そらみたことか、天気だけに。
『曇りのち雨』の予報で雨の降りだす時間なんて当日になったら変わるのだ。
夕方からだったはずの傘マークがお昼前に移動している。
こいつは予定変更だ。
8時14分、朝ドラの一週間のまとめが終わったら仮眠から覚める。
歯を磨きひげを剃り着替えて畑に向かう。
夏野菜スペースに、堆肥、鶏糞、油粕、牡蠣殻石灰を撒く。
サトイモスペースはまだ植えるまでじかんがあるので鶏糞と石灰だけだ。
あとはひたすら耕す。
次の予定が詰まっているので急がなければならない。
撒いたものが風で飛ばされない程度に、表面を浅く早く耕す。
サトイモの方は四本クワを引きずって往復するぐらいだ。
10時前に終了、帰宅する。

体を拭いて着替えたら出発。
実家に行くのはずいぶん久しぶりのような気がする。
家の前でちづるをおろして、私はそのまま病院に向かう。
入所日までしか記入していない血圧ノートを提出して待つ。
薬をもらって実家に戻る。
雨が夕方からだったら、午前中に施設に行くつもりだったのだが、この時間では無理だ。
先に食事に行くことにしよう。
ちづるが風を通してくれていたので、戸締りをして実家を出る。
食堂であんかけ焼きそば定食を食べ、スーパーでお土産を買って施設に行く。
母は隣のデイサービスに行っていたので、薬とお菓子をスタッフさんに預けてそちらに移動。
いた。
スタッフさんが面会だと伝えてくれたが、アベノマスクを分解する作業中なのでめんどくさそうだ。
それでも離れたテーブルに移動してきてくれた。
顔を見たら私たちのことがわかったようだ。
足のむくみはかなり落ち着いたようだし、膝もずいぶん楽になったという。
施設は新しくてきれいだし、みんな優しいので気に入っているらしい。
母の日の花を渡すと喜んでくれた。
が、突然会話の途中で「あんた誰やった?」と大きな声を出したので、スタッフさん大笑い。
「ワシやで」とマスクを取って顔を見せたらわかってくれたようだ。
そしたら今度は相談口調になって、
「あんたら帰るとき一緒に乗せてってくれへんか」
まだここが住処だとは思ってないようだ。
いっしょに写真を撮って帰ってきた。
なんだか一安心。
午後はゆっくり本を読んで、そのままウトウトしたりしよう。

↑予報通り実家を出るころ雨が降り出したのでクリックしてね。
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