いよいよ健康診断が近くなってきた。
毎日つけている健康ノートで管理はできているつもりなのだが、
だからこそ感じるのが体重の増加だ。
食べているのは主に野菜だし、量がそんなに多いとは思えないので、
原因としてはやはり運動不足なのだろう。
そうそう、去年の健康診断のころはまだきっちりジムに通っていた。
年を越してからコロナが広がり始めて行かなくなってしまったのだ。
体を動かすというのは習慣によるとことが大きいので、
ジムで動かさなくなると、自然と会社や家での運動もやらなくなってしまう。
これがわかっているのだから動くべきである。
なんでできないのか、ちょっと考えたら思い当たる節があった。
運動できない理由は『運動していた』という経験と『健康ノート』にあったのだ。
例えば、私はスクワットは、フルスクワットを30回×3セットと決めていた。
決まっていると、健康ノートに書くとき『スクワット』と書くだけで、
30回を3セットやったとわかるのだ。
腕立て伏せはもうちょっと種類があって、『バーを使う』『9種』『幅』
ちう書き方で、どういう腕立て伏せを何回何セットやったかわかるようになっている。
逆に言うと、その回数やセット数ができないとやったことにならない。
例えば会社で時間が少なくて規定回数ができないと、無理と判断してやらないのだ。
わしゃやるとなったらこんだけやるんじゃ、という無意味な縛りがあったのだ。
しかし考えてみたら私はもうすでにディープなおっさん。
ナウなヤングから見たらおじいさんと呼ばれてもおかしくない年齢だ。
運動の持つ意味も、以前とは変わってきているはずだ。
体は鍛えるのではなく、動かすことが一番重要なのだ。
目的は、筋肉をつけるのではなく、衰えないこと。
注意点は、どれだけの量をするかではなく、ケガをしないことだ。
だから、腕立て伏せなら、テーブルにもたれて10回ぐらいでもいいはずだ。
仕事の待ち時間があるときに、軽く曲げる程度のスクワットをするのが合っている。
そう思って、わざわざ軽い運動をすることにしてみた。
まずは腰回しやタオルを持ってバンザイして左右への腰曲げ。
血圧を下げる本で覚えた5秒ストレッチ。
バックランジは機械の間に入って左右の壁に手を添えて20回。
以前なら両手に5kgの鉄アレイを持って30回3セットやっていた運動だ。
二日間、夕方の空いた時間にこういう軽い運動をいくつかやってみた。
よほどなまっていたらしく、今朝はもう筋肉痛を感じている。
慣れてきたら家でも始めてみよう。
健康診断の数値はともかく、長く続けることが大切なのだ。
そう思って昼休み前にちょっと運動をしていたら、
いつものパン屋さんが来たので、お昼はミンチカツバーガーになってしまったわい。
腹いっぱい。

↑もうちょっとすると寒くて動けなくなるんだけどクリックしてね。