気遣い水使い

ここでは、気遣い水使い に関する情報を紹介しています。
土曜日を二日酔いで棒に振った分、日曜日は頑張った。
ともかく、ダイコンだけは蒔いておきたい、
その一心で、額と額以外に汗して働いた。
これは私にとって、近来稀に見る重労働だ。

八月の末にキレイに草取りをしたはずなのに、
その後の雨続きで草は見事に復活していた。
これを、怒りに任せて草刈機で刈ってしまったので余計面倒になった。
根だけを取らなければならないのだ。

まず、草を取る。
耕しながら出てきた草の根を取る。
肥料を混ぜ込みながら、出てきた草の根を取る。
畝を作ってならしながら、出てきた草の根を取る。
『草の根運動』の地道さが身にしみた。

豊作になりますように

こうしてなんとか三本の畝ができた。
寒冷紗のかけてある二本の畝は先週種を蒔いたところだ。
ダイコンのほかに、コカブ、チンゲンサイ、コスレタス、チマサンチュ、
コマツナ、ニンジン、ミズナなどが少しずつ蒔いてある。

畑の向こう側が草まみれだが、ここはこれからやっていくところだ。
草の中にまだピーマンやシシトウ、ナス、オクラなどが生きている。
ここも冬野菜を時期をずらして植えていく予定だ。


さて、種まきも終わり、あとは水をやるだけ、という段になってややこしいことになった。
私の畑のとなりはおじさんの畑で、その隣には家が建っている。
その家を回り込むと、もう一軒家があり、その向こう側に水源がある。

その畑のとなりの家の横に一台の車が停った。
運転手は若い男だ。
どうやらその家の人らしく、庭からホースを伸ばしてきて車を洗い始めた。

図A

これはいかん。
私は今からバケツとジョロで水を運びたいのだ。
水をザンバザンバ使って車を洗っている横を通って水を運んでいたら、
いかにも「ホントは水を分けて欲しいのよ」って言っているみたいではないか。

以前、水を運んでいたら、この家のおばあさんが、
「うちの水を使っていいよ」
と言ってくれたことがあるのだが、そうもいかんと遠慮したことがある。
しかし、この若い男はそんなことは知るまい。

声の届く範囲だが、挨拶をする気もないようだ。
私もあまり見たことがない顔で、この家のどういう立場の人かわからない。
おばあさんの娘の旦那さんとは違うし、孫はまだちっちゃな子供のはずだ。
誰なのかわからないが、ミズ知らずの人であることはたしかだ。

ただ、このとき時刻はもう一時前。
私は、種に水をやって、早く昼ごはんを食べに帰りたい。
この若造は、お昼ご飯を食べて一服したあと、
「さて、天気もいいし車でも洗おうか」
となったに違いない。

だとしたら、私のほうが優先順位が先なのではないか。
私が水を運んで、種たちが潤ってから車を洗い始めるべきではないのか。
いや、やはりその水をくれればいいのではないか。
いやいや、そのホースで私の畑に水をやればいいのではないか。
いやいやいや、こいつが私の畑に水をやればいいのではないか。


でもやはりそんなことは言えなかった。
その横を通って、水を汲みにも行けなかった。
写真ではすでに水がやってあるのがわかるだろうか。
これは夕方になって水をやりに来た時の写真なのだ。

ああ、農業って辛抱ばかりだなあ。







↑もっと早く行けばよかったんだけどクリックしてね。







先生、忘れてない?
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
も~ こみさんったらミズくさい♪
呼んでくだされば 雨降らせて差し上げたのに ヾ(--;)

うちに 巨大なケロのジョ~ロがあるんですけど 水をいっぱいにすると重すぎてジョ~ロとして撒けないのよね バケツと同じ使い方になっちゃうのん(/_;)
2012/10/16(火) 09:12 | URL | maso♪ #Bzu7/SWU[ 編集]
自問自答の水かけ論。
たかがお水、されどお水。
お水にも一寸の魂なのよ。
うっふん。

なんのことだ。
2012/10/16(火) 10:28 | URL | NANTEI #8g7ZE2Jk[ 編集]
お疲れ様です
その御仁に夕方も遭遇しなくてヨカッタ。

洗車の横をじゃっぶんじゃっぶん運んだら良かったのに。
多分洗車の御仁はなぁ~んにもキニシナイと思いまする。
2012/10/16(火) 12:22 | URL | 猫団子 #mQop/nM.[ 編集]
水のことでいろいろ悩んだのでしょうか。クスって笑ってしまいました。人に気を使ったり、農業も本当に大変ですね。
2012/10/16(火) 17:42 | URL | RISA #-[ 編集]
人間 何事も辛抱だ
体力を使うのは身体の為にいいのだと思うのですが
気を遣うのは頭皮に良くない。
私だったらワザと若者の前で転んで同情をかう
という技を使う。
しかし、問題はあの地図のような絵。
本当に中年の男性が描いたのだろうか。
とりあえずお疲れ様でした。
頭皮マッサージも忘れないでね。
2012/10/16(火) 23:58 | URL | ユウポ子 #-[ 編集]
ずいぶんと気を使いましたね
この記事を見て、またまた父を思い出して泣きたくなってしまいました。
父が作ってくれた美味しい野菜が懐かしい・・・。
300坪の菜園にバケツに何十敗も水を汲んで如雨露に入れて朝夕水やりをした頃を思い出すと・・・恐ろしくなりました。
夕方まで水を待ち続けた種たちはきっと寒さにも負けない辛抱強い野菜になるんでしょうね。
2012/10/17(水) 00:02 | URL | マコト #frCxPgj6[ 編集]
maso♪さん>
ありがとうございます。
masoさんに伝わったからか、今日は大雨になってます。
停電になるほども降らせてくれなくてもよかったのに~
巨大ジョーロって使いにくいだろうなあ。
だったらバケツの方が楽でしょ。

NANTEIさん>
農業に水は深バケツ、いや不可欠。
おかげさまで今日は土砂降りで種が流れてしまわないか心配しとります。
NANTEIさんも大丈夫なのかなってちょっと心配してます。

猫団子さん>
運んでもよかったんですけどね。
その車のせいでさらに大回りするのが悔しくて。
用水の水ザンブリかけてやればよかった。
2012/10/17(水) 20:46 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
RISAさん>
農業って大変ですよ~
雑草に虫に天気に猫に子供に気を使うんだから。
その上大人のしがらみなんてのもあってねえ。

ユウポ子さん>
汗をかいて働くのは健康によさそうだけど、頭皮にはね。
その上神経を使わすなんて、あの男。
それより、私の書いた地図がなにか?
少年のような心で書きましたよ。

マコトさん>
300坪ともなると大仕事ですよね。
重労働ですよ。
でもお父さん、きっと楽しんでやってたと思いますよ。
マコトさんがおいしいおいしいって食べてくれるんだから。
2012/10/17(水) 20:57 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tabekube.blog6.fc2.com/tb.php/2455-56ac6c60
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック