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月別アーカイブ  [ 2023年02月 ] 

こみがよませてあげるから

母のことをかわいそうだと思うのは、思ったことができないところだ。
例えばガスコンロは煮詰めたり焦がしたりということが何度もあったので、
元栓を閉めて使えないようにしている。
それを「コンロの調子が悪くてみそ汁が作れない」と言っていた時は気の毒だった。
しかし最近はもう料理をすること自体を忘れてしまったようだ。

やりたいことができないのも悲しいが、やりたいことがないのも寂しそうだ。
時々見守りカメラを確認すると、母がテレビも付けずにこたつに居る。
食卓でテーブルに突っ伏していることもある。
何かヒマつぶしになるような趣味はないだろうか。

母は目に付いた活字を読みたがる習性があるので、
本を読むのが一番いいと思うのだが、それはちょっと無理だろう。
小さい文字は見えないし、読みながら忘れていくのだからどうしようもない。
マンガや絵本だったらどうだろうか。


そこで思いついたのがヨシタケシンスケさん。
私がわざわざ紹介するまでもない超人気有名絵本作家だ。
以前、小柄子ちゃんに貸してもらって3冊ほど読んだら面白かった。
絵がマンガチックだし、複雑なストーリーもない。
これなら母も読めるのではないか。

とりあえず本屋さんの絵本コーナーに行ってみた。
人気作家さんだからあるあるある。
私がいいと思っていたのは『かみはこんなにくちゃくちゃだけど』だ。
母が唯一笑うお笑い芸人は『錦鯉』だ。

「あれ見て、あのぎょろ目」

と言って見ただけで大笑いしている。
見た目が面白いのが一番簡単でいいだろう。
見本があったのでちょっと読んでみたら、ちょっと母には難しそうだった。
で、選んだのが『あつかったらぬげばいい』だ。

これは本の左ページが「○○だったら」で、右が「こうすればいい」という構成だ。
いわば2コママンガみたいなものだ。
どこからでも読めるし、ストーリー性はない。
これを買って食卓に置いてきた。

母は最初、チラシや広報と同じで表紙の文字だけ読んでいた。
でも私が手に取って読んでみると、興味があるらしくのぞき込んでくる。
母の前に開いて読ませてみると、声に出して読みながらページをめくっていく。
私に「○○って書いてある」と教えてくれたりもする。

それ以来、時々目に付くと開くことがあるようだ。
昨日は私が洗い物をしているときに「こんなものがある」と紹介してくれた。
そろそろ次のを買ってこようか。
ともかく私が読んでみたいので。





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遠目
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[ 2023/02/04 07:27 ] エンターテイメント | TB(0) | CM(4)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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