きのうは地元中小企業団体主催によるボーリング大会だった。
わが社からは、ほぼ全社員が出場。
久しぶりのイベントで結構盛り上がった。
仕事から離れ、みんなでワイワイやるのも楽しいものだ。
ボーリングは年齢、性別、収入に関係なく誰でも楽しめるスポーツだ。
だから上司Tや社長から、事務所の女の子まで一緒にプレイできる。
四番でピッチャーも、わがままな横綱もいない。
みんな同じ条件だからこそ老若男女が集えるのだ。
え?
私のスコア?
・・・言いたくない。
ボーリングって、ゲームの行われているレーンは華やかだ。
でも、誰も使っていないレーンのピンは、暗い中たたずんでいる。
スポットライトの消えた舞台、それはまるで葬列のようだ。
賑やかな祭りの裏通りは、普段よりもしんみりして見える。
いやいや、ボーリングは楽しい。
プロでもない限り、勝ち負けにあまりこだわらない。
ストライクが出たら拍手をし、ガーターだったら拍手をし、
失敗しても「ありゃりゃ」と言って頭をかいてればいいのだ。
年に一度のプレイでは、ランキングもなければ記録もない。
え?
私の順位?
・・・言いたくない。
ボーリング場はやかましい。
音楽や場内放送、ボールの転がる音、ピンが弾き飛ばされる音、人々の歓声。
でも、誰にも選ばれなかったボールはただ眺めるだけだ。
派手なカラーリングとはうらはらに、
仲間が使われているのをみつめたり、あるいはわざとよそを向いたり。
物音ひとつ立てない置かれたままのボール、それはまるで墓石のようだ。
いやいや、大会は大成功。
なにしろ協賛している企業があれこれと寄付をし、
なんと全員に賞品があるのだ。
チーム戦、個人戦の表彰のあと、
成績のいい順にいろんな箱やら袋やら包みやらを受け取る。
商品にはまったくバラバラに順位の札がつけてある。
ベスト10以下は、賞品の良し悪しは運次第なのだ。
もらってみるまで分からない。
開けてびっくり一喜一憂。
え?
私の賞品?
・・・言いたくない。

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ボーリングはもう無理だわ~
( ̄▽ ̄;)アハハ…
それにしても
こういうのって
商品がかかると俄然燃えますよねぇ~
(*^m^*) ムフッ