B級監督

ここでは、B級監督 に関する情報を紹介しています。
引っ越し前の倉庫にはまだまだたくさんのモノがある。
ほとんどは本社に引き取られるものとゴミなのだが、
こちら、新店舗で必要な備品や商品も眠っている。
なので今だに、暇を見つけてはそれらを取りに行かなくてはならない。

警備保障のセンサーを解除し、シャッターの鍵を開けて中に入る。
およそ300坪に棚やら段ボールやら、あらゆるものが散乱して、まるで廃墟だ。
建物の一部は築数十年の木造で、何やらいわくがありそうで恐ろしい。
こんなところで一人でいると、おかしな事ばかり考えてしまう。


これがもし、ホラー映画だったら。

使えるものを探していて、ふと顔を上げると子供がいる。
「おい、どこから入った!」
逃げる子供、追いかける私。
「ちくしょう、どこにいきやがった」
ええいと、近くのがれきを蹴飛ばし、作業を再開しようとふりかえる。
するとそこには…
「あ、あ、あわわ…ぎゃー!」


これがもし、パニック映画だったら。

作業をしていると虫が一匹飛んでくる。
「うわっ、脅かしやがって」
それを叩き落とすと、また一匹。
そしてまた一匹。
どこからかざわざわと何かが這い回る気配がする。
「何の音だ? こっちか?」
向こう側で音がする古いドアを開けてみると、
「ひっ、ぎゃー!」


これがもし、サスペンス映画だったら。

「なんだ、誰かが侵入した形跡があるぞ」
散らかった食べ物、生活のゴミ。
ロープ、そして血痕?
おそるおそる、たどっていくと、その先に見える人の手。
人の気配に振り返ると、そこには鉈を振りかざした…
「ぎゃー!」


これがもしSF映画だったら。

なぜか暗い現場にスポットライトが。
突然現れた白い小柄な人影。
「誰だっ!」
「ワレワレハ」
「ぎゃー」


これがもし恋愛映画だったら。

振り返ると手にナイフを持った若い男が。
ぷす。
「ぎゃー!」

「きゃー、なんてことをしたの!」
「仕方がなかったんだ、おれは逃げる」
「待って、私も連れていって」


あんたはこういう役柄が似合う、とちづるに言われた。





↑評論家的な人もクリックしてね。






スタートできない
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コメント
この記事へのコメント
すごい
ねぇねぇ、これ全部画で表現してみない?
2014/11/14(金) 07:02 | URL | 猫団子 #mQop/nM.[ 編集]
そやね
1日1話で、どないやろ
2014/11/14(金) 16:46 | URL | かめ #-[ 編集]
これがもしドキュメンタリー映画だったら
背後からぽんと肩を叩かれ振り向くと沈鬱な顔の社長が。

社長「ええ、きみね、明日から……」

「ぎゃー!!」
2014/11/15(土) 16:08 | URL | ポール・ブリッツ #0MyT0dLg[ 編集]
ハイ、オソロシイですね、
一匹、また一匹と蜘モが増えていくんですね、身の毛もよだちますね、あの、ヒッチコックの『鳥』を思わせますね、ヨンホンゲはおもわず「ひっ、ぎゃー!」と叫んでしまうんです
このときのヨンホンゲの表情、カメラが斜め下から捉えてものすごいですね、さすがこの監督は、みせどころを逃しませんね、さらにヨンホンゲの脚を蜘蛛がよじ登ってくるんですね、もうそれはそれは…
2014/11/15(土) 21:32 | URL | かめ@昭和は遠くなりにけり #-[ 編集]
猫団子さん>
この絵では無理でしょう。
緊迫感も重厚感もないんだから。
あ、一部に緊迫感あった!

かめさん>
一日一話って、千夜一夜物語(挿絵付き)かい。
一日四コマの人でもすごいと思うのに。
しかも、監督主演悲鳴の三役でっせ。
2014/11/15(土) 22:28 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
ポール・ブリッツさん>
♪サラリ~マンは、気楽な稼業ときたもんだ!
って映画かと思ったらドキュメンタリーかいっ!
それは家に帰って報告してからがスプラッタやね。

かめさん>
『ヒッチコックの鳥』ときたら、世界三大『○○の○○』の一つだからね。
あと二つは『ムンクの叫び』と『卓球の愛ちゃん』です。
そこに『こみの蜘モ』で入るのは…いやだー!
2014/11/15(土) 22:32 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
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