会社で洗濯をするようになって気付いたことがある。
靴下って小さい割に乾きにくいってことだ。
タオルやTシャツがサラサラになっても靴下だけしっとりしている。
こういうことって、洗濯をしない人は知らないと思う。
私は料理はするのでいろんな素材の問題点は知っているつもりだ。
そんな私が最近感じているのが、料理の基本中の基本“焼く”は問題が多いということだ。
これもやらない人にはわからないだろう。
なので、素材ごとの問題点をお教えしよう。
ただし、オーブンやグリルではなく、コンロでフライパンや網で焼く場合に限る。
玉子焼き➡巻いていくつもりがいきなり半分に折ってしまう。
薄焼き卵➡必ず破れてオシャレなスカーフみたいにくしゃくしゃになる。
目玉焼き➡三つに一つは黄身が破れる。
オムレツ➡左手をトントンするが、こっち側に丸まってくれない。
ステーキ➡切るまでレアかウェルダンかわからない。
豚のショウガ焼き➡たれを入れた瞬間ビチビチ飛び散る。
焼き鳥➡大きな身だけ中まで火が通っていない。
ハンバーグ➡中心をへこませるのを忘れる。
ベーコン➡ベーコン自身から出る脂で焼くとかいうが、それほど脂が出ない。
ハム➡ブクブクになる。
ウインナー➡カーブになった内側を焼くことができない。
サンマ➡長すぎて頭としっぽが生焼けになる。
ブリ➡箸でひっくり返そうとすると二つに割れる。
鮭➡網にくっついた身が気になる。
アジ➡皮がむけて残酷な感じになる。
カマスの干物➡目が怖い。
小さい干物➡裏返しているうちに箸を持つ手が「熱っ!」ってなる。
イカ➡焼き始めた瞬間に丸くなり、内側が焼けなくなる。
エビ➡熱くて殻がむけない。
ホタテ➡身が上にくっつく。
牡蠣➡身が上にくっつく。
大アサリ➡身が上にくっつく。
タコ焼き➡タコである必要があるのかと疑問を持つ。
お好み焼き➡裏返すときにフライパンの縁に乗って分解する。
焼きそば➡皿に移す前にかつお節をふりかけてしまい、それが舞い散る。
チャーハン➡ともかく散らかる。
ナポリタン➡あたりが赤くなる。
トウモロコシ➡しょうゆを塗る刷毛がないのでそのまま掛けてこぼす。
ピーマン➡接地面だけが焼ける。
ナス➡油を吸ってしまうので不経済。
シイタケ➡もういいもういいと思いながらシワシワになるまで焼いてしまう。
シシトウ➡パーンと破裂する。
パン➡なぜか粉だらけになっている。
餅➡あっちのとこっちのがいつの間にかくっついている。
ホットケーキ➡パッケージの写真のようにできない。
ギョーザ➡水を入れ過ぎて蒸発するのを待たなければならなくなる。
はんぺん➡厚い所と薄いところの差が気になる。
白はんぺん➡びっくりするぐらい黒く焦げる。
いかがだろう。
これを見るとこの世にあるすべての食材が焼くことに不向きだとしか思えないはずだ。
ウソだと思うならやってみるがいい。
初心者にはまず“ポップコーン”をおすすめする。

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ポップコーンはね、必弾けず種のまま黒こげになったのが二、三粒、残る。