いまや、人生80年。
いやなニュースが多い中、
なんとか平穏無事に暮らしたい。
そう考えるのは当然だ。
しかし、はたしてそれだけでいいのだろうか。
波風立たぬ平凡な人生。
もちろんそれもいいだろう。
ただ、その中にも多少の刺激は必要なのだ。
刺激があって初めて、平和を平和と感じられるのだ。
人間はそのための臓器を持っている。
突発性精神刺激用臓器、「盲腸」だ。
世間では、何の役にも立たないと言われてきた盲腸。
迷惑をかけるだけの厄介者だと思われていた盲腸。
なくなったら何グラムかでも体重が減るのにと嫌われた盲腸。
そんな盲腸にもちゃんと役目はあったのだ。
盲腸を切ってないと宇宙飛行士にはなれないと聞いたことがある。
宇宙で盲腸が痛くなったら困るからだ。
そりゃ、あのせまい生活空間で、
ひとりがお腹を抱えてうんうんうなっていたら、
ほかのメンバーの気が滅入ってしまう。
一般生活でも、盲腸が痛くなったら困るパターンはいくらでもある。
たとえば飛行機、たとえば船旅、
たとえば9回ウラツーアウト満塁、
たとえば指名手配中・・・
いつそのときが来るかわからない、
まさに盲腸とは、拾った時限爆弾。
そうは言っても、長い人生を振り返る段になったとき、
盲腸騒ぎなんて、ほんの些細な出来事になっているだろう。
爆弾だなんてとんでもない。
せいぜいスパイスぐらいの刺激だろう。
人生のスパイス「盲腸」
「薬味を散らす」と「薬で散らす」の違い。
いかん、眠くて頭が「盲脳」になってきた。
え~、続きでバトンやってます。
Q1、17歳のとき何をしていた?
体育倉庫でハンマーが見つかって、ハンマー投げの練習を始めました。
Q2、17歳のとき何を考えてた?
せいぜい2時間先のこと。
Q3、17歳のイベントといえば?
修学旅行かな。
Q4、17歳でやり残したことは?
何も方向を決めなかったこと。
Q5、17歳に戻れたら何をする?
毛根の手入れ。
Q6、17歳に戻っていただきたい5人
じゃあ、背の順で前から五人。
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まったく。盲腸に向かって、おめ~のせいで体重が重いじゃないか!と口汚く罵る私は間違いなく「完全責任転嫁型」です。
ところで「17歳で何も方向を決めなかった人」と「17歳で方向を決めたけど、かなり後になってその方向の間違いに気づいた人」はどちらが幸せなんでしょうか?
私?もちろん後者です。