主な登場人物
Мえ…いつもの居酒屋のバイト。若い女子。
スキンヘッド1号…いつもの居酒屋の常連。70代。
Qちゃん…私とМえのジム仲間。Мえと私の間ぐらいの年齢。
Мえから電話がかかってきた。
「木曜日に新しくできた居酒屋に行こう」
この店のことは知っている。
うちの会社のお得意さんが商売をやめたら、娘夫婦が店をやりたいと言って改装したのだそうだ。
その店が、スキンヘッド1号の住まいの近くで、改装工事をしているのを見ていきたいと思ったらしい。
それを聞いたМえがQちゃんを誘った。
Qちゃんは転職して、その日が初出勤なのだそうだ。
なので、彼女を応援する会、という名目になった。
とはいえ木曜は『プレバト』の日だ。
一応ちづるに訊いてみると返事をしておいた。
ちづるがいいというのでOKの返事をした。
1号とQちゃんもOKだったらしい。
が、予約電話を入れたら満席でアウト、ということで延期することにした。
ちづるには中止になったから『プレバト』用のカツオを買って来てもらおう。
またすぐに電話がかかってきた。
Qちゃんに満席を伝えたら「じゃあどこにする?」とノリノリだったらしい。
で、近くにある1号の顔の利く焼き鳥屋に行くことになった。
実は私も開催してもらいたい理由があった。
その1は、先日飲みに行ったときに1号におごられてしまったのでそのお返しをしたい。
もう一つは、Qちゃんに誕生日のプレゼントを渡したい、ということだ。
私の誕生日は7月なのだが、コロナでなかなか会えなかったあのころ、
9月にQちゃんからプレゼントをいただいた。
Qちゃんの誕生日は11月の後半なので、私はお返しを買っておいた。
が、そのころまたコロナがぶり返して来て渡すことができずにいたのだ。
冬が過ぎ、春を過ぎ、初夏になってくると今度は渡しにくくなってくる。
まるで私の誕生日のお返しを期待しているようではないか。
なので少し待って次のQちゃんの誕生日に、と思っていたら再びコロナ。
年を越したら私もかかってしまい、そのまま実家に通うようになってしまって渡せずにいたのだ。
それをやっと渡すことができる。
プレゼント用の袋はしわしわになっていて、入れてあるレジ袋はホコリだらけだった。
一年半越しのプレゼントをやっと渡すことができたのだが、気に入ってもらえただろうか。
この季節にニット帽だけど。

↑帰宅して飲み直して寝落ちして目覚めたら4時前だったよクリックしてね。
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