すっかり手ぶら通勤に慣れてしまったワタシ。
お昼は、魚肉ソーセージと豆乳とゴマを会社に置きっぱなしだ。
飲み物も緑茶とスポーツ飲料の粉末を常備している。
目薬も充電器も雨具も洗剤もハンガーも会社マイライフの一部だ。
ポットや鍋は“冬物”として奥深いところにしまい込んだ。
で、徒歩通勤しているかといえば、全然していない。
雨が降ったら車で出勤し、
晴れたら車で出勤して、帰りに畑に寄っている。
歩かない分、仕事の合間には筋トレだ。
筋トレ用のチューブも会社に持って行った。
あと、5キロの鉄アレイとダンベルが部屋にあるのだが、
これらも会社に持っていこうかと考えている。
会社を便利に、ではなく、家をスッキリと、と目的が変わってきて。いるようだ
そんなわけで、新たに考えたのは会社での読書だ。
長編小説を読んでいると、土日の休みには家で読みたくなる。
となるとその本が手荷物になってしまう。
読み終わった本は売りに行くまでは保存しなくてはならない。
そこで、その方面のことも考えた。
手荷物にならなくて、家がすっきりする方法だ。
実はずーっとジャマになっていた本たちがあった。
古本屋で買ってきたミステリーたちだ。
思えば二十数年前、
ブックオフなんぞができるより昔、市内の古本屋が勢力を伸ばしていた。
駅近くの小さな書店だと思っていたら、郊外に大きな店を出し、
隣の市へ、さらに隣の市へとどんどん新規開店していった。
私はそれをハシゴして、当時すでに“懐かしのミステリー”となっていた本を、
ガイド本や他の本の解説で知識を仕入れては捜し歩いていた。
そうやって集めた文庫本たちは、ほとんど読まれることがなかった。
最新刊の本の方が魅力があったからだ。
そんな本たちを会社に持っていくことにした。
まず最初は、ケンリックの『三人のイカれる男』
二十数年前にすでに古本だったのだから、紙の色も焼けている。
しかも、字が小さくて内容が古い。
一番わかりやすいのはケータイが出てこないことだ。
再放送のドラマでもそうだが、古いものを見ていると、
「そこはケータイやろが」とツッコんでしまう。
ともかく、そんなだから読み終わったら捨ててしまう。
本を捨てるというのは心苦しいのだが、さすがにこれは買い取りもしてくれまい。
思い切って処分していくのが一番いいのだ。
だったら、カバーなんかとってしまって、裸で読めばいいのだが、
なぜだかブックカバーまで付けて読んでいる。
これはもはや習性というしか無いだろう。
今読んでいるのは、ローガンっていう人の『ストライクスリーで殺される』
メジャーリーグ内で起こった殺人事件の謎解きだ。
現場が野球チームなので、べらぼうな数の登場人物が出てくる。
しかも全員カタカナの名前だ。
早く捨てたい。

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筋トレの器具も会社にある
本まで考えている
もう この際 会社に住んでしまえばいいと思うよ