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雨のせいか極端に涼しくなってとても過ごしやすい。
寝るときは扇風機で十分だし、職場でも無駄な汗をかかずに済む。
シャツがサラサラしているというのはこんなにも気持ちのいいことか。

ただし、人が心地よいということは、他の生物も心地よいということだ。
涼しくなったとたんに蚊にくわれた。
奴らもどこかで涼しくなるのを待っていて「それゆけ」と行動開始したのだ。
これはとても心地よくないことだ。

蚊とともに不愉快な虫と言えばハエだ。
蚊のように血を吸って痒くすることはないが、サイズ的に蚊よりも目障りで、
素早く飛んで両手がふさがっているときに目の前に来たりする。
チャンスがあったとしても、蚊のように手でたたく気にはなれない。


職場に一匹のハエが出た。
とてもうっとうしくてイライラしていた。
機械の端っこにとまったので、叩いてやろうと手帚を持った。
相手に危険を察知されないようにゆっくり近づく。

あっ、2匹いるではないか。
この動揺を察知されたのか、両方に逃げられた。
ハエが2匹いるとちょっと心配になる。
どこかで何かが腐っているのではないかと思う。
ひょっとして、外に置いてあるゆで卵のカラとバナナの皮用の植木鉢だろうか。

もしハエが3匹いたら、更に心配が進む。
この倉庫内で繁殖しているのではないかというおそれだ。
つまり、ここからどんどん増えてくるということになるからだ。

ハエが4匹いたら別の心配が出てくる。
私自身が臭いのではないか。
思えばつい先日まで、毎日汗まみれで過ごしていたのだ。
体臭がハエを呼び寄せるようになったのではないか。

ハエが5匹になったら食物連鎖が気になる。
5匹ということは『豊富』と言えるだろう。
ハエが豊富ならば、ハエを捕食する生物には生存に適した環境だと言える。
ハエを捕食する生物が増え、その生物を捕食する生物が増え、更にその生物を……
とめぐっていくと、やがて倉庫の食物連鎖の頂点『くフもホ』にたどり着くのではないか。

ハエが7匹になっても、ラッキーセブンだとは思わない。
ハエが8匹になっても、末広がりだとは思わない。
ハエが11~13匹になっても「精鋭を集めてドロボウチームを作った」とは思わない。
ハエが47匹になっても「以前叩いたハエのかたき討ちに来たな」とは思わない。

そろそろお時間のようでございます。





↑ヤモリも出たよクリックしてね。





追う
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[ 2022/08/31 06:50 ] 世間話 | TB(0) | CM(4)

熱い衝動

仕事が終わってから、まずはスーパーに寄った。
水曜に実家に行くまでの母のおかずを買っておかねばならない。

母の好きな切り干し大根と、カボチャの煮つけと、サツマイモ煮と、
家から持ってきたナスとピーマンを煮るのに手羽中と、
いっしょに食べるディナーは、唐揚げにしよう。
あとは麦茶とメロンパンとエビせんべい。


実家に着いたら、母が勝手に夕食を食べているではないか。
もちろん勝手に食べていただいて文句はないし、
むしろ私は自宅で好きなものを食べられるからありがたいぐらいだ。
それにしても母は何を食べているのだろう。

前回私がコンビニで買ってきた『豚生姜焼き』と『エビチリ』だ。
おかず2品だけ、ごはんもなしに。
炊飯器を確認したら土曜に炊いたご飯は食べてしまったらしくカラだった。
非常用のチンするごはんも定位置のは食べてしまったらしい。
チンする五目ごはんには手を付けていない。

おや、電子レンジに何か入っているぞ。
扉を開けてみたら、煮物のおともに買っておいた焼き豆腐だ。
パックのままで熱々になっている。
よくぞ爆発しなかったものだ。
よし、ナスとピーマンと手羽中と焼き豆腐の煮物を作ろう。

と、その前に隠しておいてあったチンするごはんを温めてやらねば。
唐揚げは小皿に移して母の明日用にする。
母が勝手にカボチャを食べ始めた。
おいおい、そんなに食べてしまっては水曜まで持たないではないか。
前回買った分も多少は残っていると思っていたのに。


しかし、今日の光景を見て、おかずの消費パターンが、
想像と違っているかもしれないということに気が付いた。
今までにも電子レンジで温めるおかずがいくつも食べかけだったことがあった。
私はそれを、食べ残したことを忘れて次に新しいのをチンしているのだと思っていた。
前のを食べきってから新しいのに手を付けてくれればいいのに、と。

今日は『豚生姜焼き』と『エビチリ』と『焼き豆腐』を一気にチンしていた。
他のおかずがなくなっていたとはいえ、メインディッシュ2皿は必要ない。
母に『加熱衝動』が起こったのではないか。
あるいは『電子レンジマイブーム』と言おうか『チンパッション』と呼ぼうか。

目を閉じて思い起こす。
ま、今までのムーブメントよりましか。






↑難しい外来語を使ったけど合っているかどうかはクリックしてね。




1






2
[ 2022/08/30 06:49 ] 身内のこと | TB(0) | CM(3)

全部ノルマ

だったら日曜に行けばいいじゃないか、
と、昨日の記事を読んで思った人もいるだろう。
書くのを忘れていたが、日曜はとても忙しかったのだ。
なにしろダイコンの種蒔きの準備をしなければならない季節だ。
なのに畑はジャングル、予報では天気がいいのはこの日曜だけ。


紹介しよう。
左からオクラ、キュウリ、ゴーヤだ。
オクラはまだちょっと身ができていて、キュウリは完全に枯れ、
ゴーヤはまだ元気なのだが、収穫できてももう冷凍スペースがない。

かたづけ


まずは残っていたオクラを最後の収穫。
鎌で先端と枝を全部落として一本の棒状にし、引っこ抜く。
根っこの土を落として野菜くず捨て穴の横に並べておく。

キュウリとゴーヤはカマで刈りながらネットから引きはがしていく。
固定してあるひもを切り、結束バンドを外し、ネットを回収する。
支柱の竹を抜いて片付ける。

次は草取りだ。
畝の草はねじり釜で根からほじくり、畝の横はクワで削りとる。
レーキで草を集め、穴に捨てる。

草取り


ここまでやってちょうど正午のサイレンが鳴り帰宅。
シャワーを浴びて出かける。
中華料理店でお昼の後、ホームセンターでゴマ麦茶を買い、
本屋に行き、スーパーで食品を買って帰宅。
アイスを食べて、あと少しだった本を最後まで読む。

3時半、再び畑に行く。
石灰と肥料を撒いて、ガーッと耕す。
ここまでやっておけば、二週間後には畝を作ってダイコンの種蒔きができる。

耕し


5時に帰って来て、シャワーを浴び、ちづると飲みに出かけた。
とりあえず乾杯。
で、帰宅、で、おしまい。

とはならない。
今日収穫したゴーヤを刻んで冷凍しなければならないのだ。

ゴーヤ





↑次の土曜は母の後期高齢者検診で日曜は父の三回忌でその次は車の点検でその他いろいろクリックしてね。




疲れ
[ 2022/08/29 06:44 ] 家庭菜園 | TB(0) | CM(4)

分割週末計画

土曜日であるというのに棚卸しで出勤した。
棚卸しは事前に終わらせてあるので、午前中は伝票の出ていた仕事を片付ける。
配給された弁当をいただき、午後は店の模様替えの手伝いだ。
かき氷やスイカ、ヒマワリ、ちょうちんなど夏の飾りを撤収して、
モミジを貼ったり、ハロウィンの飾りつけをしていたら一日が過ぎていった。


普段の土曜なら、10時ごろから実家に行き、母を連れて買い物に行き、
お昼にお寿司とヤバい残り物をいただいて、
休憩した後、母を説得してシャワーをさせて、その間に掃除をしたりする。
今週はそれができない、からといって『放置』というわけにはいかない。
月曜や水曜のように、仕事が終わってから行くしかない。

で、私はこのように計画した。
金曜の仕事の後、買い物をして実家に行き、
土曜の棚卸しの後、サッと行って、サッと飯食って、サッとシャワーしてもらう。
これならそんなに遅い時間にはなるまい。


金曜、スーパーで買い物をして実家に行った。
炊飯器にはごはんがちょうど一膳、カボチャサラダが食卓に出ていて、
カレーフライが電子レンジに入ったままだった。
他のおかずたちはきれいになくなっている。
これはちょっと買い物が少なかったかもしれない。

ごはんは母の分として、メインおかずは買ってきたカキフライ。
玉ねぎとシメジとシューマイの煮物を作って、これは明日も食べる予定とする。
私は帰ってからビールを飲むつもりで、ごはん無しでヤバいカレーフライをつまむ。
前回母が気に入ったというからカキフライを買ったのに、母はシューマイばかり食べる。
結局カキフライは、私が4個のうち3個を食べた。


土曜、やはり食料が少ないと思ってコンビニで日持ちするおかずを買って行った。
シューマイは無くなっていたので、買い置きの鶏大根煮と昨日のサトイモがおかずだ。
昨日、炊飯器にコメを入れて「炊くように」と言っておいたごはんは、
炊いてはあったが、炊きあがった状態のまま手を付けられていない。
昼間はおかずだけ食べているのか。

食事を終えて、母にシャワーをするように勧める。
普段の土曜だと「昼に入るのはいや」と手を焼かせるのだが、
今日は堂々と夜なのだからすんなり入るはず、という考えは甘かった。

「お母さんが帰って来ない」

という謎の設定で話し続けてなかなかシャワーに行こうとしない。
結局7時を過ぎてしまった。
母が風呂から出て来て、パジャマを着て落ち着いたのは8時半。
ま、読みかけの本がかなり進んだから良しとしよう。






↑「犯人はお前だ!」のところで風呂から出てきたよクリックしてね。




半人前
[ 2022/08/28 07:14 ] 身内のこと | TB(0) | CM(6)

おっさんがやりたまえ

あ~あ、土曜日なのに棚卸しで出勤だ。
そのせいで昨日は金曜だというのに買い物をして実家に行った。
畑のキュウリやオクラを片付けることもできない。
しかも、棚卸し自体はもう終わっているのだ。
だけど年間予定で決まっている全社出勤なのだから仕方ない。

昨日「明日はなにをするかねえ」と小柄子ちゃんにボヤいてみた。
すると彼女は「忘れたの?」とびっくりしたような顔をする。
何かこの日に私に決められた仕事があっただろうか。

「モミジを貼るのよ」

あー、そういえばそんなことをさせられたことがある。
我々店舗部は、お客さんの来ないこの日に店の模様替えを行うのだった。
月曜からは秋バージョンになる。
で、私は、正面ガラス一面に、手製の紅葉をレイアウトしてセロテープで貼る役目だ。


仕事というのは耳触りも大切だ。
「プレゼンの資料を用意したまえ」とか、
「リサーチの結果を報告したまえ」なんてのはなんだかカッコイイが、
「モミジを貼りたまえ」ってのは仕事のような感じがしない。

そういえば、店の模様替えでかき氷型の巨大フーセンを膨らませる仕事をされられて、
ここに愚痴を書いたことがあったはずだ。
秋バージョンに模様替え、ってことは、あのフーセンの空気抜きも今日ではないのか。
なんてやりがいのない耳触りの仕事なのだ。
その上に、実は案外疲れるのだから不愉快だ。


そういえば、普段から何となく気合の入らない仕事がある。
例えば、インターネットの注文でかき氷のシロップを送ることがある。
『イチゴシロップを送る』という仕事は、紙屋の仕事なのだろうか。
私はバサバサした商品には慣れているが、たぷんたぷんする者には慣れていない。

店の商品が売れると補充するのは女子の仕事だ。
しかし、ものによっては棚の高いところにあったり、重かったりして、
私が頼まれることも多い。

「こみさん、スーパーボールの当てもの出してくださーい」

「こみさん、アヒルちゃんの大きい方出しといてー」

「こみさん、ピカピカ金魚を三つお願いしまーす」

なんそれ。





↑昨日はメモつくりや草取りをしたけどクリックしてね。





寝過ごす
[ 2022/08/27 07:04 ] 納得できん | TB(0) | CM(7)

誰かが生まれた日のような

会社帰りに畑に寄って収穫した。
もうそろそろおしまいだと思っていたがゴーヤは1本、オクラは少々、
ピーマンはそこそこ、大シシトウはなかなか、ナスは結構採れた。
火曜に収穫した分が手つかずで冷蔵庫に眠っているから結構な量だ。
もうおすそ分けはできないと思っていたが、もう一回会社に持っていこう。


バケツに収穫を持って帰宅すると、冷房の効いた部屋でちづるが寝ていた。
キッチンのカウンターにお惣菜が置いてあるところを見ると買い物してきたらしい。
それもそのはず、木曜日は『プレバト』の日なのだ。
この日、わが夫婦は『プレバトの友』として誕生日のようにおかずを並べる。

カウンターの上にあったのはスーパーのアジフライとピザだった。
ピザは、半円型の照り焼きチキンのが2枚、つまり丸いの1枚を半分こだ。
さらに冷蔵庫には真空パックになったカツオのたたきがあった。
こうでなくっちゃ。
まずはシャワーを浴びてさっぱりしよう。


ちづるはいろいろ買ってきたが、冷蔵庫の野菜も食べなくてはいけない。
これだけの量になると食べきれなくて痛ませてしまう可能性がある。
だからなるべく食べたいものから食べるに限る。
火曜に収穫した分の肉厚ピーマンを豚肉と炒めよう。

肉厚ピーマンは大小合わせて7個あった。
これを全部種を取って細切りにする。
そしてお皿にキープ。
買い置きの玉ねぎを半分、と思っていたら中が痛み始めていたので、
悪いところだけ取って全部スライスした。
これができるのが玉ねぎの良いところだ。

玉ねぎスライスはボールの下に敷く。
そこにカツオを切って並べていく。
その上には、みじん切りにしたショウガとみょうがとネギをたっぷり。
私用のニンニクは別容器だ。

豚肉を炒めて火が通ったらピーマン投入。
ちづるのリクエストでケチャップ味だ。
その間にアジフライを温めてソースをかける。
『プレバト』が始まる15分前に食卓が完成してビールで乾杯。
わ~~~


「まだピザあるよ」

「しまった」

お腹がふくれすぎて寝付けない夜だった。





↑冷凍ゴーヤのためにごはんを食べた方が良かったんじゃクリックしてね。





くるしい
[ 2022/08/26 06:57 ] | TB(0) | CM(4)

落書きするには多すぎる

今週の土曜は棚卸しだ。
もちろん一日で終わるわけがないのでずっと前から始めている。
昨日の夕方、私がもらっている伝票分の棚卸しが終わった。
私の担当はまさに紙。
二十数段ある棚の列の紙をただひたすら数える係だ。

毎年棚卸が終わると同じ事を思う。
デッドストックが多すぎる。
去年と全く同じ数を数え直すこの不愉快。
売れると思って新在庫にしたら全く出なかったものや、
以前は売れていたのにブームが去ったように動かなくなったものがたくさんある。



去年から私がするようになった事務所の奥の棚卸しは以前違う人がしていた。
その人は包みに毎年の数を書いていたのだが、5回同じ数字が書いてある。
私が今年数えた数が、その数字と同じということは7年間1枚も売れていないということだ。
そんなのがたっぷりある。

おそらくメーカーでも同じ悩みを持っているのだろう。
メインといってもいい色紙のシリーズが10色ほど廃色となった。
ちなみにこの紙には厚さが5種類あるので50種減る。
となると棚に余裕ができるはずなのだが、もちろん端から順に減るわけではなく、
ところどころに空間ができるのだから迷惑なだけだ。

それどころか、もう作らないとわかっていても、まだ在庫があるうちは入荷する。
いつなくなるかわからないものを「ありますよ」と注文を取ってもいいものだろうか。
逆に「これじゃなきゃダメ」という事情もいろいろあるらしく、
廃盤になった紙を探してネットをさすらっている人も結構いるらしい。
ウチの死に在庫だと思っていた紙が「やっとみつけた」という人に1トンも売れたことがある。


だから紙は捨てにくい。
いや、ともかく紙は捨てにくい。
その紙がその用途で使われなかったとしても、ただ『紙』としてなら使えるのだ。
落書きをしてもいいし、穴をふさいだり工作してもいい。
くしゃくしゃに丸めて、荷造りの詰め物にだってできる。

あーでも捨てたい。
でも、捨てさせてはもらえない。
むしろ、本社や印刷部門が「この紙何かに使って」といらない紙を持ってくる。
何か捨てるきっかけはないか。


ってなことを思っているときに妙なコマーシャルを見た。
いろんなシチュエーションで突然ペンキが降ってくる。
どうやらそういうゲームのコマーシャルらしい。
ドパドパペンキで撃ち合いをしているようだ。

それをウチの倉庫でやってくれー
そしてすべての紙を捨てさせてくれー

すべて捨ててどうする。






↑それに、棚卸し前にやってもらわんとクリックしてね。




平は楽
[ 2022/08/25 06:56 ] 世間話 | TB(0) | CM(4)

名前を付けずに保存

会社帰りに畑に収穫に行った。
もう夏野菜のピークは過ぎている。

キュウリは完全に終了、オクラも実ができている木はほとんどない。
シシトウと大シシトウが1本ずつ枯れた。
ピーマンも花が少なくなってきたからもうあまり実らないだろう。
ナスは切り戻しをしたらもう少し収穫できるかもしれない。

小ぶりのゴーヤが3本ほど採れたのも含めて、小さい方のバケツ一杯の収穫だ。
これならおすそ分けをしなくても我が家で消費できるだろう。
もうしばらくしたらそれもなくなる。
次はダイコンが収穫できるようになるまで、野菜は買わねばならない。


おっと、秘密兵器があるのであった。
冷凍ゴーヤだ。
ゴーヤは刻んで冷凍しておけば、そのまま炒めてチャンプルーになる。
秋からの保存食としてとてもありがたい存在だ。
確か去年の最後の保存ゴーヤを食べたのは、今年のゴーヤを植えてからだった。

そんなわけで、ちょっと前から採れたゴーヤを刻んでは冷凍していた。
たくさん保存するために、ジッパー付き保存袋に平たく入れて凍らせる。
となると冷凍室に入っているものはなるべく出てってもらいたい。
一番たくさんあるのは残りごはんだ。
ここのところ野菜でお腹がふくれてごはんを残すことが多かったのだ。

今、保存できたのは10袋。
1袋が大体ゴーヤ1本半だ。
昨夜はスペースを空けるために、冷凍そばを一つ食べた。
あと二つ食べなければならない。

冷凍


さて、こちらは良いとして、畑の方はダイコンの種を蒔く時期だ。
キュウリとオクラと、うーん、崩れたゴーヤも片付けて耕したい。
こちらに第一弾を撒いておいて、ナスやピーマンが終わったら第二弾を撒く予定だ。

が、ここのところ天気が悪いらしい。
その上、今週の土曜は棚卸しで出勤だ。
実家に行くのを日曜にするか、夜にするか。
その次の日曜は父の三回忌だし、その次は車の点検だし…





↑ちらっと見えてる茶色いのは数年前の切り干し大根だよクリックしてね。





暑い
[ 2022/08/24 07:06 ] 家庭菜園 | TB(0) | CM(3)

使用上の注意をよくお読みください

仕事が終わってから実家に行った。
まだ雨戸は閉められていなくて、母は着替えの部屋の椅子でうたた寝していた。
起こすと、

「あ、お前大丈夫やったんか」

と寝ぼけている。
母が出てくるまでにチェックだ。


ああ、電子レンジに丼が入っている。
開いて中を確認すると、なかなかのとんでもない事態になっている。
丼の中に残されていた包装自在から、何が起こったか推理できた。

母よ、『ピノ』は体を冷やすために買った一口アイスなのだから、加熱してはいけない。
私も今回初めて知ったのだが『ピノ』は加熱するとかなり危険な凶器になる。
まず、溶けて液体になり、膨張して爆発する。
その後、冷めて常温になると、チョコは固まり、アイスはいつまでもドロドロだ。
バニラやイチゴや抹茶がだ。

一番現場近くにいた母が「誰がやったか知らん」というのだから犯人は不明だ。
ただ、レンジは大掃除だ。


冷蔵庫をチェックしているとある引き出しから見たこともないものが出てきた。
お茶碗に入った黒ゴマたれをかけた餅のようなものだ。
最初の事件があったので、この黒ゴマたれは『ピノ』だとわかった。
2個入っているこの四角いものは……せんべいだ。
溶かした『ピノ』にせんべいが和えてあるのだ。

となると疑問が沸いてくる。
こちらにはビニールが入ってないから、包装から取り出して解凍したらしい。
爆発した様子はなく、きれいに茶碗に納まっている。
電子レンジはあの状態だから、こちらが先に作られたはずだ。
だとすると、偶然できたこれを、大量生産しようとしたのだろうか。


帰る時間が近づいてきたので、一応母に説明をしておく。
ここに薬、ここに水とポカリスウェット、ここにおかずといちいち見せる。
今日はこれに1項目プラスだ。
冷蔵庫の一番下の冷凍室を引き出し、箱の口を切って入れてある『ピノ』を見せる。

「これはアイスクリームやから、このまま食べるんやぞ」

「ええっ、そうなん?」

そうなん?って、なんやと思っているのだ。

おや?このピノ、あの独特のプリン型をしていないぞ。
小袋の中で不定形になっている。
ははん、さてはこのピノ、箱ごと冷凍室を出て旅をしてきたな。






↑今度は雪見大福にしてみようクリックしてね。




s-220823tobitiri.jpg
[ 2022/08/23 07:08 ] 身内のこと | TB(0) | CM(8)

さすらう民族

大雨やがな。
これでは畑周りの草刈りはできん。
あ~あ、と午前中はダラダラゴロゴロを極めることにした。
古新聞やいらない雑誌を縛ればよかった。

お昼になったら雨はやみ、結構なお天気になった。
この感じで照ってくれれば、夕方には草刈りができるかもしれない。
ダラダラしすぎて正午を30分以上過ぎているから、とりあえずお出かけだ。
どこかで昼食をすませ、あるお店に母向きの衣類があるか見に行き、
スーパーで食品を買って帰る予定だ。


先週のお昼は北の中華料理店だった。
ちづるは「今日は西の中華料理店がいい」という。
私は定食屋を希望したのだが「あそこはきつい」と却下されてしまった。
確かに定食は揚げ物中心で涼しげなメニューがない。
よし、中華にしよう。

が、行ってみたら駐車場がいっぱいだ。
こういう時は待たなくてはならないからいやだ。
そこから近い店を考えて『なか卯』に行くことにした。
その途中で、先週新しい丼店を見つけたのを思い出して変更した。

むかし喫茶店だったその丼店の前まで来た。
こんな時間なのに車が一台もなくて、『海鮮丼』ののぼりしかあがっていない。
しかも『テイクアウト、イートインスペースもあり』と張り紙がしてある。
やめとこう。

そこから、以前一度だけ行ったラーメン屋を目指したが、車がいっぱいでやめた。
前を通り過ぎかけたとき、奥の駐車スペースが開いているのを見つけたが、
もうそこからハンドルを切るのはめんどくさい。
なんか投げやりな気持ちになってきた。
飲食店が思いつかないので、母の衣類があるかもしれないお店を目指す。

途中交差点の左側にラーメン屋があったが、右折レーンにいたから無理。
『すき家』発見!したのだが、体が反応せず通り過ぎる。
衣料店についてしまった。
が、求めるものはなくてすぐに出る。

先々週行ったうどん屋に行くことにした。
この時間にしては車が多いが、一台は停められる。
なのに中に入ったら空いている席はまだ食器が片付けられていない。
待っている人も多いのでやめた。

近くのショッピングモール内の『寿がきや』は、入っていくのがめんどくさい。
ぐるっと一周回ってきたので、そろそろ西の中華料理店が空いているのではないか、
と思ったがあの店は2時までなのであわただしい。
もうこんな風にやる気のなくなっているときは、簡単なシステムの店がいい。
『なか卯』にいこう。

麻婆親子丼とはいからうどんのセットを食べて、スーパーで買い物して、
家でアイスクリームを食べて、仮眠して、
3時半から畑の草刈りに行き、収穫して5時過ぎに帰宅してシャワーした。






↑北の中華料理店の頻度が高いのは座れる可能性が高いからクリックしてね。




なににや
[ 2022/08/22 06:52 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(3)

ワープタイム

ちづるは用事があって出勤と同じ時間に家を出た。
私は『チコちゃんに叱られる』を観ながら仮眠に入り、目覚めたのは10時過ぎ。
実家に行く前に野菜の生ごみを畑に捨てに行く。
草まみれの畑を見て「ちづると同じ時間に動き始めたら草刈りできたな」と反省。
夕方戻って来てから草刈りをしよう。

実家に着いて、まず不安。
テラスに洗濯物が干してあるではないか。
恐る恐る近寄ると、うわー紙パンツが干してある~
これは洗濯機が大惨事だ。

家の中に入ると、母はテレビを観ていた。
廊下へのガラス戸が閉まっているから冷房が効いていない。
電子レンジにはコンビニのポテトサラダ、破裂してないから加熱はしてないらしい。
冷蔵庫を見ると、一口アイスが二つほど冷蔵室に移動して溶けていた。
製氷室には先週買ったパンが二個、凍っている。
さて、何から注意したものか。

なにはともあれ、お昼が近いのでまずは買い物だ。
母が膝が痛いというので私一人で買い物してこようかと言うと、自分も行きたいという。
普段なら「そうして」と言われて、私が楽々買い物をしてくるパターンなのに、
ちづるがいないから、スーパーの入り口で母を車から降ろしてカートにつかまらせて、
車を駐車しに行かねばならない。

が、スーパーが近くなってきたら、

「今日は膝が痛いから中まで行かんでもええやろ?」

と言い出した。
私が無理に連れてきたみたいな言い草だが、もちろんその方がありがたい。
母を車に残し、ピューッと買い物を済ませた。

炊飯器はカラだったし、いつも通り寿司を買ってきてお昼。
母が残していた冷凍の焼き鳥とギョーザも片付ける。
食後はテラスの紙パンツを捨て、他の洗濯ものを母にたたんでもらう。
こうやって食後の時間を経過させ、シャワーを浴びてもらうのだ。

土曜のこのパターンに慣れてきたのか、母は案外すんなり風呂に行った。
食器とプラ容器を洗い、洗濯ものを回収する。
そのあと母が出てくるまで、私は表の仏壇の部屋の冷房を効かせて本を読む。
母のシャワーは1時間近くかかるからたっぷり読めるだろう。

母が出てきた気配を感じて様子を見に行く。
母はお気に入りの椅子のあるタンス部屋に行き、服を着る。
これにもしばらく時間がかかるので、私は涼しい部屋で本の続きを読むことにした。


はっ、寝てしまっていた。
タンス部屋に行くと母も椅子でうたた寝している。
起こして二人でトウモロコシを食べながら、

「今日は草刈りをせなならんからそろそろ帰る……」

と時計を見たらもう4時ではないか!
いろいろ用意して、途中で草刈り機の燃料を買って家に着いたらちょうど5時。
帰って来ていたちづるが冷房を効かせてうたた寝している。
ええい、草刈りは明日や!






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うとうと
[ 2022/08/21 07:24 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(4)

ジブリでちむどん

先週、テレビで『天空の城ラピュタ』がやっていた。
新聞でそれを発見したとき「これはヤバい」と思った。
最近の私は早寝だ。
ニュースがスポーツになる11時前には寝室に行き、
すぐに明かりを消して寝るのがお決まりのルーティンだ。

しかし『ラピュタ』を観たとしたら、それはもう超盛り上がっている時間ではないか。
これを観たら夜更かしになってしまう。
どうしよう、この映画ときたら途中「ちら」とでも目に入ったら、
必ずそこから最後まで熱中して観てしまうのだ。
それはもう過去の経験から確実なことなのだ。

ということは、今までも観始めていないのに途中を「ちら」と観てしまい、
そのままエンディングまで、というパターンが何度もあったということだ。
つまり、後半に行けば行くほど、何度も観ているわけだ。
だから本当は初めの方が観たい。
海賊と町の人のケンカ、列車と車の追いかけっこ、そしてロボット大暴れシーン。
ああ、こんなところが観たい~

で、最初っから最後まで観てしまった。


今週の同じ時間『となりのトトロ』がやっていた。
ああ、これもどこかで目に入ったら最後まで観てしまうやつだ。
と悶絶していたら、「最初っから観る」とちづるに宣言されてしまった。
じゃあ仕方がない。
私も最初っから腰を据えて拝見することにしよう。

で、観た。
ちづるは途中で寝息を立てていたが、私は瞬きもせずにすべて観た。
ストーリーなんかはもちろん、次がどんなシーンかもわかっていて観るのだ。
なのに毎回新たに細かいところに気が付いて感心させられる。

バケツの強風での飛ばされ方、本家のおばあさんの本家感、
夕立での景色の霞み方、人は気付かないのに猫バスに吠える犬、
ああそうそうそんな感じ、とか、そうそうそうなるのよ、とか、
あらーそうきたかー、ってやられた感じがなんかたまらん。


その真逆のドラマが、朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』だ。
私は出勤前の準備をしながらちらちら観るだけなのだが、
ネットでは評判になるほど叩かれている。
私もチラ見なのに毎朝イライラしている。

ご都合主義だとか、同じことの繰り返しだとか、キャラがわがままだとか、
そのへんは好き嫌いとか上手下手の問題なのだろうが、
私が気に入らないのは「そうはならんやろ」ってとこだ。
作者はもう一度『となりのトトロ』を……って、もう遅いか。






↑来週も観てしまうのだろうなあクリックしてね。




すすわたり
[ 2022/08/20 07:10 ] エンターテイメント | TB(0) | CM(3)

それは夏までわからない

会社帰りに畑に収穫に行った。

ナスだ。
ナス


ピーマンだ。
ピーマン


大シシトウだ。
大シシトウ


肉厚ピーマンだ。
パプリカ


普通のシシトウはめんどくさかったので収穫しなかったし、
オクラはそろそろ終了で少なかったし、
ゴーヤはネットが崩れていて4つしか取れなかったから省略した。

ピークは過ぎたようだが、週に三回このぐらいずつ採れるのだから大豊作だ。
この中で特に説明をしたくなるのが、大シシトウと肉厚ピーマンだ。
というのもこの二種、ダイソーで2袋百円で買った種から作ったのだ。

私は大体野菜は種から育てるのだが、種を買うとたいてい余る。
残りを翌年に使おうとすると、やっぱり古いからか調子が悪かったりする。
そんな時にダイソーで見つけたのが種売り場だ。
私はホームセンターで種を買う時も、ほぼ一番安い種を選ぶ。
それでもたいてい1袋200円、ここなら4袋買える。

帰宅して封を切ってみると、入っているのは10粒程度。
でもそれで十分だ。
全部蒔いたうち、育ちのいいのをせいぜい5~6本ずつしか定植しない。
ある意味、ちょうどいい種の数だ。

で、こんなに良いものがたくさん採れたのだからありがたい。
不思議なのは肉厚ピーマンだ。
タネの袋に印刷されていた写真は、2枚目の写真のような普通のピーマンだった。
なのにできたのが、パプリカといってもいいような立派なものだ。

『看板に偽りあり』『所詮百円ショップのやること』

の逆バージョンではないか。
パプリカの種って普通に400円ぐらいのを買っても同じぐらいしか入っていない。
できれば気付かないでいてもらいたいなあ。
ダイソーにも、いい種を買っている人たちにも。





↑鍋やフライパンで写真を撮ったのはここが一番照明がいいからだよクリックしてね。





デブ
[ 2022/08/19 07:00 ] 家庭菜園 | TB(0) | CM(5)

持ってくオアシス

毎日暑い。
雨が降ったら降ったで蒸し暑い。
出勤して、特に何をしたわけでもないのに汗をかいている。
社長がいるときは『頑張っているように見える』からいいのだが、
いったん汗だくになってしまったら、もう何も頑張りたくはないのだ。

それは良いとして、やはり汗をかくと水分の補給が大切だ。
でないと熱中症の恐れがある。
私は以前、草取りの後ダウンしてしまったことがある。
今思えばあれは軽い熱中症だったのだろうが、とてもつらく苦しかった。
もう二度とあんな目にはあいたくない。

母は「私は昔からあんまり水飲まへん」と威張っている。
決して威張れることではないので、熱中症の恐ろしさを誇張して伝え、
毎日電話するたびに水分を摂るように注意している。
食卓には大きな水差しと急須、冷蔵庫にはペットボトルのお茶とポカリスエットを置き、
冷凍室には一口サイズのアイスを常備し、「ここにアイスある」とメモを貼ってある。


さて、では私はどうなのか。
さすが母の血を引く者、というか、あまり水分を摂らない方のような気がする。

朝起きたら水を一杯、飲むこともある。
朝ごはん前に牛乳を一本、朝食後に冷たいお茶を一杯。
これで出勤だ。

会社には2リットルのペットボトルの水が1ケース置いてある。
のだが、どうも最近これに手を付けない。
開封すると慌てて飲まなければならないので遠慮してしまうのだ。
誰にや。

私はクーラーボックスを持って出勤する。
持って行く水分は、ヤクルト(80cc)血圧に良いヤクルト『プレティオ』(100c)
昨日は実家で発見された3年前のヤクルトタフマン(110cc)を持って行った。
どんだけヤクルトに依存しとるのか。

そのほかには350ccのゴマ麦茶だ。
タフマンがないと、時々出勤途中の自販機で350㏄のカフェオレを買う。
あとは、お昼のオートミールに180㏄程のお湯を入れる。
これだけだ。

タフマンもカフェオレもなかったときは、ゴマ麦茶を飲み終わったボトルに、
粉末の緑茶を入れて飲んでいた。
それを飲み切らなくなってきたので水を開封しなくなってきたのだ。
足し算したら、1100ccぐらいだ。
汗かきの私にしては、ちょっと少ないのではないだろうか。

と考え、夜はビールを頑張る。






↑寝る前にはシークヮーサー黒酢を炭酸で割って飲むよクリックしてね。




貴重な水
[ 2022/08/18 06:48 ] ワシのこと | TB(0) | CM(3)

ねばぬるモーニング

休みの50%が土日という不本意な盆休みが終わった。
畑の草刈り、草取りもできずに。
また暑い会社に出勤して、棚卸しの続きもやらなくてはならない。
ああどんより。

しかし、ささやかな楽しみもある。
朝食にごはんが食べられるのだ。
我が家の朝食は、休日はパン、平日はごはんと決まっている。
この4日間の朝食は、毎回キュウリトマトハムチーズ乗せトーストだった。

いやキュウリトマトハムチーズ乗せトーストは好物だからいやではない。
でもそこは日本人、やっぱりごはん、そして私は納豆が食べたい。
玉子納豆掛けごはん、それは上質のタンパク質の集まりであり、
発酵食品でもあり、素早く食べられる最高の朝食メニューだ。


ちなみに、山の日で休みだった木曜の翌日金曜は出勤だった。
朝はごはんだったのだが、納豆よりも優先に食べなければならないものがあった。
実家に買って行ったのだが、母がなかなか食べずに消費期限を迎えた、
セブンイレブンの『ジュレで食べるネバネバ』だ。
オクラと山芋となめこでできているのだから、それはもうネバネバヌルヌルだ。

これをかき混ぜてごはんにかけたら、玉子納豆ごはんよりさわやかで夏向き、朝向きだ。
ただ、なんでこれだけネバヌル界の重鎮を集めて、納豆と卵が入っていないのか。
さわやかだしシャリシャリ感もあるし精もつきそうだけど、タンパク質が足りん。
やっぱ、ナットー!


そして待ちかねた火曜日、朝は白ごはんに納豆だ。
我が家では納豆ルールがある。
まず納豆をかき混ぜ、たれ・からし・ネギを入れ、玉子の黄身だけを入れて混ぜる。
これをちづるが半分だけごはんにかけて私に渡す。
私はここにキープしてあった卵の白身を入れてごはんを投入するのだ。

ちづるは卵の白身のずろずろ感が嫌いなのだそうだが、私はあれが醍醐味だと思う。
低カロリー高タンパクで、かき込みスピードアップの立役者でもある。
これでこそナッタマごはん。
ただ、一つの納豆を二人で分けると、一膳のごはんすべてをずろろにできない。
他のおかずでごはんをちょっと減らしてからこちらに取り掛かりたい。

実はこの日の朝食には素敵なゲストが来ていた。
朝食会の王様、鮭の塩焼きだ。
実家に買って行ったのに母が食べずに消費期限を迎えたセブンイレブンの鮭だ。
チンするときにめくる部分をめくったくせに、食べずにおいてあったので皿に移し、
それでも食べないのでもらってきたのだ。

鮭から玉子納豆、黄金の朝食コンビ、うおー!
だからと言って出勤に勢いがつくわけではない。






↑10時には煎り大豆を食べたよクリックしてね。




納豆
[ 2022/08/17 07:05 ] | TB(0) | CM(4)

ヒッパレヒッパレ

盆休みが終わった。
結局この休みは、実家か畑か昼寝をしていた。
特に実家は、木・土・月と四日の休みうち三日行っていた。
木曜は和尚さんが来て、土曜は買い物、月曜はデイサービスの準備だから仕方ない。

しかし母は行くたびに「あら久しぶり」って感じで迎えてくれる。
行ったときは良いのだが、帰るときはやはり寂しがる。
その引き止め方がちょっと変わってきた。
以前は「もっとおれよ~」とか「まだ帰るなよ~」と懇願形だったのだが、
最近は「行くな!」と命令形になってきた。


そろそろ帰る時間だと思ったら、私はそれとなく帰宅を匂わせる。

「今日はこの後畑に行くからボチボチ帰るわ」

「あーそりゃ忙しいやろから仕方ないねえ」

「薬置いとくでな。水やお茶も飲まないかんよ」

「ちゃんと飲むでな」

「冷蔵庫のここにおかずが入れてあるからな。こんだけあったら足りるやろ」

「充分やな。私一人みたいなもんやからな」

「このなすびの煮たのは冷めたら冷蔵庫に入れてな」

「わかっとるよ。晩にいただくでな」

「明日はデイサービスやでな。9時過ぎにお迎えが来るでな」

「あのカバンだけでええんかいな?」

「そうそう、お金もちょっと入っとるからな。財布をもってかんようにな」

「あの大きな袋はなんやろ」

「明日ゴミの日やから出しとくわ」

「そんなことまでしてもろてすまんな」

「かまへんよ」

「お菓子持ってかへんか」

「自分が欲しいっていうて買うたんやから置いときな」

「そうか、すまんな」

「ほなボチボチ行くわな」

「うん、気をつけてな」

「また来るでな」

「また来てな」

「じゃ」

「行くな」

このタイミングでか。






↑盆の手抜き絵は昨日で終わりのつもりだったんだけどクリックしてね。




s-220816ooawate.jpg
[ 2022/08/16 07:07 ] 身内のこと | TB(0) | CM(4)

ぼんぼぼんぼぼーん

いよいよキュウリは終了した。
とはいえ冷蔵庫にはしっぽの細くなったのが10本ほどと、
大きめのタッパーに『キムチの素』で漬けたのがたっぷり。
もう十分だ。

しかしこの後も野菜まみれの生活は続く。
ともかく記憶にないほどの豊作だ。
ゴーヤが茂りすぎて重さで支柱がつぶれそうになりつっかえ棒をした。
ピーマンは実りすぎてその重さで枝が折れた。
ナスは枝がしなって実が地面についている。

ゴーヤ


先日、大シシトウが食べたいと思って収穫に行った。
前回収穫した野菜はすべてあげてしまった。
居酒屋か、弟家か、会社か、畑近くの友人にもらってもらう。
すべてあげても次の日にはまた収穫できるのだ。

で、大シシトウだけ収穫しようと思っていたのに、ナスを採らねばならなくなった。
ナスは育ちすぎると種が多くなっておいしくなくなる。
だから、その日に採ってしまわなくてはならないのだけ採った。
それが20個ほどだ。
なのに翌日も『その日に採らなくてはならない』のができる。

グリル


結局その日は、大シシトウとナスと、ピーマンの折れたところを収穫した。
オクラは育ちすぎたのを切り落としただけ。
シシトウは細かいからもう手を出したくない。
盆休み最終日の今日は夕方収穫に行って、会社におすそ分けする予定だ。

焼きシシトウ


もちろん我が家でも頑張って野菜を食べている。
これだけ野菜があればヘルシーなメニューになりそうなものだが、
ナスやピーマンは油を使ってしまうし、どうしても肉気と合わせたい。
それに野菜ばかり食べていると、どうしてもこってり系お惣菜を買ってしまう。

先日はナスとピーマンたっぷりの夏野菜カレーを作った。
となるとごはんもたっぷり食べてしまう。
野菜おかずがたっぷりあればお酒も飲んでしまう。
さらに、お盆休みだからお昼もオートミールでは済まない。
外食をしてしまうか、実家で寿司を食べて母の残した分を片付けるかだ。

そうだ、太ったのだ。
畑作業用ズボンを穿いてわかった。
でもどうしようもない。
豊作なのだから。
秋ナスが終わったら考えよう。





↑もうタイトル考えるのもめんどくさくてクリックしてね。





小さく
[ 2022/08/15 07:22 ] 健康 | TB(0) | CM(8)

たまにはコンビでお仕事を

今年のお盆は休みのめぐりが悪い。
13日・14日が土日と重なったから実質休みは15日だけだ。
山の日が11日なのは、お盆休みとくっつけて連休にするためなのだろうが、
ウチのお盆休みの決まりは13・14・15なので12日は出勤だった。

会社に行ってみるとN岡が休んでいた。
そうそう、彼は初盆だし、地元の祭りで16日も休むのだ。
あと、お肌ツル子ちゃんがお子さんが熱を出したとかで欠勤だった。
そのため9時出勤のED子さんが早く来ていた。

ま、どうせ会社やお店は休みのところも多いだろうし、
一般の人は帰省をしたりされたりで紙が必要になることは少ないだろう。
しかも台風が近くに来るという情報が流れていたので、
もし荒れるようなら早目に店じまいをしてもいいというお達しが出た。
でもそうなると準備をしなければならないから台風は来ないで欲しい。


9時出勤の社長の息子さんの奥さんが来た。
朝の挨拶を交わした時に、

「今日の午後は○○さん(社長の息子さん)がこみさんの手伝いに来るそうです」

という情報をいただいた。
社長の息子さんは普段は本社に勤務している。
こちらにも配達に来たりしているので何度も顔は合わせているが、そんなになじんではいない。
なぜだろう?なんだろう?
一応私も忙しくないというつもりで出勤してきているのだが。

朝礼前には、小柄子ちゃんからもその情報をもらった。
昼休みには本人が「午後2時ごろから来ます」と宣言しに来た。
いったいどういうことなのだろう。
N岡の代わりなら私の手伝いより事務所に入ってもらいたいのだが。


なんだかんだで午後、やはり注文は少なく発送する荷物もそんなにない。
最後の荷造りをしているところに次期社長がやってきた。
一応聞いてみたら、お得意様が軒並み休みなので本社がヒマなのだそうだ。
というわけで、二人で棚卸しをすることになった。
事務所内の棚は細かくてめんどくさいのだが、冷房が効いている。

二人で2時間半ほど棚卸しをした。
私が紙を数え、彼が棚卸表に書いていく係だ。
休憩、ということにしたが時間はもう4時半だ。
次の棚に取り掛かったら定時までに終わらない可能性がある。
台風の備えはしなくてもよさそうだったが、ちょいと余裕も欲しいのだ。

そうだ、彼は本来本社勤務なのだから、タイムカードはあちらにある。
そろそろ戻っておかないと時間を過ぎてしまうだろう。
ちょっと忠告しておいてやろう。

「あー、僕タイムカードはないんです」

あーなるほど、そらそうだ。
彼が事務所に入ってコンピューターを使い始めたので、
かたづけをしてお先に帰らせてもらった。






↑彼は秋ごろから本格的にN岡の仕事を覚えて店長になるらしいクリックしてね。




はやおき
[ 2022/08/14 07:06 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(4)

有名芸能人

ちづるとものまね番組を観ていたら、おそらくお笑いコンビであろう二人が、
ディズニーのなんとかいうアニメ映画のキャラクターの扮装をしていた。
そのうちの一方、ひょろっと細長い方を見たことがあるような気がした。
何か別の人のものまねで有名なはずだ。
そうだ、あの人だ。

「この細長い方の人、あの人のものまねする人とちがう?」

訊いてみたらちづるもじっと見て、

「あーそやな、あの人のものまねしとる人や」

「やっぱりそやな、あの有名な人のな」

「そうそう、よう出とる人な」

この場合の『有名な』『よく出ている』というのはものまねタレントのことではなくて、
ものまねされている芸能人のことだ。
有名でよく出ているにもかかわらず、名前が出てこない。
そのまま番組は進行し、別のものまねが始まっているがまだ考える。



ちょっと記憶のかけらに引っかかったことがあったので口に出してみた。

「なんか〝くつろぐ”って感じの字がつく人やなかったっけ?」

「そうやったかな」

いまいち自信はない。
どんどん番組は進み、いろんなものまねタレントがいろんな人もものまねをする。
つまり、すごい数の名前が画面に出てくるので、肝心の名前が思い出せない。



「ひろしや」

突然出てきた。
そうそう、寛ぐという字で『ひろし』と読むはずだ。
で、苗字はなんだっただろう。
考えよう。



ん?

「なあなあ『ほにゃ・ひろし』と違う?」

「ああ、リズムな。苗字が二文字ってことやな」

「ちがうかな」

「そんな気がするな」

番組の続きを観ながら考える。
ひょっとしたら答えが番組に出てくるかもしれない。



しかし彼は突然やってきた。

「アベや!」

「あーそうや、あべひろしや」

「いやーよかったよかった」

「あースッキリした」


で、あべひろしがなんやったっけ?





↑名前が地味だからだクリックしてね。





名もない機械
[ 2022/08/13 06:59 ] エンターテイメント | TB(0) | CM(7)

盆トゥービーフリー

8月11日木曜日は、山の日で休日でもあり、お盆でもある。
10時半に実家に和尚さんが来てくれるのでのんびりはしていられない。
前の日にちづるが買っておいてくれたお供えや花を持って9時に家を出た。

実家に着くと、母が玄関先の草取りをしていた。
前日、和尚さんが来ることを書置きしてきたからだろうか。
玄関にいつも置いてあるシルバーカーもテラスに移してあった。
あれが移動できてはいかんのだが。

しかし、頼んであったごはんは炊いてなかった。
さすがに念仏の時ぐらいは新しいごはんが供えてないと具合が悪い。
白米高速炊飯という機能を使えば炊きあがりまで36分だ。
充分間に合う。

とりあえず、仏壇の部屋の座卓と脚立を別の部屋に移動させる。
ちづるはお供えをして樒を新しいのに替えてくれる。
イスに座らせた母は、お金の心配をしている。
10時ごろには弟一家も来るだろう。

さて、時間的に余裕もあるし、ちょっと点検。
そういえば玄関を上がったところの廊下がほこりっぽい。
クイックルワイパーで掃き出してやろう。
スーーーー ポイッ、ってやった時「ピンポン」が鳴った。
お客さんだ。


和尚さんやないか!
まだ約束の時間まで45分もあるはずなのに!

聞けば、留守だったり都合が悪かったりで順番が繰り上がってこの時間になったのだそうだ。
説明する和尚さんも「てへ感」をにじませている。
なにしろお盆の和尚さんは師走の師より忙しいはずだ。
協力しないわけにはいかない。
どうぞ上がってください、あーその足台は今ほこりをポイってしたとこだけど。

和尚さんの座布団は出してあってよかった。
私は奥へ行き、ちづると母を呼ぶ。
数珠はお礼はお茶は弟一家はとわーわーいうとります。

私が仏間に入ると、和尚さんは線香に火を点け、おりんを移動させていた。
よちよち歩きの母が部屋に入ると、着席を待たずにお経が始まった。
母をイスに座らせると、ちづるも座布団に座って手を合わせる。
しまった、和尚さんが来たら履こうと思っていた靴下を履いてない。

ちょっとしたら誰かが来た。
何も言わずにはいってきたのだから弟一家だ。
私の横に重ねてあった座布団をそちらに回す。
やっと全員着席。

やっと落ち着いたと思ったら、和尚さんが「終わりました」
志とペットボトルのお茶を渡し、軽く世間話と父の三回忌の確認。
忙しいであろう和尚さんを送り出す。

と、どこからか「♪たりらりらりら」と『アマリリス』が聞こえてきた。
ごはんが炊けたのだ。





↑今日は雨だから大変だろうなクリックしてね。





袈裟って
[ 2022/08/12 07:10 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(4)

熱闘こう起きへん

最近寝るのが早い。
寝室のエアコンをつけてシャワーを浴び、シークヮーサー黒酢を炭酸で割って飲む。
寝床に入るのは11時前ぐらいだが、どうかするとまだ10時だったなんてこともある。
そしてすぐに証明をマメにしておやすみだ。

早く寝るからか、目覚ましが鳴る前にたいてい目が覚めている。
最初のアラームは5時半。
私はたいてい大の字になっている。

アラームが鳴る。
目覚まし時計は左側だ。
大の字になっている右足を左足にクロスさせる。
腰のひねりを利用して上半身を左側へ。
腕を真っ直ぐ伸ばして振り切ると、ちょうどスヌーズボタンに届く。
スナップを利かせてアラームを止める。
大の字に戻る。

目は覚めているが、まだ起きない。
体は休んだまま、頭の中では「今日のブログに何を書くか」考えている。
そのうちウトウトしてくる。
5分後に二回目のアラームが鳴る。
第二球を投げる。


このぐらいになるとモガモガ動いてうつぶせになったりしている。
その体勢で3回目が鳴られると辛い。
投球モーションができないから、匍匐前進的に体をずらして手を伸ばすことになる。
これだと届かないことがあるので目を開かなければならない。
なのでたいていこの後大の字に戻る。

スヌーズは5分おきなので、三回目が鳴ると5時45分だ。
実はスマホの健康睡眠設定の時間でもある。
これが目覚ましとの誤差で、ちょっとズレて鳴る。
これを止めるにはちゃんと目で見てピンポイントでタッチしなければならない。
なのでここで起きようとすることが多い。

ただし、起きようと思ってから、あと1~2回投球するのが得意のパターンだ。
最終的に起床させるのは尿意だ。
もちろん、こうしている間にも、ブログネタを考えている。

今朝は川柳が浮かんだ。
発表しよう。

「ほぼ」のこと 「ほぼほぼ」言うな ほばかさん






↑朝ごはん食べたら仮眠を摂るけどクリックしてね。




デッドボール
[ 2022/08/11 06:50 ] 寝る | TB(0) | CM(8)

もう汗は輝かない

ああああつい。
出勤して、駐車場入り口のカラーコーンを動かしているだけで行き倒れそうだ。
ああ仕事したない。
なにもしたない。

世の中のほとんどの人がそうなのだろう。
あまり注文が入ってこないのでヒマだ。
ただし、こういう時に棚卸しを進めておかなければならない。
しよう。

床がコンクリートで窓から光が入らないようにしてある倉庫は一見涼しそうだ。
しかし、脚立に上って棚の上の方の商品を数え始めると、
お日様に焼かれたスレート屋根がホカホカと音を立てているようだ。
みるみる汗が垂れて来て、棚卸表は手にくっつくし、紙に汗が落ちないように気を遣う。

しまった、着替えを持ってきておこうと思っていたのに忘れていた。
昨日はマイコンテナに置き着替えがあるのを発見して夕方着替えた。
この時のさっぱり感を覚えていたはずなのにどうして忘れるのだ。

棚卸表を2枚ほどこなしたところで仕事の伝票が来た。
これでちょっと冷房の風が当たるところに行ける。
あー、風に当たったら自分がいかに湿っているかがよく分かった。
「田んぼを返せ」と叫びまわる妖怪ぐらいの水分量だ。

どうしよう、昼休みに家に帰って着替えた方がいいだろうか。
しかしそれだと私の休憩時間が大幅に減ってしまう。
今日から新しい本を読み始めるのだ。
しかも、家に帰ったって冷房なんか効いていないのだぞ。


でもやっぱり帰ることにした。
皮膚とシャツの接面がギシギシいうからだ。
主婦である女子たちは私より家が遠いのにお昼に家に帰っている。
お昼になると同時に、食料用クーラーボックスとカバンを持って車を発進させる。
7分で家に着いた。

シャツを脱いでぬれタオルで体を拭く。
きもちいい~
このままお昼のキュウリサンドを食べる。

さっぱりして気持ちいい~、と思ったが、やっぱりこの家はそんなに涼しくないぞ。
会社のうすら冷房の前の方が過ごしやすいのではないか。
それにギリギリの時間になって家を出るのは出勤みたいでなんだかいやだ。
よし、会社に戻っておこう。
その前に、やっぱりパンツも替えておこう。


今日こそは着替えを持っていく。
そして、どんなにヒマでも朝からは棚卸しをしない。





↑お昼にシャワーしたらもう会社には行けないクリックしてね。





しとしと
[ 2022/08/10 07:00 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(3)

オール盆休み

ここしばらく母のことと野菜のことを交互に書いている。
それもそのはず、一日おきに実家と畑をに行っているからだ。
飲みにも行っていないし、運動もしていない。
夜は11前に寝室にひきこもり、ターザンも読まずに寝てしまう。
なんと地味な生活になってしまったのだろう。

で、今日は母の方の話だ。
先週の確か木曜の朝、ケアマネージャーさんから電話がかかってきた。
また母がデイサービスをサボったのか、と思ったがデイサービスの日ではない。
ドキドキしながら出てみると、

「濃厚接触者が出てスタッフ不足のため、来週デイサービスはお休み」

だそうだ。
さて、母にこれが伝わるだろうか。
デイサービスは火曜と木曜だと言ってあるし書いてもあるのに、
それ以外の日に「迎えが来てくれなかった」と嘆いたり、
行くつもりでレジ袋に満タンの荷物を用意したりしているのだ。

ちづるにそのことを話すと「盆休みやと言っておけばいい」という。
なるほど、それが一番理解してもらいやすいかもしれない。
その線で行こう。


となると、私が実家に行くのは月水でなくてもよくなる。
デイサービスの用意があるからその前日に行っていたのだ。
そこで思い出されるのがМえからのお誘いだ。
月曜が早く終われるから、ジムメンバーで飲みに行きたいといっていた。
確かにこの月曜なら行ける。

のだが、介護関係の仕事をしているМえの周りでも濃厚接触者や陽性の人が出たらしい。
スタッフが減ったので月曜は緊急ミーティングとなった。
「そんなときにミーティングなんて集まってどういうつもりや!」
とМえは不参加を決めたらしい。

でも、私から見たらМえが一番危険ではないか。
ミーティングがある、と聞いた段階で「じゃ、ダメやな」と中止を決定。
私も実家に行かねばならないと言ってお断りをした。


月曜の夕方実家に行って、デイサービスが盆休みだと伝える。

「あ~うれし~、行かんとええんやな」

デイサービスに行くのは楽しみなくせに、行かなくていいと喜ぶのだ。
ホントは行きたがっているとわかっている。
月曜なのに、荷物で満タンのカバンとレジ袋が用意してあるのだから。






↑『今週は盆休み』と書いたメモを母が片付けてしまいそうでクリックしてね。




休みたい
[ 2022/08/09 07:04 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(4)

収穫ぽん

朝、窓から外を見るとまだ雨が上がったばかりの風景。
これでは畑作業はできない。
朝食後テレビを観ながら、アラームをセットしない仮眠に突入。
目覚めたのは11時前。

墓参りに行って、食堂でカツカレーを食べて、百円ショップに行き、
本屋に行き、スーパーで食品を帰って帰宅。
アイスクリームを食べて、本の残りを読んで仮眠。
目覚めたのは4時半。


畑に収穫に行く。
キュウリはもう終わりらしく、先細りになったのがそれでも十数本。
オクラは同じペースで次々と新しいのができ続けている。
ゴーヤは葉っぱに隠れているのでなるべく見つけないようにする。

ここにきて調子の上がってきたのがナス科グループ。
私が蒔いた大シシトウも苗を買った普通のシシトウも祭りの提灯みたいに下がっている。
ナスも苗系統、種系統ともに実も花もすごい数だ。
苗ピーマンに遅れをとっていた肉厚の種からピーマンもいよいよ採れ始めた。
この量、ちょっと史上最高の豊作なのではないか。

翌日採れそうなやつを残してきたが、バケツ2杯収穫して帰宅。
これを分類して袋に入れる。
形のおかしいの以外は全部会社に持っていくのだ。
なぜなら、前に収穫したもので冷蔵庫がいっぱいだからだ。
古いものから料理に使わねばならない。

キュウリは大きめのを2本スライスした。
ちりめんじゃこと刻んだみょうがを梅肉で和えたのを乗せて食べる。
ナスは6本、麻婆ナスの素を買ってみた。
茹でて刻んだオクラは山芋と混ぜてネバネバだ。
ゴーヤチャンプルーの具はちくわのみで、ちづるの好きなカレー味だ。
作ってみたけどほとんど味のしないキュウリのビール漬けは大きめに切る。

菜食


そして、今日はこいつを開ける。

泡盛


ちづるが誕生日にくれた泡盛だ。
何か良いおつまみがあるときに開封するつもりだったのだが、
家でできた野菜こそが一番のごちそうではないかということに気付いたのだ。
いつもの焼酎を買ってくるのを忘れたということもあるけれども。






↑ここんとこ同じような話ばかりなので写真をつけてみましたクリックしてね。




収穫
[ 2022/08/08 06:55 ] 家庭菜園 | TB(0) | CM(3)

衣類には丁寧に

土曜日はちづると二人で実家に行く。
母をスーパーや病院やパーマ屋さんに連れて行ったりする。
お昼はたいてい三人でスーパーの寿司だ。
プラス私は母が開封したお惣菜を片付ける。
母が4貫の助六で納得してくれるようになったので助かっている。

食事が終わるとちづるが洗い物をしてくれるのだが、
母はそれに気づくと「そんなこと私がする」と言い出すので、私が注意を逸らす。
ソラマメやキュウリなど、母の好きなものを与えて、昔話の相手をするのだ。
時々ちづるに気付いて「そんなこと私が…」と言い出そうとするのだが、
私の熟練の話術を用いたら、母の注意をこちらに取り戻すのは簡単だ。

ちづるが洗い物を終えて席に着くと、次の段階にはいる。
シャワーを浴びてもらわねばならない。
ケアマネさんには、一人だと危険なので我々がいる間に入浴してもらいたいと言われている。
しかし母は「風呂は夜」という固定観念があるのでなかなか入りたがらない。
なのでまずは、説得から始まる。

とはいえ今年の初めからずっとこのシステムを続けているので、
母もうっすら「もう逆らうことはできない」と思い始めているようだ。
入浴の説得が始まると「いやな話が始まった」と言うようになってきた。
つまり、そうしてきたという記憶があるのだ。
で、最近は嫌がりながら、服のボタンを外し始める。


まずはトイレに行ってもらう。
その間にお湯を出し、タオルを用意し、洗濯もの入れを設置する。
戻った母は、タンスのある部屋に入り、椅子に座ってシャツとズボンと靴下を脱ぐ。
残りはお風呂横の脱衣カゴに入れてもらう。

ただし、この部屋で脱いだものも、脱衣カゴに入れたものといっしょに洗濯する。
だからポイッと脱ぎ捨ててくれればいいのだが、これをちゃんとたたもうとする。
「折り目と違うところにしわができたら困るやろ」
と言ってズボンの折り目を丁寧に合わせる。

シャツもペラペラの薄物なのに縫い目を合わせてちゃんとたたみ、また着るゾーンに置く。
この暑いのに重ね着をしているので、時には2枚分待たされることもある。
さらに靴下も左右を合わせて半分に折る。

やっとここで脱ぐ分が終わり、よっこらせと立ち上がる。
で、さっさとこっちへ来てくれると思いきや、誰もいない方へ向かって、
「そんならお先にお風呂行かせてもらいます」
と丁寧にあいさつをする。

「誰に挨拶しとるんや?」

「パンツ」

「誰に挨拶しとるんや!」

この後大笑いしている間、母は一歩も進まないのだ。






↑ちなみに買ってきた紙パンツの包みが相手ですクリックしてね。




田川さん

[ 2022/08/07 07:23 ] 身内のこと | TB(0) | CM(8)

8本でもキュウリ

あまりの暑さに生活のリズムが変わってきた。
10時と3時のささみを持って行かなくなりつつある。
気が向くとゆで卵を持っていくことはあるのだが、ささみはもうご無沙汰だ。
おそらく、朝焼くのがイヤなのだろう。
替わりに持って行っているのがキュウリだ。

私がターザンで得た理論では、一日三食では人はエネルギーが不足するらしい。
足りなくなったエネルギーを人体は筋肉を分解して流用するのだそうだ。
筋肉が減ると消費カロリーが減るのでますます脂肪は使われない。
だから、エネルギー源かタンパク質を補って、筋肉が減るのを予防するのだ。
はたしてキュウリでその予防ができるのか。

さらにタンパク質の摂取量は減っている。
お昼の読書の友、炒り大豆を食べなくなった。
そりゃこの暑いさなか、昼食が済んだ後に誰がきな粉の元なんぞ食べたくなるものか。
だから大豆を飛ばしてゴマを口に入れておく。
それを犬歯で一粒ずつつぶしながら本を読むのだ。

となると、なんだかんだで摂取カロリーが減っているのだから痩せるはずだ。
それがそうはいかないのは、出勤時に自動販売機でカフェオレを買ってしまうからだ。
ヤクルトと血圧ヤクルトと350㏄のゴマ麦茶では水分が足りないのだ。
一応ペットボトルの水が職場に置いてあるが、常温の水は飲みにくい。
なにしろ、甘いものはカロリーでもあるが、エネルギーでもあるのだ。


こんなにエネルギーを欲しがるのはちゃんと理由がある。
8月の最終土曜日は棚卸しだ。
もちろんその一日で倉庫中の紙や、店の商品を数え終わるのは無理だ。
だから毎日時間ができると少しずつ数え始めている。
棚の高いところは屋根が焼けていて暑いし、床すれすれは涼しいが腰が痛い。

しかも担当のなすり合いがある。
去年、余裕ができたので事務所の奥の部屋を手伝ってやったら、
今年から私の担当として伝票が回ってきた。
よく見たら私の身に覚えのないところの伝票までこっそり入れてあったので、
こっそり返してやった。


さて、定時まで紙を数えたら、昨日雨でできなかった収穫に向かう。
近くの友人にはシシトウを、いつもの居酒屋にはゴーヤとナスをメインにおすそ分け。
今一番おいしい大シシトウは我が家用だ。

夕食後、我が家の冷蔵庫のキュウリを全部出す。
真っ直ぐで小ぶりのものを選んでビール漬けにした。
大きいのや曲がったのは、カビが生えないよう洗って新しいレジ袋に入れた。
キュウリの棚卸しはそろそろ終わりの予定。
これからはゴーヤの冷凍計画が忙しくなるであろう。






↑また親指がポキポキになったらどうしてくれるクリックしてね。




あれ
[ 2022/08/06 07:10 ] ワシのこと | TB(0) | CM(4)

ほどほどのをたまにでいいから

いよいよ第二梅雨明け、という感じで週間天気予報に晴れマークが続いていた。
毎日「今日は新記録樹立したるぜ」ってお日様の意気込みが聞こえてきそうだ。
灼熱大好きな運送屋の兄ちゃんは、
「これこそ夏ッスよ~」と汗だくでニヤニヤしている。
もう熱にやられているのかもしれない。

さて、晴れたら晴れたで畑の水やりのことを考えなくてはならない。
夏の野菜たちは水を欲する一族なのだ。
バケツで運んだ水を柄杓でやっていたのでは蒸発していく方が多い。
水はダバダバやらねばならない。
運ぶなら18リットルのポリタンクだ。

水場でポリタンク2個を満タンにしたら、右肩に一つ担ぎ、左手に一つぶら下げて、
およそ100メートルの距離を往復しなければならない。
だいたいポリタンク一つで畝1本。
サトイモまで考えたら7往復か。
ジムで鍛えるのと変わりないほどの十分なハードエクササイズだ。


それを考えてどんよりしていると、お昼の空に動きがあった。
ちょうど荷物が届いたとき、不意打ちでみんなが飛び上がるような雷が鳴った。
すると日は差しているのに大粒の雨が、バラバラバラバラーと落ちてきた。
あっという間に会話もできないような大降りだ。
じきに静かになって、雨はやみ、再びピーカンに。

これはありがたいお湿りだ。
このぐらいの雨があったら水やりは考えなくてもいい。
三日に一度、夜のうちにこういう具合にやってもらいたい。


さて、となると夕方には収穫に行こう。
車で国道に出て畑方向に向かうと、真正面に邪悪に渦巻く黒雲が正面に構えている。
これは雨が降ってくるかもしれないから急がなくては、
と思っている間もなく、黒雲がキカキカ光り始めた。
竜の巣かとみまごうばかりだ。

と、大粒の水のカタマリがフロントガラスに「ぼとっ」と当たった。
すぐにドバラドバラドババババっと自動洗車雨がフルパワー。
バーベルを引きずり回すような雷鳴、謝罪会見のような稲妻。
水と電気がつかみ合いのけんかをしているような大嵐だ。

もうキュウリは十分食べた。
オクラは次々にできてくるしゴーヤは勝手に育ってくれればいい。
シシトウやピーマンは急に育ちすぎたりしないし、ナスは大きくなっても食べられる。

よし、畑手前を右折して帰宅だ。






↑雷の多い年は野菜が良く育つらしいけどクリックしてね。




よくあること
[ 2022/08/05 07:07 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(4)

いつもと違うタイミング

実家から帰る時間になった。
薬出した、水出した、ノート書いた、デイサービスの用意した。
『デイサービスに行く』『冷めたら冷蔵庫へ』『ご飯を炊く』『ここにアイスある』
というメモを用意する。
洗濯ものとプラゴミ、溜ってきたヤクルトと賞味期限の近づいている卵をもらっていく。

いつも通りなら…

私が玄関を出て戸を閉める。
母が内側から鍵をかける。
私が車に乗り込む。
母が玄関横の部屋の窓(車を停めてある横の窓)を開ける。
(戸締りがしてある時は雨戸を開ける)
見送られて私は車を発進させ、母は戸締りをする。


ところがこの日、私が車に乗り込んでもなかなか母が来ない。
この日はまだ雨戸が開いているし、部屋の蛍光灯もつけっぱなしだ。
車から降りていくと、玄関はもう消灯されていた。
どうして今日は見送ってくれないのだろう。
いつもなら鍵をかけるのを後回しにして窓を開けに行こうとするのに。

ともかく戸締りができてないのだから注意しなくてはならない。
裏口から声をかけてやろうと思ってそちらに回ると、トイレの明かりが点いていた。
なるほど、そちらの方が優先だ。
しかし、トイレの窓を叩いたりしたら驚くだろうし、行っても忘れてしまうだろう。
タイミングを見計らう必要がある。


トイレの中でも母は誰かとしゃべっている。
蚊を追いながら待つ。
流された!
あと少しだ。
トイレのドアが開けられた!

玄関まで3歩。
戸を叩くとははが「はい」と答えた。

「ワシや、表の部屋の戸が開いとるよ」

「ええー?」

私は車に乗り込む。
窓のガラスに母の影が映った。
近寄って来てカーテンを開けて鍵を開けて窓を開けて顔を出す。
「来たな」というと「見送りに来た」と笑う。

ここからはいつも通り。






↑今日はデイサービスに行きますようにクリックしてね。




窓
[ 2022/08/04 06:55 ] 身内のこと | TB(0) | CM(7)

肉よ

仕事が終わってから畑に行った。
夏野菜は成長が早いから、一日おきぐらいに収穫に行かねばならない。

キュウリはそろそろ終わりらしく変形が出始めたが、まだまだ20本ほど採れた。
ゴーヤは茂った葉に隠れているのをなるべく探さなかったが5本。
まだまだ最盛期のオクラは、育ちすぎたやつはそのまま切り捨てる。

大シシトウは、特別大きいと思えるのだけ収穫して、小ぶりのは次回に持ち越し。
シシトウは無限に取れそうなので飽きたところでやめた。
いよいよ勢いに乗ってきたナスは、夢に見たいほどの鈴生りだ。
ピーマンは空きスペースに植えた残り苗も実り始めた。
土運びで割れたバケツの代わりに買ったふた付き大バケツとレジ袋一つがいっぱいだ。

近くの友人に持って行ってやろうかとも思ったが、
もうこれを仕分けするのが面倒でやめた。
いつもの居酒屋も考えたが、飲みに行かずにこればっかりではいかん気がする。


フライパンで肉味噌を作りながら、前々回収穫したキュウリを薄くスライス。
ボールいっぱいになったが、別ボールに乱切りキュウリも残っているのだった。
立て半割にした4本のナスをグリルで焼く。
フライパンではシシトウを乾煎り。
ナスを麺つゆにつけたら、グリルで大シシトウを焼く。

動物性たんぱく質は肉味噌と、ちづるが買ってきたしめ鯖だけだ。
ちなみに帰宅してすぐシャワーしたので、
我慢できなくなってビールを飲みながら料理を作った。
そんな段階で始めてしまったからまたもや写真がない。


食後、一休みしてからまたキッチンに立つ。
まずは前回収穫のキュウリを乱切りにする。
スライスキュウリはまだ残っているが、そうしないと冷蔵庫に納まらない。
この乱切りキュウリは、会社にも持って行って体冷ましのおやつにしている。

前回収穫したゴーヤは薄く切ってビニール袋に入れて冷凍する。
ゴーヤは切って冷凍しておくと、そのままチャンプルーに使えるのだ。
前回収穫したオクラは茹でて刻んで器に入れた。
明日の朝、納豆と混ぜておかずにするのだ。


これで本日収穫のキュウリとゴーヤは冷蔵庫に収納できた。
ナスとピーマンは常温でも大丈夫だろう。
嫌がられるかもしれないが、また会社に持っていこう。

今年はこうやって頑張っているので、まだキュウリにカビをはやしたことはない。
その代わり、育ちすぎのキュウリと土のついたゴーヤは刻んで外で乾燥中だ。
畑に捨てるのだが、量を減らしている最中だ。
前回収穫して表面がシナシナしてきたナスも干しておこう。

ああ、肉よ。





↑それにしてもこのペイントは思った色が出ないのうクリックしてね。





グリーン
[ 2022/08/03 07:06 ] 家庭菜園 | TB(0) | CM(4)

ちむどんどんするドリンク

先週の土曜日の午前、ちづると実家にいるときに私のスマホが鳴った。
登録されてないスマホからだ、
スルーしようかと思ったのだが、こないだの母のお出かけの件もある。
母は目の前にいるから、そちらの緊急事態ではないはずだが、
ちづるが出てみろというから出てみた。

実家の置き薬屋さんだった。
今から行ってもいいかということだったが、母とスーパーに行くので午後にしてもらった。
おそらく何度か来てくれて、母がデイサービスだったか気が付かなかったのだろう。
私の電話番号は、玄関に置いてあるシルバーカーに書いてあるのを見たのかもしれない。

買い物を済ませ、昼食を済ませ、母のむかし話を聞いていると1時。
約束通りちょうどに来てくれた。
前にも来てくれたことがある人だ。
話を聞いたら、もう30年も担当してくれているそうで、その前は親父さんだったという。
やはり何度か来てくれたらしいのだが空振りだったらしい。


とりあえず薬箱を持ってきて中身を見てもらった。
どういうサイクルで来てくれているのか知らないが、薬の使用はゼロ。
母が健康なのもあるが、母の手の届かないところに置いてあるのだから当然だ。
ということは、置き薬屋さんのルールによりお代は0円だ。
なんだか申し訳ない。

薬を新しいのに入れ替えてもらいながら世間話をした。
その人は私より少し年上だったが、やはり介護をしているらしい。
この世代の者が顔を合わせると大体そういう話題になる。
母の現状と家にいない日を伝え、お互い大変ですなあ、、などと慰めあう。

最後に「こういうものもありますが」とリーフレットを渡された。
10倍に薄めて飲む『シークヮーサー黒酢』だ。
そういえば血圧を下げるために摂取していた酢系のものもおろそかになっている。
何度も無駄足を踏んでもらって売り上げが0円では気の毒だ。
せめて私がこれを買わせてもらおう。

「おいくらですか」

「4000円です」

ヨヨヨ・ヨンセンエン!
1リットル入りだが10倍に薄めるとして10リットル分だが。
とはいえ値段を聞いてやめるものもなんだかだし、確かに酢の気は欲しいとこだし、
シークヮーサーはお気に入りだし、コロナのおかげで全然お金を使っていない。
ええい、左右見ずに舞台から飛び降りてやれ。

なんだかプラスティックのボトルをサービスで付けてくれた。
下の線まで原液を入れて、上の線まで水を入れるとちょうどいい濃さになるという。

「ただし、薄めたのは2~3日で飲んでくださいね」

それなら毎回1杯ずつ薄めるわ。






↑飲み終わったらもう一度献血してみようクリックしてね。




高かった
[ 2022/08/02 07:01 ] 健康 | TB(0) | CM(7)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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