人間というのは、どうしても楽な方へ楽な方へと流されてしまうものだ。
たとえば、腕立て伏せをして、ちょっと休憩、
と思っていても、ボーっとしていると永遠に休憩している。
こんなことではいけない。
トレーニングとトレーニングの間は均一なインターバルをとるべきだ。
確かジムに通っている時に教わったのは、1分間隔のトレーニングだった。
よし、その線でいってみよう。
しかし、私の部屋の時計はデジタル表示だ。
秒針がないから正確な一分はわからない。
キッチンタイマーはあるけど、
筋トレでゼイゼイいいながらタイマーセットなんてできない。
どうかしたらセットするまでに一分ぐらい過ぎてしまう。
そこで私はちゃんと気がつくから偉い。
こんな時に便利なのは砂時計だ。
砂時計ならポンとひっくり返すだけで起動する。
よし、さっそく買いに行こう。
百円ショップへ。
まず、何売り場に置いてあるのか途方に暮れた。
まさかあんなファンシーなグッズと並んでいようとは。
ちょっと恥ずかしい思いをしながらも品定めだ。
ひとつ手に取ってみた。
おかしい。
どれだけひねくりまわして探しても、
一番大事な情報、“何分計か”が記されていない。
しかも、全部同じ形同じ大きさであるにもかかわらず、
入っている砂の量がまちまちだ。
これはなにか。
形は砂時計の形はしているが、時計的要素は皆無か。
じゃあ、砂時計じゃなくて砂落ちじゃないか。
でも、一個買った。
一番砂の多いのを選んだ。
どうせ同じ百円なら量を多いのを選ぶのは当然ではないか。
しかも、砂が多ければ多いほど、トレーニングの休憩は長くなるのだ。
部屋に持ち帰り、ひっくり返してみた。
とりあえず、トレーニングのインターバルにふさわしい時間か知るためだ。
ふと、気がつくと、砂は全部落ちていた。
今、砂が落ち切ったばかりなのか、落ちてからずいぶん経つのかわからない。
いかんいかん、ボーっとしていた。
もう一度ひっくり返す。
ふと、気がつくと、砂は全部落ちていた。
いかんいかん。
ふと気がつくと・・・
これはいかん。
砂時計ってずっと見つめていないと時間を計れない。
いや、それどころか、砂が落ち切っても、ボーっと見つめ続ける可能性がある。
ヘタをしたら、勝手に催眠術にかかるかもしれない。
その場合、誰も術を解いてくれない。
うーむ困った。
誰か私に教えてくれないか。
アラーム付きの砂時計を売っている百円ショップを。

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そんな事で悩んでいたのでは 仕方ないから
良い事考えてみました
りらがトレナーになります
ランニングはどうですか?
りらが 自転車で一緒に走ります
よく 青春ドラマにあるでしょう
タイムはりらが計ります
素敵でしょう
有酸素 運動です 砂時計要りません
心配ありません