fc2ブログ
2023 051234567891011121314151617181920212223242526272829302023 07

ツヅキが気になる

ここしばらく読書量が減っている。
パソコンをいじる時間が増えたのが一番の理由だが、
毎晩酔っ払っているとか、
昼休みに中華そばを食べに出かけてしまうとか、
要するに、時間の使い方が悪いのだ。
おかげで読みたい本がたまっている。

都筑道夫と言う私の好きな作家が去年亡くなった。
追悼企画で古い作品がたくさん復刻したのだが、
買わないうちにどんどん書店から姿を消している。
この人は何でも書く人で、本格推理からホラー、SF。
ショートショートにコメディ、スパイ、時代物と何でもありだ。
逆にそのせいであまり興味のないジャンルの本を買いそびれている。

実は、この作家に興味を持ったのはテレビがきっかけだ。
むかし「EXテレビ」という深夜番組があった。
ある日の企画で「推理クイズ」をやっていた。
普段は見ない番組だったが、タイトルにひかれてチャンネルを合わせた。

ところがこれが期待はずれ。
番組が用意した破天荒な謎を、推理作家やタレントがむりやり解き、
どの答えが一番面白いかを競うものだった。
推理と言うよりは、大喜利に近い企画だ。
がっかりしながらも、お笑い番組として最後まで見た。

問題は3問あり、最後に司会者がこう言った。
「尚、本日の問題は、都筑道夫さんの本を参考にさせていただきました。本当の解答を知りたい方はこちらの本をご覧ください」

なんと!
この問題に解答があったとは!
私はその答えがモーレツに知りたくなり、
次の日からその本を探しまくったのだ。

その問題とは、

1、内側から施錠されたマンションで殺された女性は、
  男物のブリーフ一枚だった。なぜか?
2、ひとつの小屋の中で面識のない四人の男が首を吊っていた。
  なぜか?
3、離れで寝たきりの老人が巨大な庭石に押しつぶされていた。
  なぜ? どうやって?


当時、これらの本は書店に置いてなくて、
復刊されて解答を読むまでに何年もかかった。
やっとのことで作品を読んだあと、
よくぞこんなことを考え付いたと、感心したものだ。

解答?
もちろん、ここには書けませんな。





スポンサーサイト



[ 2006/07/16 11:35 ] エンターテイメント | TB(0) | CM(19)
おおっ!
また遊びに来ました~(*´∀`)
そしたら!なんと私好みの記事が!w
LTP大好きなのでこういう謎のある問題を見ると黙っていられないんですよ~
うーむ1は判ったんですが2と3が調べても判らない!
登場人物は男4人だけですか?時代と地域は重要ですか?小屋は山小屋ですか?
老人が押しつぶされたのは自分の家の庭石ですか?老人は殺されましたか?家がある地形は重要ですか?
あぁ癖でつい質問してしまった…答え知りたい!(≧∇≦)
せめて題名だけでも教えてくださいお願いします…
[ 2006/07/16 11:59 ] [ 編集 ]
本がお好きなんですね。
すごい!
私はあんぽんたんなので
絵が書いてないと読めないです(笑)
字がいっぱいだと3回くらい同じ
とこ読まないと先にすすめません。
あっ、めっちゃアホってばれた気が
する・・・・。
[ 2006/07/17 00:09 ] [ 編集 ]
スルリと出す便座
ゆきちさん>
うふふ、謎好きなんですね~。
1、は創元推理文庫の「退職刑事シリーズ」の短編でタイトルがちょっとわかりません。
2と3は光文社の「ナメクジ長屋、砂絵のセンセーシリーズ」の「からくり砂絵」に入ってます。
さすがですね~、時代物ですよ。
2、は「首吊り五人男」
番組では現代風にアレンジしてあったのですが、原作では小屋でなく大きな木。
人数は私の勘違いかも。
3、は寝床から見えるところにある庭石での殺人です。
「小梅富士」というシリーズの代表格です。
このシリーズに私ははまってしまいました。
好みがあるのでなんともいえませんが、よかったら読んでみて下さいね。

m.m.oさん>
読んでいてのれないと、字が苦痛になってきますね。
ページをめくって字がびっちり詰まっているとうんざりします。
昔読んだ星新一さんは、短くてすきまがあってイラストもあって読みやすかったですね。
長編小説を最後まで読んで意味がわからなかった時は悲しくなります。
マンガも好きなんだけど、今はブームに取り残された気分です。
[ 2006/07/17 02:02 ] [ 編集 ]
本は好きです。
でも、買うばっかり読んでない本がいっぱいあります。
昔は寝る前に本を読む習慣でしたが、今は本を広げる前に爆睡してます。(^_^;)
星新一さんは、まさに私も書けるかも…ととんでもない誤解の妄想をかき立てられますよね。そいでもってやっぱりスゴイとすごすごと尻尾を巻かされる作家さんです。
なんか可愛らしいおかっぱ頭のセーラー服(実はブレザーだったけど)ののん太を想像して下さい。.。o○
[ 2006/07/17 10:16 ] [ 編集 ]
う~ん、気になるぅ(-_-;)
謎が解けないと
眠れないたちです
(-_-;)
正解が知りたいものです
[ 2006/07/17 12:02 ] [ 編集 ]
ありがとうございます!
「からくり砂絵」ですか!早速買って来ます♪うほほ~い♪
…読む時間作らなきゃ。
[ 2006/07/17 12:21 ] [ 編集 ]
最近、映画になったデスノートは
漫画なのでもちろん絵がありましたが
セリフというか文字の多い漫画だった
ので読むの大変でしたが面白かったですよ☆
[ 2006/07/17 12:38 ] [ 編集 ]
あたしも
読もうと思って買った本が山積みです。
ツイツイ次々買っちゃいます。
あでやかにクリックしようと思ったら直球勝負に変わってたから
直球勝負でクリックしました。
最近ネット散歩さぼってたら色々変わってて浦島太郎の気分です。
[ 2006/07/17 18:46 ] [ 編集 ]
ドクショナリー
のん太さん>
今数えたら、読んでない本が60冊もありました。
買っても買っても読みたい本から読んでしまうのよね~。
私も寝床で読書があこがれです。
最近は夜更かしだからなあ。
星新一は中学のとき流行りました。
みんなショートショートかきましたわ。
おかっぱのセーラー服を想像しかけたんですが、名前がのん太さんだったのでいがぐり坊主のイメージになってしまいました~。

まぁむさん>
うふふ、そうでしょ~。
私もその口で、文庫カタログの解説にはどれだけだまされたことか・・・
解答はなかなか一言では言えませんねえ。
設定からもっと細かく説明せねば。
私もまだ探し中の本があります。
今絶版、どうしたらいいの~?

ゆきちさん>
好みもあるので心配ですが、気に入っていただけるといいなあ。
最近は魅力的な謎が少ないように思います。
突拍子もない事件に、合理的な解決。
スカーッとしたいですねえ。

m.m.oさん>
「デスノート」興味あるんですよ。
でも映画は前編だとか。
見てしまうと後編が気になるだろうなあ。
マンガや小説が映画化されると、どっちを先に見るか悩みます。
てなことを言いましたが、ほとんど映画館には行ってませんでした。

ニキティさん>
食べ物だといっしょに食卓に並べられるけど、本は一冊ずつしか読めないもんね~。
私は今月は買うのをガマンして、在庫の本を読んでます。
読み始めるといいんだけどなあ。
時代の移り変わりは速いです。
今の流行は「直球勝負」ですよ~。
[ 2006/07/17 21:41 ] [ 編集 ]
私も映画を見てないのでどちらが
お勧めとは言いがたいです。
でも前編の方がすきかなぁ。
ビデオになってから見てみるつもり
です♪
[ 2006/07/18 09:12 ] [ 編集 ]
m.m.oさん>
映画が原作のイメージどおりになることって少ないですよね~。
配役とか、演出とか、もうちょっと、何と言うか、あのその・・・
「ワシに監督させてくれー!」
っていうこと、ありません?

[ 2006/07/18 23:26 ] [ 編集 ]
あります~!!
なんでこんな終わりかたすんの??
とか配役は本当に大事だし、映画を
みる気が起きる起きないにかかわって
くると思います。

こみさんはメガホン握って
みたいんですね(笑)
[ 2006/07/19 10:20 ] [ 編集 ]
いや~、ホント。
特に配役は重要ですよね~
売り出し中だからとか、流行っているからとかいう理由で配役されるとがっかりです。
私がメガホン握ったら、
「こみ監督、主演」の大河ラブストーリーができるんだけどなあ。
[ 2006/07/19 21:29 ] [ 編集 ]
その中に、
「こみ、ちづるに洗濯物で怒られる」
とか盛り込まれてたら嬉しい事
この上ないです(笑)
[ 2006/07/20 10:45 ] [ 編集 ]
m.m.oさん>
大河ラブストーリーから考えると、
ささやかなワンシーンですな~。
しかし、なぜ私が怒られることをお望みで?
[ 2006/07/20 22:21 ] [ 編集 ]
いえ、このブログタイトルの前のこみさんのブログタイトルにかけてみただけです☆
[ 2006/07/23 00:07 ] [ 編集 ]
とりあえず、怒られてはいます。
[ 2006/07/23 20:37 ] [ 編集 ]
都築道夫先生では、「朱漆の壁に血がしたたる」という本を持ってます。

積読状態です。
[ 2015/11/04 19:25 ] [ 編集 ]
ポール・ブリッツさん>
派手さはないけど職人的な作家さんだと思います。
トリックやリアリティはもちろん、文章にもこだわりがある人のようです。
図書館に通って『推理作家の作り方』を読んだっけなあ。
[ 2015/11/05 21:17 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


    ※はじめてご利用のみなさまへ※
       ★おヒマならこみ箱★
     ★こんなんですがギャラリー★


    ↑いい人はクリックしてね。
    人気ブログランキングへ



月別アーカイブ
ブログ検索
ブロとも申請フォーム