誰も知らない新料理

ここでは、誰も知らない新料理 に関する情報を紹介しています。
親父が運転しなくなったので、土曜日は実家に行き母をスーパーに連れていく。
一週間分の買い物だ。
私の役割は、ただ連れていけばいいというものではない。
アレは買わなくていいのか、コレはまだあるのか、とよく買うものをチェックする。
でないとあとで「忘れてた~」と言われ、買いに行かされたりするのだ。

肉・魚・野菜・調味料・お菓子などはいろいろなのだが、
確実に毎回買うものがいくつかある。
ファンタグレープ・漬物・小さいカップ麺・煮豆・ランチパックの玉子とピーナツ。
種類は変えるが、親父用の刺身と餅やまんじゅうなどの甘いモノ。
あれば買うというのが、鶏の肝煮・サバの煮付け・一口ギョーザなどだ。

買い忘れだけに気を付けていればいいという訳には行かない。
週に一度しか買い物できないという気持ちがあるので、母は買い過ぎの傾向にある。
冷凍保存するのも大好きだ。
アレもコレも買おうとするので、似たようなものが重なるときはストップをかける。
私は貧乏性だし、あとで荷物を持つのは私なのだ。


買い物が終わって家に帰ると、買ったものを分類する。
お菓子は棚、野菜は床、親父が欲しがるものは親父の前へ。
あとは母が自分の具合のいいように冷蔵庫にしまう。
親父は食べたいものがあるとすぐ食べ始める。
すぐお昼だとわかっていても、甘いものを味見したいらしい。

ちづるが出勤の日はもちろん、休みでも特に予定がないと私は実家でお昼を食べていく。
ごはんがたくさんあるとおかずを買い、ごはんが少ないと寿司などを買う。
親父は案外寿司を楽しみにしているようだが、甘いものを先に食べるからよく残す。
それを食べるのも私の役目だ。

カレーだとかトン汁などは少量を作るのが難しい。
かといってたくさん作ると、少食の年寄り所帯なので何日も同じものを食べることになる。
そういうのを手助けするのも私の役割だ。
母からの自己申告もあるが、冷蔵庫のチェックもしなくてはならない。


見てみるとなにやらタッパーにおかずが保存してある。
半透明の器に透けて見えているのはどうやら糸こんにゃくだ。
ということは、おそらくスキヤキの残りだろう。
やつらはけっこうな年の割に、まだまだ平気で肉を好物としている。
よし、こいつに卵を混ぜて牛丼として食べてやろう。

私が冷蔵庫から出してくると、母が気付いて「ああそれは」と言いかけた。
ふたを開けると、中には今まで見たことのない料理が入っていた。

「こんにゃくと糸こんにゃくの煮物や」

……にゃくにゃく煮?
なんでそんなものを作ったのか?

「こんにゃくを煮るとき、残っとった糸コンも入れたった」

なるほど、理由はわかった。
しかし、これほどガッカリできる料理があるだろうか。
特に、スキヤキだと思っていたときなど。
これは一口食べて、冷蔵庫に戻してきた。





↑コニャックなど飲みながらクリックしてね。






アイスです
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コメント
この記事へのコメント
うふふ、うはは
へ、へるしーでエエやん。ぶふふ。
2017/04/09(日) 10:58 | URL | 猫団子 #mQop/nM.[ 編集]
猫団子さん>
ぜひやってみてください。
なぜか「こんにゃくだけの方がいい」って思うから。
ヘルシーは極めてるけどね。
2017/04/11(火) 21:45 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
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