食事というのは楽しいものだ。
飢えている胃に食べ物がウエルカムなのだ。
何一つマイナスの要因はない。
我が家でも、食事の時間は楽しい話題で盛り上がる。
しかし、時には食事の時間に悲しいことを伝えなければいけないこともある。
つい先日も「いただきます」のすぐ後に、ちづるにひとつの報告をした。
「去年収穫して冷凍していたトウモロコシはこれでおしまいです」
もうトウモロコシがない。
そんな時がいつか来るとはわかっていた。
食べたらその分は減っていくのだ。
そして必ずゼロになる。
今、ゼロになるシーズンだ。
2~3日前、会社帰りに畑に寄った。
時期をずらして植えた最終の野菜たち。
ハクサイ、コマツナ、チンゲンサイ、などは全部花が咲いていた。
収穫できたのは中途半端なキャベツが三個とハクサイが一個だけだ。
ダイコンはあと冷蔵庫に一本だけ。
冷凍のゴーヤが一袋と、下茹でしたダイコンの葉が二束。
すでにレタスやミズナは終了の報告をした。
収穫してればいい喜びの季節は終わった。
これからはまた、雑草と虫に追われながら、新しい野菜を育てなければならない。
さて、最後の一個になったハクサイだが、今回はちょっと変わったものを植えてみた。
まっすぐ上にのびるというタケノコハクサイだ。

この写真は外側の葉をずいぶんむいてあるのでずいぶん細いが、
まあ、畑でもこんな感じのハクサイだ。
なんと種の値段は普通のハクサイの数倍する。
どうしてこんな種類を植えたのか。
まず第一に、スリムな分、幅をとらない。
つまり、数が植えられる。
数が多いと収穫する回数も多くなる。
なにしろ収穫は楽しいから回数が多い方がいい。
また、畑で幅をとらない物は台所でも納まりがいい。
当然、まな板に乗せたときも切りやすい。
ハクサイの葉を何枚か切るとき、包丁の長さが足りなくて困ったことはないだろうか。
これはともかく切りやすい。
このまま切るにしても太さが均一なので扱いが楽だ。
ダイコンとあまり変わらないぐらいだ。
葉が若干小さいようだが、普通のハクサイだって中の方は小さくなる。
味は一般のハクサイと変わらない。
ときどき変わったものを作ってみたりするのだが、
これはなかなかのヒットだった。
ああ、ありがたいありがたい。
と、喜んでみたけど、これが最後の一個だった。
おろろ~ん。

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いいですねぇ~!この幅!!
そうなんです。 いつもまな板からはみ出すし、
切る時には広がった葉っぱを押さえるのも大変でした。
あ・・でも、値段は高いんでしょうねぇ!
白菜1個としての量を同じにするために、横に広がらない分、
縦にもっと長いと ありがたいのですが・・・。 (=^エ^=)