国によって、習慣や考え方が違うのは仕方ないことだ。
それを踏まえたうえでも納得できないことがある。
例えば、日本では肯定の時首を縦に振るが、これを横に振る民族がいるらしい。
そういう文化なのだということは分かっていても、
「普通『うん』なら縦だろう」
と思ってしまう。
言葉というのも様々だ。
右から左へ書いたり、漢字しかなかったり、我々に考えつかないような文字があったりする。
その言葉についてとても不可解なことがある。
日本人からしたら「どうしてこれがわからないの?」というようなことだ。
その相手は世界共通語と言われている英語だ。
五十音は50、アルファベットは26の文字を使って会話したり文章を書いたりしている。
これだけ考えたらアルファベットの方が効率がいいような気がする。
しかし、ひらがななら一文字のものをアルファベットはほぼ二文字使う。
率が悪いのだ。
この率の悪さはどこから来ているのか。
私は、濁点を使わないからだと思っている。
日本語では「か」に「゛」をつけて「が」になる。
これが英語では「K」と「G」と全く別物だ。
なぜだ。
「か」をちょっと濁らせたら「が」ではないか。
なぜそれがわからんのだ、英人よ。
ほかだってそうだ。
「さ」がちょっと濁ったら「ざ」
「た」が濁ったら「だ」
ちょっと口を動かして発音してもらいたい。
ほーら、ね。
「は」と「ば」と「ぱ」もその関係性がはっきりしている。
なのに英語では「H」「B」「P」と別々だ。
この辺が「まだわかってないなあ」と感じるところだ。
「T」と「D」が「てー」と「でー」ってとこで、ちょっとはわかってるのかな、と思っていた。
でも「H」でまだ理解できてないことが判明した。
「B」が「びー」、「P」が「ぴー」なら、
「H」は「ひー」になるのが当然ではないか。
「K」と「G」もややこしい。
ドイツのように「げー」と発音してくれたらわかりやすいのに、
「じー」なんてことにしてしまったから「き」に濁点をつけたら「じ」になるような勘違いをしてしまう。
だから「ORANGE」という単語が覚えられないのだ。
「S」と「Z」なんてこんなに形が似てるのに「えす」と「ぜっと」だ。
ホントは「しー」と「じー」にしたいのに「C」や「G」があるからそれができない。
「さー」とか「ずー」でも良かったのだが、もはや手遅れという感じだ。
そもそも「C」やら「F」やら「J」の存在がめんどくさい。
なんでそんな特別扱いみたいなことをするのだ。
それを言い始めたら「Q」や「V」なんて必要ないんじゃないか。
「R」と「L」もどっちかでいいんじゃないか。
「N」と「M」はもうちょっとわかりやすくしたほうがいいんじゃないか。
ああー、もうイヤになった。
何がイヤになったって、「 」を打つのがうっとうしくて仕方ないのだ。
でも、今日のネタから「 」を抜いたら意味がわからなくなるだろうなあ。
日本語もちょっと考えたほうがいいのかもしれない。

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