SPと呼ばれた男

ここでは、SPと呼ばれた男 に関する情報を紹介しています。
いつもの居酒屋に飲みに行った。
ちづるを点検に出している車屋さんに送っていき、
一旦家に帰ってからだから普段より遅い時間だった。
二日酔いになるのがいやだし、ダイエット効果も考えて焼酎だ。
しかもすごく薄めて飲むことを覚えた。

飲み終わった。
が、お勘定をしてくれない。
店に残っているのは5人。
私・スキンヘッド1号・おかみさん・Mえ・そして匿名の紳士B氏だ。

このB氏、一回り以上も年下のMえを狙っている。
二人きりになりたいのでなかなか帰らない。
ところがMえは二人きりになりたくないので我々を引き留めているのだ。
聞いていたら確かに気持ち悪い。
周りに人がいるのも気にせずに、Mえをおだてたり誘ったりしている。

そうこうしているうちにすっかり閉店時間になった。
そこへ来たのがⅩさんだ。
この人は女将さんの身内なのだが、食べるものが何もないとわかると、
「サイゼリヤに行こうやないか」
とみんなを誘った。

「いいですね」
と乗ったのがB氏だ。
サッサと帰りたいのが私とスキンヘッド1号、そして女将さん。
夜更かしは平気だが行きたくないのがMえ。
我々はコソコソと打ち合わせをして行かない方向で話が落ち着いた。

すると、B氏がこう言いだした。

「じゃあ僕一人で行くから、Mえちゃん、送って」

サイゼリヤはまさにMえの家に帰る途中にある。
断わるには断りにくいが、二人きりにはなりたくない。
事情を察したⅩ氏が「ちょっとだけ食べて帰ってこよう」と言った。

サイゼリヤでは1号の隣にMえが座り、反対側で私がB氏をブロックする。
Mえはチーズも肉もダメなのだが、B氏はどんどん勧めている。

「これは本当においしいから食べてごらん」

「健康にもいいんだから食べなきゃダメだよ」

我々はチキンも食べてないのに鳥肌だ。
しかもピザやらパスタやら次々と注文している。
そのままラストオーダーとなった。
B氏が支払ってくれた、のだが全然ありがたくない。

帰り道、まずB氏の家方面に向かう。
Xさんが「あれ、どこにいくの」と言うのを私が人差し指で黙らせた。
B氏を降ろして車を出す。
途端にMえが爆発だ。

「なー、怖いやろー。あんなん二人になりたくない~」

さすがにそこからまっすぐ帰宅。
ちづるにはサイゼリヤに行った理由を説明した。
ともかく、私の二日酔い防止もダイエット食もすっかり台無しだ。
だから仕返しに、Mえにこう言っておいた。

「あのあと3時まで公民館に二人でいたと言ってやれ」
と。





↑眠いよクリックしてね。






しんどい
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コメント
この記事へのコメント
怖い、こわいよぉ~
なんか、闇夜に気を付けてねって言いたくなる。
2017/04/28(金) 07:20 | URL | 猫団子 #mQop/nM.[ 編集]
猫団子さん>
いや~、かなり入れ込んでますわ~
私らがちょっかい掛けるとマジで怒ってくるんです。
とはいえ、彼氏じゃないんだからね。
なのでわざとベタベタしたり、やつの知らない話をしたりしてます。
闇夜の背後には気を付けます。
2017/04/28(金) 23:34 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
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