老いも若きも和も洋も

ここでは、老いも若きも和も洋も に関する情報を紹介しています。
母を買い物に連れて行くと、スーパーの入り口あたりにパンが山積みになっていた。
枕にしてはちょっと小さいが、形も柔らかさもよく眠れそう、といった感じのパンだ。
母はその中からチョコレートの混じったやつを手に取った。

「このパンが案外好きなんさ」

「それ、チョコレート味やけど、ええの?」

「ええっ、黒いからレーズンやと思とった」

「食べたことあるんやろ?」

「気ぃつかんだ」

「どこにも粒がないやろ」

「そしたら白いのにしよ」

「ちょっと待て。『白』ってひとまとめにするな。レッテルにいろいろ書いてあるぞ」

「そんな字、読めん」

「それは『マロン』こっちのは『プレーン』やし」

「はあー、これみんな違うもんか」

「形も違うやないか。えーとこれは『アップル』で、これは『マーマレード』で・・・」

「なるほど、白ばっかりいっぱいあるはずやねえ」

「で、どれにする」

「マロンって何?」

「クリ」

「そしたらクリにしよ」





さて、話は変わっていつもの居酒屋。
この店は日替わりメニューが大鉢に盛られてカウンターに並んでいる。
これがすぐ出るおつまみとして人気だ。

「Sなちゃん、『ぬた』ちょうだい」

「え、『ぬた』?」

「『ぬた』」

「『ぬた』?」

「『ぬた』」

「『ぬた』って?」

「あんたの目の前にあるやないか!」

「『ぬた』・・・・・・」

「その味噌の」

「ええ~、これ『ぬた』って言うの?」

「そう、それが『ぬた』」

「このネギのやつ?」

「それは“ネギ”やない。“ワケギ”」

「“ワケギ”?」

「おまえ、外人か!」

「『ぬた』じゃないの?」

「だから、それは『ワケギのぬた』」

「これネギじゃないの?」

「ワ・ケ・ギ!」

「この草が?」

「草っていうなー!」




世代によって、簡単な話がこんなに長くなるという事例でした。








↑それでいい、それでいいからクリックしてね。






もう作っちゃったの?
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
昨日に引き続き…うわぁっはっはっは
ぬたはあさりとか烏賊とかとあえてあったのかしら?
ぬたでぱっと浮かんだのが「バカガイ」だったんですけど、Sなちゃんに「バカ貝」って通じるかしら?

…バカ貝は方言かと思って調べたられっきとした「和名」なのね。知らんかった。
2013/04/07(日) 12:59 | URL | 猫団子 #mQop/nM.[ 編集]
簡単な話が長くなる・・・のを過ぎると・・・
『だけど、あれはあれだよね~・・・』
『いや、あれだからあれなんだよ・・・』
と、単語も少なく、文章も短くなります。
お互いの頭の上に浮かんでる風船の中身が見えるようになるのかも!(笑)
2013/04/07(日) 14:09 | URL | さくら #aIcUnOeo[ 編集]
猫団子さん>
ふふふ、早速使っちゃったねえ。
ぬたはイカとワケギでした。
バカ貝って気の毒なネーミングだねえ。
Sなは以前ご紹介した、
「お茶漬けってなに?」と聞かれ「ご飯にお茶をかけたものです」
と答えた強者です。
その貝に共通するところがあります

さくらさん>
そうそう、このステージを過ぎると会話は短くなるかも。
どうしてそれで会話が通じてるんでしょうね。
でも、そのうち会話の発端が思い出せなくなるのよね。
「えーと、何を言うつもりやったっけ?」って。
2013/04/07(日) 16:04 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
Sなちゃんも、大モノやね~
ご飯にお茶をかけたもん、ゆうたお嬢ちゃんですやろ、笑いの宝庫みたいな子ぉやね

しやけどご母堂さまが、ふだん何をどうして召し上がったはんのか、だんだん心配なってきましたでー

マロンの『ぬた』は案外、いけるんとちゃいますか
秋田では、胡桃を擂って山菜を酢味噌あえにします、ホンマに美味しいもんです

トケ井、マロンのぬたやのうて、マロンクリームのぬた
そら、あきまへんなー
2013/04/07(日) 17:46 | URL | かめ #-[ 編集]
うんうんやっぱり枕は白よね クリよね~♪
て その手の話には延々乗れるような気がする今日この頃ですが
我が家で
 その葉っぱといったのは私でした
わけぎとネギは味噌羽織まで・・ ヌタになるまでまでの生状態で見た目だけで説明付けられませんです  右の葉っぱ~ と夫に伝えましたw 
2013/04/07(日) 18:56 | URL | maso♪ #Bzu7/SWU[ 編集]
こみさん
お母様との会話
まるで 少年のようですね
お母様の前では こみさんも
純真な心になれるようです

奥様に言ってお母様のようになってもらって下さい

女性の母性本能をくすぐるのですよ
2013/04/07(日) 23:45 | URL | りら #sSHoJftA[ 編集]
苦肉の策は
ギリギリ許す!
許すって言うな〜!
しかも、後記事の分をこっちに
書いてくんな〜!

うううむ。Sな・・・・
おもろすぎるやろ〜。
それは通うわ。
ブログネタの宝庫やわ。

トケイの右手が、かわゆす。
2次使用もグッドですな。
3次まで許す。
だから、許すってゆうな〜。
2013/04/08(月) 13:29 | URL | マルボーズ隊員(タカダカズヤ) #.Oqi5Drk[ 編集]
かめさん>
そう、鍋を注文されて「カラでいいですか」といったSなちゃんです。
うちの母はふだん何食っているのだろう。
つまみ食いが多いことだけは知っています。
マロンぬたを食べていませんように。

maso♪さん>
マロン枕はちょっといいような気がします。
ファンタジーな夢が見えそうだし。
ネギとワケギを見た目で判断するのは難しいですよねー。
でも、葉っぱはいけません。
葉っぱと言っていいのはオオバだけですよ。
2013/04/08(月) 20:46 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
りらさん>
この会話から私の純真が読み取れましたか。
とても田舎チックなだけだとおもってたのに。
ちづるの本能を刺激するのは怖いなあ。
命に関わる気がして。

マルボーズ隊員さん>
とりあえず「苦肉の策」に触れてくれたので、
「許す」といったことは許す。
Sな、あまりに突拍子もない事を言うので人気者です。
でももうじき辞めちゃうのです。
ゆるさーん。
2013/04/08(月) 20:54 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tabekube.blog6.fc2.com/tb.php/2629-6dd0464f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック