なんか、日本のバスケットボールがそこそこ勝ってええとこまでいったらしい。
ニュースや情報番組はその話題で持ちきりだ。
それにしても最近のテレビはスポーツが多い。
サッカー以来、バレーやら卓球やらバスケットやらとプロリーグが誕生している。
それ以外でも、陸上、水泳、ボクシング、スケート、テニスなど、
一杯飲みながらテレビを観るのにふさわしい時間帯がスポーツに占領されている。
我々お笑いファンには困った事態だ。
いっそゴルフや競馬のように時間的住みわけができていればいいのだが。
噂によると、逆に野球人口が減りつつあるらしい。
ただでも減りつつある子供にやるスポーツの選択肢が増えたことによって、
今までメインだった野球から他のスポーツに流れて行っているのだ。
道具にお金がかかるということも影響しているらしい。
私は危惧している。
将来、居酒屋でスポーツによるチャンネル争いが起きるのではないかと。
いま、居酒屋のテレビのチャンネルはプロ野球で安定している。
チャンネルを変えるとしても巨人戦から阪神戦の様子を見てみるぐらいだ。
この力関係は将来必ず崩れるであろう。
少なくとも、プロ野球ファンの数は過半数を獲得できなくなる。
かといって他に一つの大きな勢力ができるとは思えない。
居酒屋のスポーツチャンネル争いは戦国時代を迎えるのではないか。
いや、そんなことはない。
プロ野球以外のスポーツファンは、大会の時は自宅で見るだろう。
なぜなら、他のスポーツは目が離せないからだ。
今回のバスケットボールの試合で、手に持ったビールを口に持って行くタイミングがあったか。
それに引き換えプロ野球はのんびりしている。
攻撃と守備が交代制だし、選手は一人ずつ打席に立ち、一球ずつ球を投げる。
ピッチャーは首を横に振るし、たまに牽制球なんてのを投げたりもする。
ホームランがでたりすると、選手がのんびり一周するのをみんなが眺めている。
ドリンキングタイムが豊富なのだ。
ちなみに私はスポーツに興味がないのでプロ野球を応援しているわけではない。
ただ、サッカーなんかだと得点が入った時に若い人が「わー!」っと沸く。
野球だと点が入っても、おっさんどもは「おお」ぐらいの反応だから静かでいい。
野球は喜びを分かち合うスポーツではなく、選手やパフォーマンスを評論するスポーツなのだ。
ちなみに私はお笑い番組のある日は居酒屋に行かない。
お笑いネタはバスケットボールよりも気を抜く隙が無いのだ。

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