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鳴かぬなら

犬はワンワン、猫はニャアニャア。
ホーホケキョにツクツクホーシにクックドゥードゥルドゥー。
言葉を持たない動物たちは、いろんな理由でやたら鳴く。
人間は話すことができるからか、
ちょいちょい泣くが、めったに鳴かない。

人間の泣き声があるとしたら、それは悲鳴ではないか。
性別、人種、国籍、年齢にかかわらず、
ほとんどの人間が「きゃー」とか「ぎゃー」と叫ぶ。
これも便宜上、文字を当てはめているのであって、
言葉にできるものではないのだ。
誰がいい始めたのかは知らないが、
「あ゛ー!」が一番よい表現かも。

動物の鳴き声が、威嚇や求愛などの意味があるように、
人間の悲鳴にも意味がある。
怖い、痛い、熱い、冷たいなどだ。
これらの状況が、あまりに突然でびっくりしたときか、
予想を上回る激しさで許容範囲を超えたとき、人は悲鳴を上げる。

たとえば、熱さの場合。
うっかり焼けたフライパンに触ってしまったとき、人は叫ぶ。
お灸はあらかじめ熱いことがわかっているから、
ある程度はガマンができる。
だが、限界を超えたとき、叫んでしまうのだ。

怖さも同じだ。
「怖いな~、怖いな~」と思っている間は叫ばない。
急に驚かされたり、恐怖が限界を超えたときに、
人間は悲鳴を上げるのだ。

ところが人にはプライドというやっかいなものがある。
突然のこととはいえ、言葉で表現できずに、
動物みたいに悲鳴を上げてしまうなんて。
これは恥ずかしい。
だから、つい、ごまかそうとする。

熱かったとき、「あーっ!」と、ここまでは悲鳴なのだが、
うしろに「つぅ~」を付けて、
「ちゃんと人間の言語で表現したもんね」
と、主張するのだ。

痛い場合は少し複雑だ。
足の小指を魔の角にぶつけたとき、
「い~っ!」と叫んで「たぁ~」を付ける。
この「い~」は「痛い」の方向を向いてはいるが、
言葉になりそこなった悲鳴なのだ。
それを「たぁ~」でごまかしている。
その証拠に、足の小指に衝撃を受け、
「うへあっ!」と叫んでしまった人も、
ちゃんとうしろに「たぁ~」をつけるのだ。

こんなみっともない目にあわないためにはどうしたらいいか。
演劇部の発音練習のように、河原の土手で、
「あつっ、あつっ、あつっ」
「いたっ、いたっ、いたっ」
このような方法がオススメだ。


s-hasamareta.jpg

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[ 2006/06/07 01:24 ] 世間話 | TB(0) | CM(5)
あこがれ
うちの姉ちゃんはちっこいときから良く叫ぶ。
「キャー」って。
カエルがいただの。毛虫が肩に乗っただの。
風呂を変なやつが覗いていただの。
(小学生低学年だった私は窓を開けようとしている、変なやつの指先だけ目撃)
ともかく、ねえちゃんの叫び声は、良く響いて
いかにも「キャァ~」なのだ。
それに比べ私はビックリし過ぎるときゃーでもなければうんでもすんでもない。
ただ目がぐりぐり。
それでもやっと絞り出された悲鳴は「うぎゃー」だの「ぎょえー」だの…つまり濁音。
昔から「キャァー」が憧れです。やっぱり河原で発声練習すればよかったかしら?
[ 2006/06/07 11:27 ] [ 編集 ]
魂の叫び!?
私はちょっとしたことでも「きゃー!」だの「いやー!」だの「いたっ!」だの叫ぶので
ダンナが「何事か」とびっくりしますです
子供がしでかした事に関しては
「なんじゃこりゃ~!」ですが・・・M田優作かいっ!(爆爆)

一番大声(というか高い声)で叫ぶのは
あたまにGのつく虫を見たときですかね
ヤツの場合驚きすぎると声も出なくなりますが・・・

不本意だったのは昔某所で怖い目にあった時
「きゃ~!!!」ではなく低い声で「うあああああ!!!」と叫んでしまったことですな
周りに人がいなかったんですが
いたらそっちの方が恥ずかしかったことでしょう
[ 2006/06/07 17:02 ] [ 編集 ]
あまりにも痛い時は声が出ません。
低い声で『ぐぇ』だとか無言で「ツーーーーー」と心で叫ぶくらいですわ。

今日は右足の小指を柱の角にぶつけちゃいました。Y(>_<、)Y
[ 2006/06/07 20:16 ] [ 編集 ]
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[ 2006/06/07 20:51 ] [ 編集 ]
のん太さん>
今、コマーシャルでありますね。
「おねえさんは、ずるい」
きっと絹を裂くような、美しい悲鳴をあげられたのでしょうねえ。
で、のん太さんは・・・
ずだ袋のかぎ裂きみたいな、濁音中心の悲鳴だったのね。
発声練習が足りません。

あるるさん>
悲鳴慣れしているにもかかわらず、
いざと言うとき低音で・・・
「うああああ~」
なんて悲鳴が出そうになったときのために、イニシャル「G」をフトコロに忍ばせておくというのはどうですか。
きっと素敵な悲鳴が・・・
タイミング無視で出るでしょう。

まむちゃん>
足の小指で柱を折るのはやめてくださいね。
「ぐえ」はいけません。
それは人ではありません。
「きゃあ~」の駅前留学をしてくださいな。
[ 2006/06/08 21:44 ] [ 編集 ]
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プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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