暑い暑い日になった。
この夏一番ではないだろうか。
そのせいかどうか、会社の機械が調子悪くなった。
事の起こりは二週間ほど前、梅雨のうっとうしい時期だった。
『ポンコツ2台』というネタに書いたが、機械が「ピー」となって動かなくなった。
それがなぜかエアコンを点けると直るのだ。
おそらく機械の敏感な部分が湿気でやられるのだろう。
その後、天気が回復したら調子は良くなった。
店長にはなるべくエアコンをかけておくように言われていたが、
『冷房』を『ドライ』にしたり、空調を逃がさないためのカーテンを開け放ったりしていた。
たまに「ピー」と鳴ったらエアコンをかけて冷やしておくと直った。
が、この日は簡単には行かなかった。
朝一番は普通に起動したのに、いざ使おうとしたら「ピー」になった。
しばらく冷やしておいたら復活したが、使おうとしたらまた「ピー」だ。
そこから一切直らなくなった。
これはいよいよ修理に来てもらわなくてはならない。
店長に相談したら、彼は機械よりエアコンを見に行った。
設定温度はマックスの18度の急風だ。
業者さんに来てもらって困るのは、そのときだけ調子がいいことだ。
なので店長はもうちょっと様子を見るように言った。
様子を見るとはどういうことか。
冷房の効いた部屋でたまに機械のスイッチを入れてみることだ。
ちなみに朝から本来の仕事はなにもしていない。
店のノボリとワゴンを出したのと、入荷した不要段ボールをつぶしたぐらいだ。
店長は10時になって動かなければ業者を呼ぶと決めた。
10時に店長が業者さんに電話をした。
来るのは昼休み明けの1時になるという。
なにしろお隣の愛知県から来るのだから仕方がない。
そういう訳で、私の待ち時間はお昼までとなった。
お昼になり、体が冷えているので久しぶりにゴマスープを作った。
すると誰かが来た。
業者さんだ。
仕事ができないと困るだろうと、お昼も摂らずに駆けつけてくれたのだ。
業者さんは二人組で、一人が修理で一人がおしゃべりだ。
症状を聞いて原因がわかっていたのだろう、謎の部品を取り換えたら機械は復活した。
しかしおしゃべりは止まらない。
彼らが帰って行ったのは12時30分だった。
私の昼休みは半分になってしまった。
でもまあ、仕方ないか。
午前中は働いてないんだし。
私は冷たくなったゴマスープを食べて寝た。

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