以前、私はコーヒーが苦手だったため、
喫茶店ではクリームソーダかトマトジュースを頼んでいた。
なので、コーヒーが好きな女子と喫茶店に行くと、
必ず私の方にコーヒーが置かれたものだ。
それに、私は水分はゴクゴク飲むタイプだ。
ストローでも抜群の吸引力で「ちゅー」と一気吸いだ。
相手がゆっくりコーヒーを楽しむタイプだと間が持たない。
しかも、クリームソーダだと、アイスクリームが氷の上に取り残されてしまい、とても食べにくい。
そんな状況を打開するために私が発見したのがパフェだ。
パフェは食べるのに時間がかかる。
クリームソーダより安定していて食べやすい。
それに、飲み物より値段が高いので、コーヒー好きの女子も私がパフェにしたら、
「なにくそ」とパフェを選ぶはずだ。
と、無理やり話をパフェに持ってきたのだが、
初めてパフェを注文したときは期待と緊張で身が震えた。
なんと華やかでカラフルでファンタジックなものか。
誕生日でもないのにこんなものを食べて罰は当たらないのか。
誰かの子供に「ぱ兵衛」と名付けたい。
で、一時期パフェにハマっていたのだが、あちこちで食べていくうちにだんだん不満が出てきた。
なんだか理想のパフェに出会えないのだ。
一番有名なのはチョコレートパフェではないだろうか。
私はこれがあまり好きではない。
チョコレートが濃すぎるのだ。
生クリーム好きの私にはチョコレートがジャマになる。
イチゴパフェ、バナナパフェというのも苦手だ。
同じものを食べ続けるのが苦手なのだ。
だからうどん屋さんでミニうどんをセットにしてしまうのだ。
そこで、いつも頼むのはバラエティ豊かなフルーツパフェだった。
しかしこれはあまりにもあいまいな表現ではないか。
フルーツって食べ物の中のワンジャンルだ。
たとえば『魚寿司』とか『麺汁』というのと同じではないか。
あと『野菜サラダ』とか『焼肉』とか、あ、これはいいのか。
ともかくフルーツであれば何でもいいわけだ。
ザクロとイチジクとアボカドのパフェが出されても文句は言えない。
だから私は声を大にして言いたい。
パフェこそトッピング制にするべきだ。
まず『素パフェ』があり、お好みでチョコや果物、ネギや紅ショウガを選べるようにすればいい。
私の理想の素パフェはこうだ。
まず、あの細長い器の底にはコーンフレーク。
その上に丸いアイスクリームが乗り、生クリームにウエハウスだ。
なんと白々したものだろう。
だが、私なら素パフェのままで食べるかもしれない。
本当のパフェ好きならトッピングなどしないはずだ。
ひょっとしたら注文したらやってくれるのではないか。
むしろ店側は手間が減り、利益が増えるのだ。
ああ、しかし、これを注文する勇気がない。
「素パフェで」
と言って、スパゲティが出てくる恐怖に勝てないのだ。

↑お飾りにクリックしてね。
スポンサーサイト
あんみつみたいに、寒天の方がまだ嬉しいかもネ~。
バニラアイス:チョコ味アイス=3:1で。
濃厚なチョコソースが渦をまくようにたっぷり、かかってます。
フルーツは、バナナ・メロン・イチゴ・オレンジ・キウイなどなど、たっぷり。
中でも、イチゴがふんだんに乗ってると嬉しい。
生クリームは少なめがいい。
フレッシュなフルーツの中に、あんずの甘く煮たやつが1個だけ混じってると最高です。
( ̄(oo) ̄) ブヒッ