朝、充電中のケータイが鳴った。
知らない番号だ。
というか、知っている番号なんてない。
ともかく、登録してある人ではないのだから、出る必要はない。
放置していたら切れた。
しばらくしたらまた鳴った。
朝の忙しい時に見ず知らずの人間の相手なんてしていられない。
拒否した。
通勤中、交差点の信号で止まっているとまた鳴った。
拒否。
また鳴る。
拒否。
鳴る。
拒否鳴る拒否鳴る放置・・・
止まった。
昼休み、食事中にケータイが鳴る。
このあと私には、読書、昼寝というスケジュールがある。
これをジャマされてはたまらない。
電話に出た。
関東訛りの若い女性だ。
「松井さんですか」(やっとつながった)
「違います」
「え、○○○の○○○じゃないですか」(あせっている)
「それは知りません」
「そうですか、すいません・・・あっ、そうだ」(なにか思いついた)
「?」
「あ、松井さんじゃないんですよね~」(無意味な思いつきだった)
「違います」
「失礼しました」(がっかり)
松井、至急連絡しろ。
お前のせいで、ケータイの電気がなくなってしまったではないか。
私のケータイには、三つのタイマーがセットしてある。
朝、支度を始める時間と、
昼寝から目覚める時間と、
夕方、帰る時間だ。
ちづるには、三回もアラームを鳴らしたら、すぐ電気がなくなるはずだと言われた。
その上に松井だ。
いっぱい電気を使ってしまった。
とはいえ、朝、満タンではないにしろ充電したのに、
夕方バッテリー切れとは早すぎる。
さてはいよいよ寿命が来たか?
だとして、バッテリー交換か?
それとも新品か?
スマートフォンはないぞ、と普段からちづるに釘を刺されてます。

↑もちろん松井もクリックするのだぞ。
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うちの固定電話にも時々かかってきます。
多分、この番号を前に使ってたのが、どっかの会社で、お仕事電話っぽいのが留守電に入ってたり、オフィス用にパソコンはいかが?なFAXとかがあったりして閉口してます。