三連休の最終日である敬老の日、この辺りでは夜に最も台風が接近するらしい。
なのでなるべく荒れる前、朝のうちに実家に行くことにした。
なにしろ明日の朝には通り過ぎるらしいので、デイサービスの準備をしなくてはならない。
途中コンビニで母のおかずを買って10時ごろ到着。
幸いまだ雨は降り始めていない。
「おお、よう来てくれたねえ」
という母には上の入れ歯が入っていない。
洗面台や、以前置いていたコップ立てにもない。
ポケットに入ってないか訊ねると「ない」という。
「確かここに片づけたんとちがうかな」
と探そうとしたのは冷蔵庫の小さな引き出し。
「そんなとこにはないやろ~」と笑ったが、あった。
小さめのタッパーに水とともに入れてあり、キンキンに冷えていた。
「よくそこに入れたことを覚えていたな~」と感心しながら、
「なんでそんなとこにいれた」と思わずにはいられない。
せっかくなのでポリデントすることにした。
血圧を測らねばならない。
以前は、時々自分で測ってノートに書いたこともあったが、最近は一切ない。
私が行ったときに血圧計を装着し、スタートボタンを押させる。
ノートに日付と時間を書き、計測した数値だけは母に書いてもらう。
これも頭の練習の一つだと思ってのことだ。
その血圧ノートを先日母がどこかにやってしまった。
別の使いかけのノートに臨時で書いているが、前のが見つかる確証もない。
よく考えたら、私が要るときしか血圧は測らないのだからノートは私が持っていればいい。
なるべく母が測って書くようにと、母の席の真ん前に置いていたのがいけないのだ。
帰りに新しいノートを買って、家に着いてから臨時ノートの記録を書き写した。
そうそう、最近の母の習性に、重ね着というのが入った。
土曜にワクチン接種に行くときのことだ。
ちづるが襟元を見て重ね着に気が付いた。
これから注射をしようという時に袖を何枚もめくらねばならないことでは困る。
ちづるに頼んで着替えをさせてもらった。
なんと、肌着を3枚の上にTシャツを2枚、その上にブラウスを羽織っていた。
しかもズボンの下にはパジャマをはいていたというではないか。
寒いということはないと思うのだが、積んである洗濯済のものを全部着るのかもしれない。
で、重ね着してしまうから洗濯物がまた増えるのだ。
あと、電子レンジにチンするごはんが二つ入っていたけど、
食べかけのおかずはなかったし、雨戸は閉めたし、大事の郵便はしまってあったからOKだ。

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