雨雨雨も辛いけど暑暑暑はもっと辛い。
雨雨雨は、徒歩通勤できない、畑に行けない、洗濯もの干せないというような、
精神的なイライラ感がつのる辛さだが、
暑暑暑は、ともかく体に直に響く辛さだ。
そんな中、精神的な辛さを解消すべく、畑に出かけた。
作業はもちろん草の始末だ。
到着したらまずビーチパラソルを立てる。
ここが畑での拠点、休憩所となる。
クーラーボックスにはスポーツドリンクとお茶。
そして頭を冷やす氷のうが入れてある。
熱中症予防の必需品だ。
これだけのフル装備は今シーズン初めてだ。
これに備えて新しい“笠”を買った。
竹製で、二重の輪っかで頭の上に乗せる形になっている。
これが風通しが良くてとても具合がいいのだ。
麦わら帽子ではどうしても密閉空間ができてしまい、
そこがムレムレになってしまうのだ。
それだけの準備をして作業を始める。
使うのはクワ一本、ただひたすらの草取りだ。
今回の草の取り方は草削り、つまりクワで草を根元からそぎ取るのだ。
髭剃りをするようなことだと思ってもらえばいい。
草を取るのに一番いい方法は根から抜くことだ。
根が残らなければ次がなかなか生えてこない。
しかし、その方法はとても時間がかかる。
やっと畑の草を抜き終わったころには、最初に抜いた辺りにはもう草が生えているだろう。
草削りはともかく作業が早い。
ただし、根が残っているので次に生えてくるのも早い。
それはそれで抜くのとは違うメリットがある。
削った草は根が付いていない。
だからともかく枯れてしまう。
抜いた草は根が付いているのでまとめて積んでおくとそこに根付いて生き返ることがある。
現に、長雨の前に抜いて山積みにしてあった草は、まだ青々としていた。
さて、昨日3時間かけてクワで削った畝間の草たちはそのまま放置してある。
天気予報によると、次の雨までのリミットはあと2~3日。
この間に、畝の上の草を丁寧に取り除き、枯れた草を敷き詰めるのだ。
それで次の草が生えてくることと、晴れた場合の感想を防ぐのだ。
そんなわけでこの月曜火曜は、仕事が終わったら畑行きだ。
早く行きたいから徒歩出勤はできない。
でも、少しは運動したい気持ちもあるので、自転車で出勤することにした。
畝の上の草を取るのに手持ちのねじり鎌だけかごに入れて持っていこう。
ちづるには、
「くれぐれも職務質問を受けないように」
とくぎを刺された。
※ ※ ※
やあ、文章を書き終えたぞ、と思ってトイレに行くとき外を見たら、
雨降っとるやないかー!

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笠かぶった写真は以前にありましたよね。