私ときたら自他ともに認める好青年であるが、ひとつだけよくない習慣がある。
夕食後酔っ払ってホットカーペットで寝てしまうことだ。
このせいで他に何もできなくなるし、睡眠は中途半端になるし、肝臓にもいかんぞう。
好青年はこんなこと言わないな。
それで去年産み出したのが、ちゃんと夕食を摂る方式だ。
とはいえ、普通にごはんや麺類を食べていたのでは、ブクブク太る一方だ。
糖質カットがブームの昨今、考えたのが長崎名物『皿うどん』だった。
これはフライめんに野菜たっぷりのあんをかけたものなので、麺を茹でる手間がいらず、
しかも野菜でおなかを満たすのでヘルシーだ、と考えた。
なのにまさかこんな非常事態に陥ろうとは。
そう、尋常ではない野菜の高騰だ。
キャベツや白菜が山盛りの皿うどんを食べるなら、同じ重さのステーキが食べられる。
今年に限って皿うどんは贅沢品になってしまった。
途方に暮れる私。
もう毎日ホットカーペットで酔いつぶれるしかないのか。
あるいは普通にごはんや大盛りラーメンや味噌煮込みうどんや鉄板イタリアンを食べて、
筋トレの甲斐もなく太ってしまう道を選ぶのか。
そんなある日、スーパーで面白い麺を見つけた。
その名も『糖質カット麺』
麺類の売り場ではなく豆腐やこんにゃくの売り場に置いてあった。
説明を読んでみると、どうやらおからでできているらしい。
これが二種類ある。
白くて細いがやや平べったい、なんとなくベトナムのフォーのようなのと、
黄色がかった丸麺の中華麺っぽいのだ。
とりあえず両方買ってみた。
なに味にしたらいいのかわからなかったので、スープはラーメンの物を買った。
この麺は糖質がゼロだという以外に大きな特徴があった。
水洗いするだけで食べられるのだ。
これはとてもありがたい。
麺を茹でなければならないタイプだと、鍋を二つ汚すことがある。
それだととてもめんどくさい。
とはいえ次々と寒波が、しかもドラゴンボールのように前より強いのが続々とやってくる今冬、
冷たい麺など食べていられるか。
そう思って白い方はわざわざ茹でて食べたのだ。
それが昨日、黄色い方を食べるときに説明文を読んでみた。
そしたらなんと、電子レンジで温められると書いてあるではないか。
なんと画期的な麺だろう。
電子レンジが使えるなら、スープを丼で溶けば鍋を汚さないで済む。
どうして白いのを食べるときに説明を読まなかったのか。
このように、楽で低カロリーの麺なのだが、博多と香川の人には勧められない。
小鳥が好むぐらいコシが無いのだ。
伊勢うどんを好む土地ならではの商品なのかもしれない。

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流石トケ井やな。余裕や。
http://blog-imgs-57.fc2.com/t/a/b/tabekube/s-130704irori.jpg
ということでこれも含めたヨンホンゲとトケ井の攻防、どちらに軍配が上がる?
https://twitter.com/nekonyango2/status/961724261017649152