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中途半端に古い本

ここでは、中途半端に古い本 に関する情報を紹介しています。
東海林さだおのエッセイ、丸かじりシリーズが好きで読んでいる。
最新刊は第20作目。
ありとあらゆる食べ物を、とんでもない視点で見ていて楽しい。
読み終わったあと、もうちょっと読みたい気がしたので、一番古いのを開いてみた。
そして愕然とした。

それはおにぎりについて書かれた一編で、コンビニのおにぎりを追求している。
内容はどうでもいい。
問題はこの一説だ。

コンビニエンスストア(以下長いのでコンストと略す)


コココ、コンストぉ?
つまり、コンビニは登場していたが、まだ「コンビニ」と呼ばれていなかった時期に書かれたということなのか。
ちなみに初版は1994年8月。
雑誌発表のあと単行本として出版、その後文庫化という手はずを考えれば、更に数年前に書かれたのだろう。
まったく関係ないが、以前山奥の村を通ったら、小さな個人商店の看板に「コンビニストア」と書かれていたのを思い出した。

本は自動更新されない。
どんどん古くなる一方だ。
ず~っと古いと古典になるが、中途半端に古いとちょっと笑えたりする。

少し前の推理小説を読んでいると、
「ケータイを使えよ」といいたくなるときがある。
それだけではない。
インターネットや科学捜査、カーナビ、Nシステム、いろんなカード、ATMにETCにDNAにDHC。
世の中はすっかりミステリーに不向きになってしまった。

何かで読んだのだが、推理作家は作中人物の誰かと誰かが連絡が取れない状況を作り出すのに四苦八苦しているらしい。
誰かを失踪させるのも難しくなったらしい。
また、最先端の情報を仕入れておくだけでも大変な苦労だろう。

もうひとつ。
翻訳ものの場合、訳が古くなるということがある。
以前読んだ本で、モテモテで切れ者の探偵助手が、美貌の依頼人相手に「よござんす」といっていたのがあった。
昔だとはいえ、ニューヨークの話だ。
またたびハードボイルドか。

s-tantei.jpg

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コメント
この記事へのコメント
DHC…
ぷぷぷ。
東海林さだおさんの
カツ丼がどうの(トンカツだったか?)つうのを前に読んだことあったよ。
2006/03/07(火) 09:56 | URL | のん太 #bzMoh9KQ[ 編集]
訳すなー
四半世紀近く、コンピュータにたずささわっていますが・・・
昔は、日本に詳しい方がいらっしゃらず、
いまなら、当然、カタカナで表記すべきところが、
変な日本語に訳されていました。
懐かしいなぁ。
2006/03/07(火) 09:56 | URL | bube #-[ 編集]
世の中便利になりましたね。付いて行けません・・。
アナログでもよござんすっ。


2006/03/07(火) 12:38 | URL | にきてぃ #-[ 編集]
ヨミ
のん太さん>
いかがでした?
私はもっぱらトイレで読んでます。
食べ物の話だけど。。。

bubeさん>
考えてみると、ホームズの時代、日本はちょんまげだもんね。
ちづるによると、ケータイが出始めの頃の井上陽水の歌に「移動電話」ってなフレーズが出てくるとか。
先走りも考え物ですね。

にきてぃさん>
同感です。
しかし、アンティークや方言が流行る時代。
「よござんす」もがんばったら流行するかも。
2006/03/08(水) 02:04 | URL | こみ #-[ 編集]
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