人間、一歩外に出たら戦いだ。
一歩中に入っても戦いだ。
戦ってはいるが、普段の生活でなかなか勝負はつかない。
それはレフリーがいないからだ。
レフリーがいなくて勝負が決まるの時はただひとつ。
一方が勝負を投げ出した時だ。
それ以外の場合では決着はつきにくい。
たとえどんなに一方がめった打ちにあっていても、
ネを上げないうちは戦いの最中なのだ。
でも、どちらが強いかは簡単に知る方法がある。
巻いてみることだ。
一方をもう一方で巻く。
すると、強い方が名前になるのだ。
世の中の巻いてあるものは『デ巻き』と『ヲ巻き』に分かれている。
どちらが重要かで呼び名が変わるのだ。
たとえば、
海苔で巻いてあるから海苔巻き、
紙で巻いてあるから紙巻き、
簀(す)で巻いてあるから簀巻き
腹を巻くから腹巻き、
エリを巻くからエリ巻き、
糸を巻くから糸巻きだ。
これが混合すると力関係が現れる。
お好み焼屋で豚やイカを巻いていた玉子巻きが、
ウナギを巻いたとたん『う巻き』と呼ばれる。
天下御免の海苔巻きも、
キュウリや赤身を巻くと『かっぱ巻き』や『鉄火巻き』になる。
こうして、どちらかでどちらかを巻くと、力の優位が目に見えるのだ。
シソ巻きは・・・どっちもありだ。
シソで巻いてもシソを巻いてもシソ巻きだ。
春巻きは・・・春っぽい具なのだろう。
うずまきは・・・渦を巻くのだから『ヲ巻き』のようだがちょっと違う気もする。
竜巻は・・・竜は巻かない。
でも、そんなようなことだ。
細巻き・・・は、細く巻くから『ク巻き』だ。
こいつは戦いに関係ないと思う。
例外だ。
伊達巻は・・・「伊達に巻いてるんじゃない」という言葉があるぐらいだから、
巻いてないということだ。
左巻きは・・・左に巻くから『ニ巻き』ということになるだろう。
遠巻き・・・は・・・遠くで巻いているから『くで巻き』だ。
取り巻き は しら~ん。
やめじゃやめじゃ、例外が多すぎて論理的にならん。
誰も聞いてくれない私だけの『巻物』論理。
略して『ロンリーローリング論理』
あほらしい、やっとれんわ。

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どぶさらいが無うなる、とか
総会が丸く治まるとか
リアル夫がめの郷里では 冠婚葬祭ンときに出てくる 花などをかたどった 見事な巻き寿司が出ます
鮮やかな色のもとは玉子と、食紅などです
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白黒ハッキリさしたろー、その意気込みですわ
海苔をこんなして あんなして、と
しばし あほ栗鼠(auリスモW41S)を手に、考えにふけりましてん。