくか。
畑に行くことにした。
野菜も雑草も生き物だが、筋肉は生き物の一部だ。
筋トレは夜でも室内でもできるけど、畑作業は明るい畑でしかできない。
それに、畑だと晩ごはんは7時過ぎだが、ジムだと8時過ぎになる。
通勤時間で道が混雑していたが、10分ほどで畑に着いた。
まずはトマトの世話だ。
けっこう伸びていたので腋芽を取り、先端近くを支柱に固定する。
キュウリは余計な子ヅルを摘み、よそに伸びたツルをネットに絡ませる。
あとの時間はサトイモの周りの草取りだ。
なにしろ雑草とサトイモの身長が同じ、あるいは雑草の方が高いから、
サトイモを取ってしまわないように慎重に事を進める。
まず、サトイモを探して、その周りの草を少しずつ取る。
日が暮れるころまでに半分できた。
半分とは、手前側からサトイモの位置までということだ。
ちょうど雑草の集団の先頭にサトイモがいる感じになった。
スターに群がる雑草を食い止めているサトイモの警備員みたいだ。
土曜の午前は実家に行き、午後は悩んでいた。
筋トレするか、畑に行くか。
雨が降らなかったのだから、畑に決まっている。
本当は草取りだけするつもりだったのだが、
「肥料なんかやらなくてもいいから植え付けちゃえ」
と母が言うものだから、植え付けをすることにした。
空けていた場所に有機石灰と残っていた培養土を撒いて耕す。
レーキで均したら即植え付けだ。
ナスはわかるのだがあとの三種が困ってしまった。
ピーマンとシシトウとトウガラシは見た目では区別がつかない。
一種類だけ青いポットに植えてあるが、どれを青にしたのだったか覚えていない。
名札に書いた文字は雨に洗われたのか、肉眼では何と書いてあるか読めない。
メガネを掛けよう。
あーそうか、どうしても頭文字が『ピ』と『シ』と『ト』に見えないと思ってたら、
『ピーマン』と『大シシトウ』と『甘長トウガラシ』だ。
『ピ』はただ字が下手なだけだった。
トウガラシ以外は植え付け完了。
後に時間で、サトイモの草取りを終了できた。
帰宅後、シャワーを浴びる前に体重を測る。
うおー、今期の瞬間最軽記録だ。
ジムより畑を選んでよかった。

↑ずっと前、畑をトラクターで起こしてくれた人にお礼が言えたのでクリックしてね。
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6月まとめ絵
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