今日からいよいよ会社に復帰なのだが、あまり隔離されていたような感覚はない。
それというのも、毎日実家に通っていたからだ。
しかも、午前と夕方の二回ずつ。
片道20分だとしても2往復で80分もの時間を移動にかけていたことになる。
健康な時の実家行きだと、スマホの『実家行き』というフォルダの音楽を聴く。
これは私が調子が良ければなんとか歌えるという選曲集で、
もう数年、時々入れ替えをしながらこればっかりを車で流している。
しかし、コロナに感染した人は『調子が良ければなんとか歌える歌』は歌えない。
だから『曲』というすべての曲が表示されるフォルダをシャッフルで聴くことにした。
圧倒的に多いのはスーパーフライとワニマだ。
アルバムごと何枚も入っているので曲数が多いのだ。
とはいえ、もうすっかり忘れていた懐かしの曲もある。
やっぱり好きで入れた曲ばかりだから、たいていはイントロでわかるものだ。
汽車の汽笛…おお、これはちあきなおみのミュージカルみたいな歌ではないか。
「♪わた~しが~着いた~のは~ ニューオリンズの~」
でん でん でん でん でん でででん、というピアノは鬼束ちひろの『月光』だ。
「♪アイアムガッ、チャ~アイルド、この腐敗した~」
これはなんだ、私に似つかわしくないかわいらしい曲…三重の星、西野カナではないか。
「♪もしも運命の人がい~る~の~な~ら~」
おや?これは知らない曲だ。
聞いたことのないイントロの後に野太い声が流れ始めた。
「♪お~ねが~いよ~」
これはエレファントカシマシの宮本浩次のカバーアルバムの松田聖子の曲ではないか。
きんからかん、きんからかんという特徴的な前奏は、一青窈のやつだ。
「♪ええい、ああ~」
あ、これはすぐわかった、大黒摩季だ。
が、歌詞が英語だからパス。
これもすぐわかった、東京事変だ。
これは日本語だと思うけど、なに言ってるかわからないからパス。
おや?これは知らない曲だ。
聞いたことのないイントロの後に野太い声が流れ始めた。
「♪こ~い~びと~よ~」
これはエレカシの宮本浩次のカバーアルバムの『木綿のハンカチーフ』ではないか。
ああ、懐かしい柳ジョージだ。
お、わからないと思ったらダパンプの『U・S・A』の次の曲だ。
うひゃ~、元ちとせの『ワダツミの木』やないか~
おや?これは知らない曲だ。
聞いたことのないイントロの後に野太い声が流れ始めた。
「♪ジョニーが来たなら伝えてよ~」
これは宮本浩次のカバーアルバムの『ジョニーへの伝言』ではないか。
宮本浩次、押しが強いな。
あと、「♪よ~」って歌ばっかりだな。

↑のんきなこと言ってるけど雪積もってるからねクリックしてね。
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