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桂文我さん、おめでとう!

今日は、毎月恒例みそか寄席の日だ。
今夜は特別、「みそか寄席15周年の会」だった。
考えてみたら、もう12年も皆勤で通っている。
回数で150回、干支が一周してしまった。
よほど体が丈夫で、用事がないのだろう。

これだけの回数通っているといろんなことがある。
楽屋に入ってサインをもらったことや、
前に呼ばれて手品のお手伝いをしたこともある。
福引で当たったことも何度かあるが、
今日はとんでもないものが当たってしまった。

待合の座敷に巨大な招き猫があって、
お客さんたちが祝いの寄せ書きをした。
これはメインの噺家、桂文我さんに内緒の、
スタッフの粋な計らいだ。
この招き猫を、お客代表として桂文我さんに手渡す役、
当たってしまった・・・

いつも、前座、ゲスト、文我さんと三席の落語の後、大喜利となる。
今回は記念ということで、文我さんが大ネタを演じた。
「地獄八景亡者の戯れ」という1時間にも及ぶ大ネタだ。

気と膀胱が小さい私、長い噺と聞いただけで尿意をもよおす。
なのに突然の大役、
開演直前にトイレに行ったにもかかわらず、
前座の噺の途中で微尿意が。
この噺が終わったらトイレへ行こうかと迷ったが、
落語の間に休憩はないし、特別ということで普段より多いお客さんを
かき分けていかなければならない。

落語は二人目へ。
尿意は「微」から「小」へ。
もうこれが気になって落語どころではない。
きっとこの尿意はニセ尿意に違いないのだ。
トイレに行っても、どうせ大して出ないのだ。

と、ひとり焦っているうちに、文我さんの長い噺が始まった。
しかしさすがは文我さん。
話に引き込まれて、いつの間にか尿意を忘れてしまっていた。
気がつけば話は終盤。
持つ。これなら最後まで持つぞ!
安心は膀胱に余裕を持たせる。
おかげでズボンをぬらして贈呈式、なんて羽目にはならずに済んだ。

おめでとう、文我さん!
永く永く続けてください。






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[ 2006/07/01 01:47 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(3)
こみさんもおめでとう♪
大役を果たせましたね♪
「この後に大きな仕事がある・・・」と思うと気もそぞろ(^^ゞになりますよね

おもらしせずに良かった~~~!ほっ
[ 2006/07/01 09:12 ] [ 編集 ]
うらやましい
いつもみそか寄席の記事を読むたびに、「う~ん。羨ましい」と思います。

実はイク爺も落語が大好きで..とゆうより桂米朝さんのファンなんですが。

実際に聴きにいったことはないんですが、「桂米朝全集」なるカセットテープがありまして、車に中とか寝る前とかによく聴いてました。

今じゃそれも何処へ行ったやら...

「地獄八景亡者の戯れ」はよく聴いてました。もう10年くらい聴いてないんで詳しい内容は忘れましたが、最後の方のくだりで鬼の体のなかに入って暴れて、鬼がクシャミしたり痛がったりするとこなんか笑えますよね。

いいなぁ「みそか寄席」、う~ん羨ましい。
[ 2006/07/01 23:51 ] [ 編集 ]
まぁむさん>
招き猫を手渡したあと、
「あなたがこみさんですか」
と文我さんに言われました。
毎回アンケートに感想を書いているうちに名前を覚えられたようです。
これで、お客さんにも名前がばれてしまいました。
おもらししてたら、もっと覚えられただろうなあ。

イク爺さん>
みそか寄席のメインの文我さんは、
枝雀の弟子なので、米朝の孫弟子に当たります。
年に一度ぐらい大物が来演。
米朝、枝雀は2度。
ほかにも文枝、春団治、柳家花禄などが来演しました。
場所は古い料理旅館を改装したもので、風情があっていいですよ。
「地獄八景」は時事ネタを盛り込んだりするのでかなり盛り上がりましたよ。
[ 2006/07/02 18:45 ] [ 編集 ]
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こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
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