我が家のサンマカーニバル

ここでは、我が家のサンマカーニバル に関する情報を紹介しています。
昨日は久しぶりにちづるとお出かけした。
いつもの居酒屋よりちょっと高級な居酒屋だ。
お酒を頼むときは銘柄を選ばなければならないし、
頼んだお酒は切子のとっくりと「ワインかっ」というようなグラスで出てくる。

ここに行っていつも頼むのがカツオのたたきだ。
ともかく薬味が山盛りで、たっぷりのたれも普通のポン酢とはちょっと違う。
私の中で、伊勢一のカツオのたたきなのだ。

こんなにカツオ好きの私だが、他にも好きな魚がある。
この時期に魚といえばもちろんサンマだ。
メニューに塩焼きがあったので注文した。
この日、シーズンがカツオからサンマに移り変わったのだ。


この店のサンマはおとなしく就寝している穏やかなサンマではなかった。
まるでアユのように串を打って躍動感のある姿勢で焼かれているサンマだ。
これは見栄えはいいけれど、実はちょっと食べにくい。
なぜなら、ちづると不公平分配しなくてはならないからだ。

私は、サンマの頭をとってあとはバナナのように食べていく主義だ。
一応、人目を気にして食いついたりはしないが、骨もハラワタも同率で食べていく。
それに対して、ちづるはサンマの背中だけ食べようという邪な心を持っている。

しかたがないので私は片側の背中の身をちづるに提供する。
つまり骨とハラワタと身のうち、身の割合を減らして私が食べることになる。
両側をちづるに与えてしまうと、背身率がゼロになってしまう。
満率とゼロ率の間をとった中間案というやつだ。

ただし、サンマというやつはまっすぐのようでいて、
実は後ろに行くほど内蔵率は減ってくる。
ある部分を境に内臓が無くなり、身だけになる。
食べるものを対象にこんなことはあまり言いたくないが、その部分とは肛門だ。
肛門から先に内臓があるはずがない。

だったらそこから先はちづるが食べればいいのではないか。
前半の内蔵部分で私は4分の3を食べている形になっている。
サンマをドンと筒切りにすると、ちょうど円グラフのようになっている。
ちづるが食べるのは上半分の片側、つまり25%だ。
だからその分、肛門下をちづるに進呈しようというのだ。

なのにちづるはそれを拒否した。
たしかにサンマはシッポに近づくほど脂が落ちてゆく。
サンマは横から見たら棒グラフのようなものなのだ。
だから言ってこれを残したりするのはサンマにとって失礼にあたる。
私がサンマの人で言う『足首』に当たる『シッポ首』までかじり取って終わった。

器を下げてもらうと店の大将が、

「ほお、猫またぎですな」

と言った。
サンマ界では最高の褒め言葉だ。
ちづるもこう言われるように精進したまえ。






↑小さい秋見つけてクリックしてね。






ちょうど都合がよかった
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コメント
この記事へのコメント
猫マタギ
骨も食べちゃうんですか。
でも頭は残しているんですね。
ウチの猫に見つかった日にゃエライことになります。またぎません。咥えて走って座敷の真ん中が惨状になりますわ。

何にせよおいしそう。
晩御飯はサンマにしよう。
2015/09/13(日) 09:44 | URL | 猫団子 #mQop/nM.[ 編集]
ドンタタ踊る、秋の味覚
肛門から先…あ、ヒトで言うたら脚か、なんか安心したわ

ウチも邪なココロ
2015/09/14(月) 00:51 | URL | かめ@まさにさっき初サンマ #-[ 編集]
猫団子さん>
骨は食べるけど頭はちょっときついなあ。
でも、座敷が惨劇になるのなら、
猫団子さんちに行ったときは頭も食べましょう。
居酒屋でも誰かがサンマ頼むと波紋のように注文が広がっていきます。

かめさん>
人とサンマは体のつくりが大きく違うからね。
サンマも肛門はあるけど、ドーナツ座布団はいらないのよね。
あっ、邪派だ。
2015/09/14(月) 18:41 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
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