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月別アーカイブ  [ 2024年03月 ] 

さらばの時を待っていた

前にも書いたが、私の職場のお隣の建物が解体中だ。
元はカラオケ喫茶だったのだがそれにしては大きな建物だ。
三階建て屋上付きで、外に螺旋階段が付いている。
階段は施錠されているが、津波警報でも出たら窓を割って侵入し、
屋上に避難しようと思っていたので残念だ。

工事が始まってから、運送屋さんや配達の人に、
「ここどうなるの?」「なにができるの?」「なに屋さんが来るの?」
としつこく訊かれるが、もちろん私に相談なんかなかったから知らない。
噂では、更地にしないと売れないから、ということだった。

更地ということはあの松の木も切るということだろう。
建物の前には三角形の駐車場があり、その片隅に、大きな石と松の木がある。
この松の木の落ち葉がウチの駐車場に落ちて掃除が大変なのだ。
隣人トラブルになったりはしてないが、松葉は普通のほうきで掃きにくい。
しかもうちの建物は〝』”型なので、風が渦を巻いて溜るのだ。


昨日、シャッターの内側で仕事をしていると、
外から戻ってきた店長がウホウホ喜んでいる。

「松の木、切ってますよ~」

そういえばいつもの鉄筋を切るような音とは機械音が違う。
こっそりのぞきに行ってみたらチェーンソーだ。
一人が切り、あと二人がくさびやバールで倒す方向を誘導している。
その時が来たら「倒れるぞ~」って言うのだろうか。
ワクワクして見ていた。

が、なかなか切り倒せない。
高さは7メートルぐらいはあるだろうか。
根元の幹は40センチぐらいと見た。
これだけのものになると、そう簡単に切り倒すことはできないのだろう。
こっちに倒れて来ても困るし。

埒が明かないので仕事に戻ることにした。
まもなく「倒れるぞ~」「どーん」と聞こえてくるだろう。
と思って仕事をしていた。
すると、チェーンソーが静かになり「がさっ」という音が聞こえた。

見に行ってみると、切り倒した、というより、切り離した、という感じで、
松の木はななめに寄りかかっている感じになっていた。
枝があるのでばったりとは倒れなかったのだ。
そこから枝を切ってトラックに積んでいくらしい。

案外静かに退場した松の木。
見通しはよくなり、掃除も楽になったはずだが、ちょっと寂しい感じもする。
ともかく植木屋さん、ご苦労様。
次は石屋さんの作業が楽しみだ。






↑幹の中心が空洞になっていたのでクリックしてね。




倒れたぞ
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[ 2024/03/05 06:52 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(2)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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