残酷な電気のせいで

ここでは、残酷な電気のせいで に関する情報を紹介しています。
会社の私のスペースには電気湯沸かしポットと保温水筒が置いてある。
朝一番でお湯を沸かし始めると、ラジオ体操して機械を拭いた頃ちょうど沸騰する。
沸かす量は水筒よりもかなり多い目だ。
ちゃんと段取りがあるのだ。

まず、少量のお湯でマグカップをすすいで、インスタントコーヒーの粉を入れる。
コーヒー一杯分のお湯を水筒に入れ、そのお湯でコーヒーを作る。
こうすることにより、水筒の内部が温まり、そのあと入れたお湯が冷めにくい。
水筒は満タンにしておいて、お茶やコーヒーがいつでもできるようにしている。

伝票を見たり、スマホを見たりしながらコーヒーを飲む。
飲み終わるとそこに湯沸かしポットの最後のお湯を入れる。
ちゃぷちゃぷしながら裏口のドアを開け外に出る。


そこは荒涼たる風景だ。
朝は日が当たっているが、建物の隙間からのわずかな光が移動していくだけだ。
地面は青味がかった砕石がほとんどで、スコップ程度では穴も掘れそうにない。
もちろん、栄養分なんてないだろうし、隙間だらけで水分もすぐ浸み込んでしまう。
そしてこんなに寒いのに、ところどころに植物が生えている。

まったくこの生命力には驚かされる。
どこからか飛ばされてきた植物の種がここに落ち、
ほんのわずかな水と光でここに根を張り、成長しているのだ。
気温が低く風の強い今の時期の植物は、一点から広がるように、
地面に張り付くようにそこにいる。


私はその植物の一つに目をつける。
今日はこれ、と決めたもののそばに行き、ちゃぷちゃぷしたお湯をかける。
だって、雑草だもん。

冬場の、しかも栄養分の少ない土地に生えている植物は根を深く張っている。
少しでも多くの水分と栄養を摂取するためだ。
つまり、上ではなく下に向かって伸びるのだ。

これはなかなか抜きにくい。
たいていは途中でちぎれてしまい、また復活してくる。
なにしろ生命力が強いのだ。

そこで私が考えたのが熱湯除草法だ。
熱いお湯を掛けると地上部分は煮えてしまう。
根だけだと生えてくる草でも、上が枯れているとその下からは出てこない。
お湯は冷めながら浸み込むからどこまでダメージを与えているかわからないが、
それを何度も繰り返していれば、退治することができると思っている。


ただ、この作戦は長くは続けられない。
気温が上がると植物の数が増え、マグカップの残りお湯では間に合わなくなる。
それ以前に、私が暖かいものを飲まなくなる。
湯沸かしポットも片づけてしまう。

そうなったらどうするか。
手で抜くことになる。
夏は日が当たるのでものすごく暑い。
汗かきで水分をいっぱい摂る私は汗だくになる。

そこで私は考えている。
私の塩分たっぷり汗除草法だ。
汗だくのTシャツを絞って雑草にかけるのだ。
さて、植物にとってはどっちがいやだろう。





↑タイトルが元ネタに引っ張られちゃったけどクリックしてね。






押すなよ押すなよ~
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コメント
この記事へのコメント
ワタシが雑草だったら…どっちもイヤ
雑草の身になって仮想体験しちゃったじゃない、イヤだ~。

今日のお題は「残酷な天使のテーゼ」?
曲を聴いたことがあるだけだし元ネタ知らないし「引っ張られた」がワカラナイ。
2016/02/13(土) 09:53 | URL | 猫団子 #mQop/nM.[ 編集]
とうひをいれたらしっくりきた

今日のブログの記事の一部をぬき書きしてみた。

ぬき書き
 ○○は荒涼たる風景だ
 もちろん栄養分なんてないだろうし、隙間だらけで……
 そうなったらどうするか、
 手で抜くことになる

 ○○の箇所に「頭皮」を入れたらしっくりきて、違和感がなく、なんとなく意味が通じた。

手で抜くことになるのは「かみの毛」に違いない!
2016/02/13(土) 10:38 | URL | chan.na.o #-[ 編集]
猫団子さん>
雑草の仮想体験……
ま、雑草の中でも変わり種の体験でしょうが。
もちろん元ネタはそれです。
『電気』なんてほとんど内容に関係ないのにタイトルのために使っちゃた。
だから、元ネタに似てることの方を重視しちゃったってことなのよ。

chan.na.oさん>
『頭皮』が『荒涼たる風景』???
何がどうしっくり来てるんだって?
ちょっと歯を食いしばりなさい。
2016/02/14(日) 21:21 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
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