「くつした」は気の毒だ。
手を覆う袋状のものは「テブクロ」と言う。
だから足を覆う袋状のものは「アシブクロ」でいいはずだ。
なのに「くつした」
これは「アシブクロ」と言う名称を
「足袋(たび)」に奪われたからだ。
だからといって「くつした」はないんじゃないか。
靴の下に履くから「靴下」
これでは「靴」あってこその「靴下」ということになる。
まるで「靴より下の立場だから靴下」みたいだ。
「手」はずいぶん優遇されている。
アレだけいろんなことに使われるのに「手ぬぐい」
目的は別のことなのに「お手洗い」
人間の行動の中心は「手」なのか。
確かに「手」は重要だ。
だがもっと重要なはずの「頭」を考えてみよう。
「帽子」
意味がわからん。
「帽」の子ってなんだ?
「帽」ってなんだ?
「鉢巻」
なぜだ?
なぜ「頭巻き」じゃないのだ。
腹に巻いたら「腹巻」なのに、腰に巻いたら「腰巻」なのに。
そういえば、首に巻くのに「エリマキ」ってなぜだ?
これも「エリ」あってこその巻物なのか。
靴下と同じ苦汁をなめているのか。
「鉢巻」が少しずれると「目隠し」になる。
目を隠すから「目隠し」・・・正解だ。
類語に「キンカクシ」と言うのもある。
それがもう少しずれると「さるぐつわ」になる。
なんでや。
「くちかくし」と言うのは確かにおかしいと思うが、なぜ猿?
意味はわからんが、いっそ「くつわ」でもいいじゃないか。
話がそれた。
「靴下」同じような言い方に「ズボン下」と言うのがある。
ズボンの下にはくモモヒキやステテコのことだ。
これもズボンあってこその命名だが、
ちゃんと「モモヒキ」「ステテコ」と言う正当な呼び名がある。
ただし、これも意味がわからない。
「モモ」を「ヒク」から「モモヒキ」なのか?
「ステ」を「テク」から「ステテコ」なのか?
さらにその下、ズボン下下には「サルマタ」がある。
また「猿」だ。
だから「サルマタ」なのか?
まったくなんでこんなにめんどくさいネーミングなのか。
外人が理解できないじゃないか。
手にするものは「手○○」
頭にするものは「頭○○」でいいじゃないか。
あ、
ひょっとして「くつした」って、
足にするから「足す(ソックス)」なのか・・・?
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ずっと前から名ドラマ「あかんたれ」を見ていて 今まさにステテコ。。
丁稚だった志垣太郎扮する秀松が傾きかけた成田屋をステテコで立て直しちう。。
うどん屋のおっさんが股引は夏暑いので脛のとこで切って涼しいと履いていた。
そこからヒントを得てステテコを開発しましたー。。
さて名前をどうするのか。。
切って捨てるから「捨てとこ」
「ステテコ」にしようということになりました。。
いゃ、ほんまはわかりません。。
あかんたれの中での話。。
あぁ~、明日も見なければ。。