ガラスの○十代

ここでは、ガラスの○十代 に関する情報を紹介しています。
ある日の深夜1時頃、ホットカーペットで目が覚めた。
酔っぱらって寝てしまったのだ。
これはいかん、寝ねば寝ねば。

さっさと風呂に入り、パジャマを着て歯を磨く。
そうだ、風邪薬を飲んでおかなくては。
薬を出してキッチンへ。
ちょうどいいコップが無い。

私は食器の洗い物が増えるのが嫌いだ。
特に、薬を飲むのに新しいコップを汚すなんて考えられない。
味噌汁のお椀でも、計量カップでも、牛乳ビンでもなんでもいいのだから。
ふと見ると、さっきまで寝ていた食卓に、お酒を飲んでいたコップが残っていた。
アレを使おう。

コップというのはガラスでできている。
ベネチアのワイングラスなどと言わなくても、とても脆いものだ。
だから人間はガラスコップを持つとき、最低限の力で持つ。
機械ではなかなかできないと言われていた自然な力加減だ。

もちろん私もガラスコップを握りつぶしたくはない。
幸い私の使っていたコップは飲み口のところが少し広がっている。
となると、ごく軽い力で挟めば持ち上がるはずだ。
私は中指と親指でクレーンゲームのようにコップをはさみ、持ち上げようとした。

さっきまで寝ねば寝ねばと思っていたからだろうか。
どうやらコップの底にネバネバしたものが着いていたらしい。
私が目測した最低限のはさみ力は、そのネバネバの抵抗にあい、
コップを持ち上げることができなかった。

しかも真上に持ち上げようとしていなかったらしく、
持ち上げかけて指から離れたコップは哀れに倒れた。

ぱりん

よし、どこかでもらった安物コップを一つ消費したぞ。
などと喜んでいる場合ではない。
ちづるに「あーあ」と言われてしまった。

最低限の力で持とうとしていてのクラッシュなので、
コップに与えられたのは最低限の衝撃で、最低限の割れ方をした。
横に倒れた時、飲み口の広がっていた部分が先に着地して衝撃が集中したのだ。
これが全く筒形のコップだったら、側面が同時に着地し、
衝撃が分散されて割れなかったかもしれない。

ともかく割れた瞬間を私は見ていた。
大きな破片がテーブルに残り、ちいさめの破片が一つ下に落ちた。
そこには私が寝ていた毛布がある。
そっと動かしてみたらすぐに破片が見つかった。

散らからなかったのは幸いだ。
コップの残骸を片づけて寝よう。

ゴリッ、ギャッ、なんか踏んだ。
ガラス片だ。
足の親指をちょっと切ってしまった。
仕方ないので絆創膏を貼る。

下に座ったら光の加減が変わったのだろう。
何かキラキラするものが見えた。
ガラス片だ。
割れる瞬間を見ていて、落ちた破片はひとつだと思っていたのに。

どうやら私の目は最低限のものが見えなくなっているらしい。





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激突ってやつね
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コメント
この記事へのコメント
毛がナイのにケガするとは
あわわわ、とんでもない題名つけてしまったわ。m(__)m
でも、誰でも思いつくし、思いついたら書きたくなるよねぇ。
えっと、それでも最小限のけがで済んだのでしょう?
お大事に。
2016/03/29(火) 07:13 | URL | 猫団子 #mQop/nM.[ 編集]
こみさん
どうやら私の目は最低限のものが見えなくなっているらしい・・・・・

こみさん

私の後ろ姿のプロフィール覚えてる?
それさえ 覚えていれば まだ
大丈夫だよ・・・・
2016/03/30(水) 01:39 | URL | りら #sSHoJftA[ 編集]
猫団子さん>
なんたる王道のタイトルを!
なんつーか歴史もあるからね。
幸い最小限のケガでした。
絞ったら一滴血が出るぐらいの。

りらさん>
覚えてますー
これで大丈夫ね。
あとはりらさんの髪が伸びるように、
なんかの症状が進行しないように願うだけです。
2016/03/31(木) 19:31 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
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