百円ショップの前に立つ。
腕組みをして考える。
はて、百均に来たら何か買おうと思っていたのだが、なんだったっけ?
まあいいや、また今度思い出した時に買おう。
こんなことが何度も繰り返されている。
今はその欲しいモノが何かかわかっている。
私が座っている椅子から見えるのだ。
パソコンを見ている目をふと横にそらせば、床に落ちているそれが目に入る。
壁掛けフックだ。
先日、パソコン前に掲げていたコルクボードが落ちた。
あれをメインで支えていたのがこれだ。
つまり、こいつの粘着力が落ちたために、あの惨事が起きたのだ。
だからコルクボードを復活させるには、フックの強度を増さなければならない。
以前見た覚えがあるのだが、裏面が接着テープだけでなく、
針のようなものを壁に刺して使うタイプのがあった。
それだと格段に耐荷重が増すのだ。
で、それを買おうと常に思っているのに、
百円ショップの前に行くと忘れてしまうのだ。
店に入ってしまったら、実物を見て思い出すかもしれない。
でも、ここにあるものみんな百円ですよ、なんて言われたら、
絶対に使うことのないものまで買ってしまうに決まっている。
百円分だけでレジに並ぶのは恥ずかしいと思って、
会社で食べるおやつや謎のプラスチック製品をかごに入れてしまうだろう。
無駄遣いだ。
そんな余裕はない。
だって、パソコンを買うんだから。
昨日、電機店の知り合いに会うことができて、
話をした結果、パソコンをお願いしてきた。
6万円だ。
そんなわけで、商談成立でどんちゃん騒ぎをしてきた。
ああ眠い。
壁掛けフック、そろそろ拾おうかな。

↑みそか寄席の日ぐらいの時間になってしまったのでクリックしてね。
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今日は壁掛け時計。
ところで、柱時計と壁掛け時計とどう違うんでしょ?