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歴史ミステリーひのふのみ

ここでは、歴史ミステリーひのふのみ に関する情報を紹介しています。
日本の物の数え方は難しい。
たとえば、鉛筆は一本二本、豆腐なら一丁二丁と数字のあとに単位がつく。
これが英語なら、ワンペンシル、ツートーフですむところだ。
いったい誰がこんな数え方を決めたのだろう。

その人を仮にA助としよう。
ある山奥の村で、A助は動物のことを一匹二匹と数えることにした。
それまでは何でも数えるときは「ひーふーみー」だった。
まったく楽しみの何もない時代のことだ。
この数え方は村で一大ブームとなる。

しかし、そこは自分で考えることのない村人たち。
いろんなものの数え方をA助にたずねる。
「A助さん、鳥はどうやって数えるんじゃいのう」
「お山の木はなんと数えなさる」
こうやって訊かれているうちに、A助はだんだん付け上がってきた。
そしてやりすぎてしまうのだ。

一匹二匹と数えていたはずの動物の中で、ウサギだけは一羽二羽と数えると言い出した。
これに村人は首をかしげた。
「なんだかややこしいのう」

しかし、A助は調子に乗ったままだ。
ウサギを特別扱いした男が、タヌキをほっておくわけがない。
きっと何か違う数え方を言い出したはずだ。
これに村人がぶち切れた。
「お前の言うことは聞いとれん」
「そうだ、村から出て行け」
こうして、A助は村を追い出された。


同じことが海辺の漁村でも起こっている。
B吉という男が、魚を一匹二匹と数え始め、これが大流行する。
しかし、B吉はイカだけは一杯二杯と数えると言い出した。
村人は不信感を持つが、B吉は当然タコについても言及する。
そしてついには村を追放されてしまうのだ。

この二つの話、あまりにもそっくりではないか。
遠く離れた山と海で、一匹二匹という共通の数え方があるだけでも不思議だ。
私は、A助とB吉が同一人物ではないかと推理した。
そこで新たな証拠を見つけ出した。

生き物は山でも海でも一匹二匹と数えると書いたが、ほかにも数え方がある。
山にいる熊や鹿などのけものは、一頭二頭と“あたま”で、
海にいる魚のことは一尾二尾と“しっぽ”で数える。
頭と尻尾、真逆ではあるが、このセンスはまさに同じ人物ではないか。


となると問題は時系列だ。
A助とB吉、どちらが先なのか。
そこで私がピックアップしたいのが“タンス”だ。
なぜかタンスは一さお二さおと数える。
これを私は、釣竿から来たものだと考える。
ふと思いついたにしては、あまりにも突拍子もない数え方だ。

ここから結論が導き出された。
海辺の村を追い出されたB吉が、山村に流れ着いてA助を名乗っていたのだ。
ただ、これらの出来事はあくまでも推論でしかない。
歴史上の文献ではそこまでの記述が発見できずにいる。
そして、村を追い出されたA助の足取りは杳として知れない。






↑一日一匹クリックしてね。






いっぽんにほ~ん
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コメント
この記事へのコメント
海の物とも山の物ともつかない
ふとこの諺が浮かんじゃった。
意味は全然違うのにね。
(話が)将来どう育っていくのか全然見当が付かない…う~ん、共通点有りかも?

すご~く面白く(興味深く)読みましたわぁ。あっぱれ、お見事!!

えっと、提案します。本じゃなくて一株、二株と株で数えませんか。
これからワサワサと育ちそうじゃありませんこと(^o^)
2011/01/25(火) 09:53 | URL | 猫団子 #mQop/nM.[ 編集]
風の便りに聞くところでは、A助さんは花のお江戸に向かったらしい。
江戸の芸者衆相手に、三味線の数え方は『一さお、二さお』だと吹聴し、
芸者遊びの殿様にその博識ぶりを気に入られて、お屋敷へと招かれた。
が、よせばいいのに、そこでお屋敷の数え方は『一むね、二むね』だと言い出した。
やはり、漁民の頃、農民の頃のセンスは不変らしい。

ところが、『なぜ、ワシの屋敷が、頭より低い胸なのだっ!!』
と、殿様の逆鱗に触れたA助。
その場で手討ちにあい、亡骸は裏庭の古井戸に投げ込まれてしまった。

その夜から、牛込御門内番町のお屋敷で、草木も眠る丑三つ時に聞こえる声は、
男と女の二重唱になったらしい。
『一ま~い、二ま~い・・・・・。』
                              (おしまい)


スミマセン。。 遊んでしまいました。。。
2011/01/25(火) 13:51 | URL | ゆずりん #zlSKdkI.[ 編集]
A助→B吉と来たわけですから、
心機一転Aに戻ると。
ただ嫌な思い出のある助と吉は使いたくないからと、
作を使う事にしたのでは…。

そうA作を名のり日本の首相に成ったとか成らなかったとか…。
なんて脱線コメントはいりませんよね。

てか某ヘビメタルな悪魔じゃないんだから、
何年生きるんだってね。^^;
2011/01/25(火) 14:29 | URL | 成 #-[ 編集]
猫団子さん>
ありがとうございます~。
突如、A助の記憶が私の頭によみがえったのです。
そう、私こそがかのA助の末裔C兵衛。
カブ!それこそ私が求めていたアンサー。
デフォルメされてるからわからないけど、
ホントは四束なんですよ~
これからは「ヨンカブ」と呼んでね。

ゆずりんさん>
あああ、そうだったのか、A助。
行方が知れぬと思ったら、
お屋敷で刀の露と消えたとは。
しかし、ゆずりんさん、
三味線には気づかなかったなあ、
なんか悔しい~
そして一枚二枚おしまいとは見事なオチ。
やられてしまった~
しくしく。

成さん>
A助ってまるでサンジェルマン伯爵のように神出鬼没。
ひょっとしてタイムトラベラー?
でもA作を名乗ってノーベル平和賞をもらうなんて、
二度も追放の目にあってこその偉業かも。
彼の伝記が出版されてないのが不思議よね。
2011/01/25(火) 19:09 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
意地になりました。
>こみさん

v(^-^)v

実は『ドカン』のコメ返しで完敗し、悔しかったので、
ヒソカに報復の機を窺っておりました。
ぽっと出の読者のくせに、この生意気の極み。
お許しくださいませ。<(_ _)>
2011/01/25(火) 19:38 | URL | ゆずりん #zlSKdkI.[ 編集]
日本の情緒
こういう面倒臭いところが日本語の奥の深さであり、外国人の頭を悩ませる部分なのよね。
でも今の若い人たち、タンスは一竿と数えること知ってるかしら?
ウサギだってきっと一匹って言うよね。
一方でメガとかギガとかテラとかはよく知ってるんだろうな。
これも時代かな?
私は孫っちにちゃんとした日本語を教えてやりたいな。
2011/01/25(火) 22:35 | URL | マコト #frCxPgj6[ 編集]
カテゴリア ―存在―
記事の、いちばん、したのらんに、その、きじの、ないようをしめす、分類名のようなものが、かかれていて、それが、いつも、きになっていました。

これは、「カテゴリー」と、いうものなのだと、あるひ、きづきました。

こんかいのきじは、「言葉遊び」。
・・・?あれ?こんなの、あったっけ?
かくにんしたら、おお!初カテゴリーではないですか。

初物はすき。
ちょっと、うれしくなって、「よし、せっかくだから、この、カテゴリーわけされている、記事を、うえからじゅんに、みてみよう。」
そう、けついしました。

いちばんうえは、「寝る」カテゴリーです。ねむってる、よんほんげくんが、いっぱい、みれるかしら。
わくわくして、ぽちっ、と、クリックしました。

あな、おそろしや。
さくねんの、12月末にまよいこんだ、わたしには、しらなかった、こみさんの、ひみつ(公表してるのだから、げんみつには、ひみつでも、なんでも、ないのでしょうけど。)が、そこには、たくさん!!

まず、おどろいたのが、こうとうぶ。あんなに、きちょうだと(わたしは)おもっていた、よんほんげくんのこうとうぶが、あるわあるわ。つぎつぎと。

ぼうぜんとしている、わたしに、さらなる、しょっくが!!
「なまみの、こみさん。」の、うしろすがたの、しゃしん。
が~~~~~ん!!
わたしのなかの、こみさんは、もちょっと、おとしを、めしてたのです。
「こんなに、おわかいなんて!!」
さぎにあった、きぶんです。

さらに、さらに。
「寝るカテゴリー」は、こみさんの、「生きる望み」であり、「アイデンティティ」「エネルギーの源」、そして、「心のよりどころ」とまで、言明されて、いらっしゃる。

「夢は、男の肥料」
そういいきられた、こみさん。
なんて、すてきなのでしょう、と、おもって、いたのに・・・。
「ゆめ」より、「ねる」に、こんなに、きもちを、かたむけていらっしゃったとは。

さらに、ちょうど、一年前の、1月26日の記事では。

ねがおみせても よこがおみせん
そう、いいきられてる!!

いつか、みれるかも~。
と、たのしみに、していたのに~!!

なんか、もう、たくさんしょっくで、あたまのなかが、ぺかぺかしています。

わたしのなかで、構築されていた、こみさんという、そんざい。もいっかい、よく、しって、みなければ!!

とりあえず、ほかの、カテゴリー記事も、よんで、みます。がんばります。

えと、本記事にかんしては、ひとこと。
こみさんは、小説をかくべきひとだと、おもいました。
2011/01/25(火) 23:59 | URL | ふぃると #-[ 編集]
あの大喜利を超える コメントの質の高さにたじたじや…
お酒をお客様におすすめするときは
『まずは一献』てゆう

お客様が、こみさんのときは『まずは一根(いっこん)』

世界を圧倒した、アップルやらWindowsやらは、桁が3桁づつ増えてゆく、キロ、メガ、ギガ、テラの世界

慎ましくも優しい4根の世界、日本の文化が正しく受け継がれ、メガやテラに蹂躙されんことを願うばかりですねん

へてからギザ重ユスな、ウチの目方も なんとかならんかー
2011/01/26(水) 01:38 | URL | かめ #-[ 編集]
こみさん
最近 これと同じような話を 東大を落ちたとはいえ 受けるだけの

りらの一番 頭の良い 友達と真剣に話ました

日本語は 難しすぎる 英語圏でいたなら

日本語の難しさを 克服する 知恵で もっと 凄い発明が出来るのではとの 話です

2011/01/26(水) 21:33 | URL | 風早 りら #sSHoJftA[ 編集]
ゆずりんさん>
うふふ、かわゆいやつよのう~
なんちゃってー、いつもこんな調子で必死です。
ゆずりんさんにはやられちゃったなあ。
これからもよろしくお願いしますね~

マコトさん>
これって難しいですよね。
外人さんに「なぜ?」って聞かれたら困るもの~
マゴッちにはちゃんと教えてあげてね。
案外こういうこと知ってるとステイタスかも。
2011/01/26(水) 21:51 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
ふぃるとさん>
うおーよくぞ気づいてくれました。
カテゴリを整頓しようと思って、「言葉遊び」と追加しました。
過去記事も見直して変えていきたいと思ってます。
過去記事まで読んでいただいてありがとうございます。
いきあたりばったりの設定でけっこう苦労してますよ。
いつかは横顔を描くかもしれません。
その時まで付き合ってね~

かめさん>
みなさんのコメントのレスにひーひー言ってますよ。
それにしても、この記録の単位には感謝せねば。
特に一根は大事にします~
そこからのギザてきな発言が怖い~

りらさん>
日本語は難しいですね。
でも、覚えてしまえばいろんな使い道がありますね~
数の数え方によってモノが違うなんてステキな考え方ですよ。
なにはともあれ、今以上の理解は不可能かも。
2011/01/26(水) 22:24 | URL | こみ #tHX44QXM[ 編集]
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