私は世の中に2万人はいるといわれている、
「無洗米という名前に納得できない一味」
のひとりだ。
無洗米とは、洗わなくても炊けるお米のことだ。
それが『無』では、洗ってないお米のようではないか。
さて、ではどんな字を当てたらしっくりくるのだろう。
とりあえず、『無』と同じような否定の意味のある字を当ててみよう。
『不洗米』
洗うことはない、って感じだ。
『否洗米』
洗うことを拒んでいる感じだ。
『非洗米』
米ですらない感じだ。
『未洗米』
普通の米だ。
洗わなくてもいい、というイメージにはならない。
すでに洗ってあるというのなら『既洗米』で決まりだが、
もしそうなら、オリジナリティーを自慢したがる日本人のことだ。
もっと細分化されているはずだ。
軽く洗ってある『微洗米』
何度も洗った『多洗米』
ものすごく洗ってある『ド洗米』
洗いすぎてる『過洗米』
韓流のトップスターが洗ってくれた『ぺ洗米』
こんなのが出てこないところを見ると、やはり洗ってはいないのではないか。
何か別の方法で米がきれいになっているのではないか。
つまり、洗ってはいないが洗った米に見える『似洗米』
あるいは、洗ったっぽい『亜洗米』ということだ。
バイオテクノロジーで洗わなくてもいい実をつける稲を開発したのかもしれない。
それなら『野洗米』とでもいおうか。
洗ってもいいのなら『可洗米』でいいのだが、
「洗わなくてもいい」というニュアンスがなかなか表現できない。
これは『洗』の方に問題があるのではないか。
そうだ。
お米とは「研ぐ」ものではないか。
「洗う」というから、水でザパザパやるような気がしてしまうのだ。
企業が「洗う」以外の米の研ぎ方を開発したのだ。
要するに「すでに研いであるお米」ということなのだ!
『既研米』
うーむ、売れそうにない名前になってしまった。

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水をはった時薄く白い程度の水で充分とか。
初めて自炊したときは透明になるまで必死にといでましたけど。
そもそも大味な自分はお米の種類の違いすら良く解らなかったりします。^^;